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  • 2017年6月号 ブログ・アウトサイドストーリー131

    第21回税務会計系ブロガーサミットin 湘南 茅ヶ崎 冨岡弘文税理士事務所 代表税理士 冨岡弘文

    やっぱ、友達っていいよね~!

     

     ブロガーサミット2回目の幹事を終えての感想はこれに尽きます。

     2017年3月25日に行われたブロガーサミットin湘南 茅ヶ崎は、とってもハッピーな感じで、大成功! 大阪、富山、東京と、日頃は会うことのない業界人が、神奈川は湘南の茅ヶ崎で、ゆる〜く、のんびり語らう一日となりました。

    湘南サミットが決まるまで

     

     ブロガーサミットでは、懇親会の終了までに次回の開催地と幹事を決めるのがここ数年の流れとなってきています(その場にいないからといって、安全とは限りませんが)。前回の池袋サミットで、神奈川県の私にご指名が来たわけです。

     既に、横浜中華街サミットは実施済みで、どうしたものかと悩むところへ、「湘南が好き」という声が! 何だかうれしそうなおじさんたちのアタマには、ビーチを歩くビキニの姿が浮かんでいるんだろうな〜と気になりましたが、湘南サミットに決定しました。確定申告明けの3月末には、海岸には黒いウエットスーツのサーファーくらいしかいませんけどね。

     実は、地元では「湘南」と名乗れるのはどこまでかの議論がありました。このたび、東京オリンピックで神奈川県の海が会場になることをきっかけに、神奈川県より「湘南」の範囲が発表され、これによると、東京湾沿い以外の神奈川県の海岸は、全部「湘南」なのだそうです。

     鎌倉も湘南なら、春の大人の修学旅行と銘打った、大仏に会いに行く観光サミットを考えて、早速、会議室などの予約を完了しました。

     ところが、「湘南といえばサーファー」という連想で一緒に幹事をお願いした徳留新人さんが、大阪から実家の厚木に帰省したタイミングで打ち合わせをしたところ、「イースター島で知り合った、ユニークな社長が茅ヶ崎にいるんだけど」と。

     「1年かけて世界中を旅して回り、帰国後地元の茅ヶ崎で飲食店を多店舗展開していて、頼めば講師をしてくれると思う」という話が飛び出しました。冒頭の「イースター島で知り合った」という時点で「???!!!」って感じですよね〜!

     それは面白い話が聞けそうだと、鎌倉から茅ヶ崎へ行き先変更。新人さんと、「湘南らしく、ゆる〜い感じ」の茅ヶ崎サミットにしようと意気投合しました。

    プ㆑サミット、茅ヶ崎散歩

     

     当日は、幸いにも爽やかなお天気に恵まれました。JR東海道線の茅ヶ崎駅から、湘南の海岸まではゆっくり歩いて20分くらいです。

     午前の部、茅ヶ崎散歩は10時に改札集合。今回、高校生のお嬢さんと飛行機で参加された高岡(富山県)の坂野上さんは、さぞや早起きされたことでしょう。ほかにも前日から関東に入って宿泊した人、新幹線で駆け付けた人など、久しぶりの再会を喜びつつ、ひとしきりの挨拶が済んだら、いざ出発。

     駅前のロータリーから海に向かって延びる通りの名前が「加山雄三通り」だったり、「サザンストリート」だったり。実際は普通の商店街なのですが、街路灯の名前を見るだけで何だかウキウキしてきます。

     まず目指したのは、「開高健記念館」。作家の開高健は、1958年に芥川賞を受賞したのち、1965年にベトナム戦争に取材に赴き激戦を経験。アメリカ軍の作戦失敗の現場で、死と紙一重の戦争の恐怖を実際に体験した人です。1974年に茅ヶ崎東海岸に居を構え、亡くなるまで文筆活動にとどまらない、多方面での活躍を展開しました。私は、「オーパ!」など開高健の冒険的な活動や作品に学生時代に憧れていたので、幹事の特権で仲間を連れて初訪問を果たすことができたのは、とてもうれしいことでした。

     開高健記念館に併設の「茅ヶ崎ゆかりの人物館」を出ると、ちょうどいい塩梅にお昼時。ネットで当たりをつけておいた、近所の蕎麦屋さんが何ともいい感じでした。お品書きには酒の肴が並んでいます。「蕎麦屋って、もともと飲み屋なんだよね〜」とか、「朝から空港で飲んできました〜」とか会話も弾んで、ビールとお酒が進み、狙い通りの「ゆる〜い感じ」が現実に。

     その〝ゆるゆる〞が〝ヘロヘロ〞になる前に、いよいよ海岸へ向かいます。店の前から海に続く通りが、ちょうど烏帽子岩に続く道。木々の並び方のせいで烏帽子岩が近づくほど小さく、遠ざかるほど大きく見えるという構図の名所です。箱根駅伝のコースでもある国道を渡って海に出たら、まずは記念撮影! 春まだ浅い海岸は、ボードウォークを通るランナーのほかは、人影もまばらです。左手に江の島を眺め、サザンビーチを目指したあとは、サミット会場のお店へと、茅ヶ崎のお屋敷街の細い道を縫うように歩きました。

     かつては、大きな家が並んでいたと思われる街並みに、税理士たちの会話の中身も「ここって広大地だったんだろうね〜」と、ついついオタクに。時々出くわす大邸宅に、さらにテンションも上がるのでした。

    メインセミナー:波乗り社長と波乗り税理士の経営談義

     

     さて、今回のセミナー会場は、茅ヶ崎駅から徒歩数分にある「アジアン中華 加納ダイニング」。メイン講師である、株式会社加納食堂の代表取締役、加納利春さんのお店です。

     メインセミナーから参加の常連メンバーが駆け付けたり、地元から初参加のメンバーも集合して、ゆるゆるサミットは、まずは乾杯でスタートです(湘南散歩から参加の面々は、お蕎麦屋さんで「乾杯の練習」は十分にしていたのですが……)。

     株式会社加納食堂は、茅ヶ崎駅周辺に飲食店グループを展開。それぞれのお店は異なる個性で、現在5店舗からさらに次のお店の準備が進んでいるようです。茅ヶ崎の地元に根付き、精力的な経営展開を果たしている加納社長ですが、会った印象は「湘南のカッコつけないロコサーファー」という感じ。ご自身の生い立ちから、飲食業界へ進んだきっかけ、さらにはとてもユニークな体験や経営理念などをたっぷり語っていただきました。

     

    学生時代

     ふとしたきっかけで、卓球を始めた利春少年は、中学、高校と卓球部で大活躍。全国ランキング3位まで上ったそうです。高校卒業後の進路を考えたとき、勉強熱心で有名大学に進学した兄たちと比べ、卓球漬けだった自分には大学進学の動機が薄いことに気づき、興味を持っていた料理人の道を選ぶことを決心しました。

     

    飲食業界へ

     民間の飲食店グループ、そして青森県三沢基地の自衛隊食堂や米兵が集うバーでの経験を積んだのち、今後の人生を見直す時間をつくる決心をしました。1年をかけて世界一周旅行に出たのです。世界を見て、世界中で働いて、帰国後に自分が育った地元、茅ヶ崎で加納食堂を始めました。

     

    多店舗展開へ

     現在も、茅ヶ崎駅近辺で新しいお店を出店計画中の加納社長ですが、そもそもチェーン店のような仕組みをつくりたかったわけではないそうです。最初のお店を始めて、「どこにも無理がない、問題がないな〜」という感覚があり、これだったら、ちょっと違ったテーマのお店をもうひとつ出してもいいんじゃない?

     その繰り返しでそれぞれに個性が違うお店ができていったとのこと。その背景にある経営理念は「地元茅ヶ崎の街に求められているお店をつくること」。独りよがりではない、地域のお客様のニーズを嗅ぎとる感覚を大切にしてきた結果のようです。

     

    税理士さんに望むこと

     参加者から、「加納社長が税理士に望むことは?」との質問が。やはり、提案型の関与や、深いコミュニケーションを望むとのこと。ただし、顧問の税理士事務所のサービス内容を聞きますと、いやいや、かなりきちんとされている印象でした。

     

    徳留新人税理士

     ところで、加納社長にブロサミでお話ししていただくことを提案してくれたのは、今回の湘南サミット幹事を私と一緒に務めてくれた徳留新人税理士です。

     新人税理士自身が、とにかくユニーク(ブロサミメンバーは大抵みんなユニークなのですが!)。ブロサミ当初から、たくさんの税理士仲間と丁々発止のやりとりで、自他共に、日本一税理士の友達が多い受験生を自認。オンとオフの切り替えの見事さは見習いたいと思います。

     アジア各国を中心に、海外での波乗り旅は、宿も決めずに現地に飛び込み、そして現地の人と間違われるほど、溶け込んじゃう。多分、普段はスーツ姿で仕事をしているのでしょうが、仕事で会ったことがない私には、その姿は想像できません!

     加納社長と出会ったのは、モアイ像で有名なチリ領イースター島。空港では「変な日本人がいる」と、最初は敬遠していたけれど、なんたって小さな街なので、街を歩くと出会ってしまい、サーフィンなどで一緒に行動するうちに、すっかり意気投合したそうです。

     茅ヶ崎と大阪に離れて暮らすサーフィン仲間。時には加納さんのお店経営についての議論も交わされるとか。顧問契約ではなく、友人としての立場から、ざっくばらんに思ったことを言い合える関係は、社長さんの意思決定の参考になるのではと思いました。

     お2人の姿から、私もインスピレーションをいただいた気がします。

    懇親会

     

     お待ちかねの懇親会は、お店を加納食堂グループの唐揚げのお店に移して(既に「はしご」か!)。気取りがなく、とってもリラックスでき、お腹いっぱい。最高でした!

     加納社長は、今日初めて会ったとは思えない溶け込み具合でした。お店のスタッフとすごく目線が近くって、このあたりの関係の築き方がこの方の魅力なんだなと思いました。

     この場で、次回のブロガーサミット幹事はブロサミの母、木村聡子さんに決まりました。そして木村さんといえば、最近はブログの女王から、最強のカープ女子として世に知られるようになっていますね!

     次回のご当地は、広島東洋カープの本拠地、広島の予定です!

    がっつり&ゆるゆる

     

     最後に、2度目のブロサミ幹事を終えての感想を書きます。

     セミナーにしろ、何かの大会にしろ、イベント担当者の心理としては「自分が関わる以上、何としてでも盛り上げたい」「とにかく大勢の人を集めたい」という心理状況になります。

     私自身、横浜サミットを企画した際には、人集めに奔走し、大学生を含んだ参加者は40名を超えました。目に見える成果を目指して、セミナー形式か、パネルディスカッションか、はたまた参加型の取り組みかと、悩んだ末にメンバーのほか外部講師もお招きして、役立つお話をしていただきました。

     会場も、全国から来る人に横浜らしさを味わってもらいたくて、山下公園周辺や、本牧の倉庫を改造した店など見て回った結果、テレビで見た(自分では行ったことがない)中華街の高級店に決定。セミナーと懇親会の部屋を打ち合わせたり、学生と社会人とで参加費に差をつけたりするなど、孤軍奮闘した思い出があります。

     要するに、がっつり取り組み、「すごかったね〜」と評価してもらいたかったわけですね。

     あの時はあれでよかった。いい経験になりました。何事も、最初のうちは「全力、最大、ベスト」が最善の価値観。

     以前、ブロサミの父、大林さんが「本当は10人くらいがいいんだよね〜」なんていうのを聞いて、当時はあまりピンと来なかった記憶があります。

     今回「ゆる〜い感じ」の味わいを目指すことで、さらによい経験となりました。

     ブロガーサミットは、「かくあるべし」なんて決まりはありません。だけど、続けてきたことで、これまで参加したメンバーはユニークかつ強力です。これからも少しずつ仲間を増やしながら、楽しんでいきたいものですね。

    冨岡弘文(とみおか・ひろふみ)

    冨岡弘文税理士事務所 代表税理士。

    昭和35年生まれ。天秤座のO型。

    神奈川県立厚木高校サッカー部出身。

    現在の趣味は、大学から始めたテニスと42歳で始めたトライアスロン。

    トライアスロンはアイアンマンという長距離レース完走を毎年の目標にしてきたが、国内開催が消滅し、モチベーション低下。ゴールデンウイークは家族サービスに専念。

    茅ヶ崎方面はBIKE練習のお膝元。Facebookでは、実際に握手した方が「友達」のポリシー。

  • 2017年5月号 ブログ・アウトサイドストーリー130

    一人事務所のペーパーレス事情 白川浩税理士事務所 白川 浩

    新大阪の税理士白川です。早いもので初めて参加したブロガーサミットから7年が過ぎました。

     当時は勤務税理士でしたが、2011年に独立開業し、これまで一人事務所を続けています。今回は、一人事務所の僕が普段行っているペーパーレスの実際についてお話ししてみたいと思います。

    ScanSnapとドキュワークスの導入

     

     開業と同時にScanSnap S1500とドキュワークスを購入し、「事務所のペーパーレス化」に取り組み始めました。

     ScanSnapはPFU社製のドキュメントスキャナで、読み取った書類をPDFや画像などのデータに変換し、PC等で閲覧を行えるようにするものです。

     ドキュワークス(DocuWorks)は富士ゼロックス社製のソフトウェアで︑電子化した書類の閲覧や編集を行えるようにするものです。ドキュワークスの文書ファイルはPDFと違い、基本的にはドキュワークス内でしか扱うことができません。

    そのぶん、PDFに比べてとても扱いやすくなっています。

     この2つを組み合わせることで、「事務所のペーパーレス化」が大きく進みました。

     通常はScanSnapからドキュワークスに直接取り込むことはできませんが、それを可能にするソフトウェアが有料ながら2つあります。ひとつはSoftFarm社の「 直納☆ for DocuWorks」、もうひとつはScanSnapのPFU社製の「Scan to DocuWorks」です。前者は取り込み方法を細かく指定することができ、後者はScanSnapの会社ですから簡単に設定することができます。このどちらかがあれば、ScanSnapで取り込んだ書類をドキュワークスの文書ファイルとして取り込めるようになります。

    紙はまずスキャン、印刷は最初に紙では出さない

     

     ScanSnap→ドキュワークスの環境が整ったところで、届いた郵便物や紙の書類はすぐにスキャンすることができます。その際のファイル名は「ScanSnap Manager」という設定ソフトで日付と時間が自動的に入るようにしています。スキャン後に必要に応じて名前を付けます。保存の必要がない書類や紙はスキャン後すぐに捨てます。

     ドキュワークスをインストールすると「DocuWorks Printer」という仮想プリンタが作られます。これを使ってPCでの印刷を行うと、紙に出さずにドキュワークスの文書ファイルを作成できます。

     この「DocuWorks Printer」を「通常使うプリンター」とし、文書の印刷は紙で出さずにドキュワークスの文書ファイルに出す習慣を付けます。最初は違和感を感じますが、すぐに慣れると思います。ウェブ上のPDFも印刷するとドキュワークスのファイルとして登録できます。PCで印刷した物をScanSnapでスキャンするということはしません。

     元帳や申告書などのチェックでも、最初はドキュワークスに出します。

     官公庁に出す書類には独特のフォーマットのものがあり、これまでは印刷した紙に手で文字を書き込むしかありませんでした。

     ドキュワークスには「アノテーション」という文字を入れたり、スタンプや付箋を追加する機能があるので、このような書類なら一度ドキュワークスに出して文字を入れれば、大半の書類をこれで作ることができます。できた文書をPDFに変換して顧問先にメール等で送信、印刷して押印・提出ということが可能になります。追加した文字は後で訂正もできるので、枚数が増えてもあまり手間になりません。

     他にも文書を束ねたりバラしたり順序を変える、ということがマウスのドラッグアンドドロップで簡単にできるのも、ドキュワークスを使う理由のひとつです。

     このように文書は「まずドキュワークスに出し、必要に応じて紙に出す」ことを徹底して行っています。

    デュアルディスプレイやファイル管理

     

     ペーパーレスを進めるにあたり︑どうしても必要な物があります。それは2つ以上の画面を使うデュアルディスプレイの環境です。僕は今は12インチのノートパソコンの画面と、27インチのディスプレイを使っています。

    27インチのほうは1画面で使うこともあれば、2つのウインドウを左右に並べてノートと合わせて擬似3画面で使うこともあります。決算書や勘定科目明細書、申告書のチェックにはこれを使うことが多いです。PCのWindowsキーを押しながら左右のカーソルキーを押すたびにウインドウが右半分や左半分と動くので、この移動もマウスは使わずにショートカットキーを使うようにしています。極力マウスに手を動かさないほうが作業も早く進みます。

     作った文書の管理ですが、基本的に顧問先ごとにフォルダを作り、出した後は速やかに移動させて「迷子」にならないようにします。文書名はScanSnapからの取り込みと同様に必要に応じて付けるようにします。

     ポイントは、出力後の文書が集まる一番上のフォルダをすぐに空(カラ)にすることです。顧問先のフォルダの下はあまり細かくならないよう、探すのにも困らないように考えながらフォルダを作っています。多くなったら年ごとにまとめたり、何年か前のものは「旧フォルダ」に移してできるだけスッキリさせておきます。

     フォルダ内では作成した日付が新しい順、古い順などの並べ替えができますので、探し方に応じて並べ替えます。

     作った文書ファイルは基本的に捨てません。細かく整理するのもよいのですが、整理よりなくさないことが自分にとっては重要なのと、今のハードディスク・SSDなら容量不足になることも少ないので、無理にこれで容量をひねり出すこともないと思います。ちなみに今は512GBのSSDを半分ほど使っています。もちろん、ファイルのバックアップには万全を期しています。

    紙はどうしているか

     

     最初にも書いたとおり、スキャン後に不必要な紙はすぐに捨てます。また印刷した紙も使い終わったらすぐに捨ててしまいます。いわゆる元帳の裏紙ももったいないけどすぐに捨てます。今の環境ならコピー用紙を大量に使うわけではありませんし、紙を入れ替える手間や置き場所のことを考えると、捨てるのが一番という結論に至りました。

     宛名の入っている封筒や使い終わりの元帳などは、もちろんそのまま捨てずにヤマト運輸の「機密文書リサイクルサービス」を使っています。これは紙を専用の箱に捨て、封印して引き渡せば未開封のまま溶解処理するというものです。封印前の箱は組み立てると隙間が少しできるので普段は机の横に置いておき、不要な紙を箱に入れ、いっぱいになったところで引き渡します。預かった書類もスキャンできるものはスキャンしコピー等なら捨てる、原本なら速やかに返却することを徹底しています。

     ただし、完全なペーパーレスというのも不可能ですし、紙を全部否定するつもりもありません。

     顧問先にお渡しする申告書等の控は全部紙で渡しています。とはいえ、現在、税務はほとんど電子申告を使っていますので、自分用の控を印刷して渡しているのにすぎません。特に税務署で日付印をもらってはいないので、万一なくされても印刷し直せば済みます。全部PDFファイルにしてCD-ROMと納付書だけ渡してもよいのですが、さすがの僕でもそれには抵抗があります(笑)

    (控のPDFだけをメールで送るだけでOK、というお客さまも実際にはいます)。

     このあたりは事情と相談して進められればよいかなと思います。

    ペーパー㆑スの効果

     

     ペーパーレスが進んだ結果として、「書類を探すのに席を立たなくて済む」ということがありました。開業以来のほとんどの書類がPCの中にあるので、座ったままで探すことができます。何げないことですが、これはかなり大きいと思います。一般的にビジネスマンがモノを探すのに使う時間が1年間で150時間といわれていますので、これをかなりの割合で減らしているはずです。

     他にはメモ書きでも、まめにスキャンするようになりました。メモをPCやスマホで整理するのもよいのですが、その前段階として確定申告期のような繁忙期には今日やることや、顧客別の作業リストを無印良品のチェックリストに書き出したりすることがあります。年に何回もやらないような作業を書き留めておくと、次回にメモを見ながら取りかかれるので、思い出す時間のロスや作業漏れなどのミスも減らすことができます。時間があればPCでメモをもとにチェックシートを作ることもできます。こういうメモのスキャンにはScanSnapのiX100を使っています。

     6年前の開業当初と比べてもいろいろなハードやソフトウェア︑インターネット上のサービスが出たり消えたりしています。ある程度形にはなったかなと思ってはいますが、まだ何かよい方法はないかと考えることもあったりします。

    これが正解ということでもないと思っています。

     長々と書き連ねてきましたが、これが少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

    最後にブロサミのこと

     

     この原稿を書いているのが3月22日です。何もなければ(笑)、数日後には第21回税務会計系ブロガーサミット㏌湘南に参加しているわけで、場所は茅ヶ崎という、何十年前(!)にサザンの歌で初めて知った場所に初めて足を踏み入れることになっています。行ったことのない場所に行けるのがブロサミの魅力のひとつでして、普段は会えない人も多いですから、とても楽しみにしています。私自身も多くの出会いがあり、普段は一人で仕事をしているので、より一層刺激になり、仕事の参考になることも多々あります。人付き合いが決して上手なほうではない私ですが、ここのとてもよい空気感を気に入っています。

     次回の場所は程なく決まると思いますが、初参加の方、大歓迎ですので、迷っておられる方は是非お越しいただきたいと思います。

    白川 浩(しらかわ・ひろし)

    1966年7月7日宮城県生まれ、香川県出身。平成2年龍谷大学経営学部卒。大学在学中に日商簿記1級を取得し、税理士試験の受験を始める。1998年に税理士登録。

    大阪市内の税理士法人に勤務後、2011年大阪市中央区本町にて白川浩税理士事務所を開業、2014年事務所を新大阪(大阪市淀川区)に移転し、現在に至る。2015年より求職者支援訓練校で非常勤講師を務める。他には初級システムアドミニストレータと英文会計検定BATIC(Accountant Level)。

    ブログ: 新大阪の税理士のITメモランダム

    HP

    Twitter:@hiro0707tax

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  • 2017年4月号 ブログ・アウトサイドストーリー129

    常識を疑ってみよう こちら中小企業総務部 不破茂夫

     みなさん、こんにちは。こちら中小企業総務部の岐阜の不破茂夫です。実務経営ニュースの読者のみなさまは会計事務所の関係者が多いと思いますが、確定申告業務おつかれさまでした。消費税の申告がまだ一部残っているかもしれませんが、取りあえず一段落されたことかと思います。

    当たり前、もうない

     

     今年の元日の日本経済新聞のトップ記事を見て少しビックリしました。見出しに「当たり前、もうない」と書いてありました。今まであったものがITの進歩により当たり前でなくなっていくというのです。当たり前の常識はどんどん変わっていきます。

     例えば、自動車がガソリン車から電気自動車に代わっていくと、消えていくと思われる大手自動車部品メーカーがあります。今は売上も多いのですが、このままではこの状態はいつまでも続きません。その会社は既に、自社の得意としているある技術を生かして異業種に転換しようとしています。

     また、モノとインターネットがつながるIoTによって、新しいサービスがどんどん生まれています。例えば、路線バスとインターネットが結びついて、バスの運行状況がスマホなどで確認できるサービスなどがあります。

    消えていった仕事

     

     さて、最近は人工知能(以後、AIと書きます)がどんどん進化しています。テレビや新聞などのニュースでは、「AIが囲碁のプロ棋士に勝利した」という記事のようにAIの話題が連日取り上げられています。

     そのなかで気になるのは、「AIに取って代わられる仕事・職業」という種類の記事です。一昨年あたりから何度も見かけました。それらの記事にはさまざまな仕事が取り上げられていて、その仕事がAIに取って代わられるようなことが書かれていますが、そこに携わる人はどんな思いで記事を見ているのでしょうか。

     私は会社で総務の仕事をしていますが、事務処理が多く、見る人が見ると事務員という感じです。消えていく仕事として一般事務員や経理事務員が多く登場していますので、私も近い将来AIに取って代わられているかもしれません(笑)。また、税理士という職業もAIに取って代わられる職業によく出てきます。取って代わられるといっても、今までにも技術の進歩、新製品の登場、時代の流れなどで消えたり、縮小していった仕事や業界はいくつもありました。

     例えば、ATM(現金自動預払機)の登場・普及によって、金融機関の窓口業務をする人(主に女性)が減りました。なんせATMは指定した金額をすぐに払い出してくれますし、店舗が終わったあともいやな顔もせず残業や休日出勤をしてくれます(笑)。それに伴って窓口業務の人だけでなく、金融機関が採用人数を減らした影響で、商業高校に進学する学生が減り、商業科の先生も減りました(昔は商業高校を卒業して金融機関に勤める人が多かったのです)。

     また、自動販売機の登場・普及によって、食料小売店が減りました。さらに、インターネット通販の普及・拡大によりリアル店舗に行かなくてもモノが買えるようになったので、小規模の各種小売店は減ったように思います。書店などがまさに当てはまります。

     通信業界にいたってはものすごい変化です。かつては電電公社の黒電話の時代が長らく続いていました。家族で電話を共有するという考え方から、電話を1人1台持つという考え方に変わったため、テレホンカード利用型公衆電話の登場をきっかけに、ポケットベル、携帯電話(ガラケー)、スマートホンと変わってきました。そのたびに、古い製品の仕事に関わっていた人は減っていきました。

     そして、読者のみなさんに関係する経理事務員も減ったのではないでしょうか。昔は手書きで現金出納帳、預金出納帳、得意先元帳を記入し、電卓やそろばんで集計していました。また、取引ごとに振替伝票に仕訳を記入して、その伝票を集計して試算表をつくっていました。その後、徐々にコンピュータ会計が普及してきて、手書きのものが減り、事務処理時間が短縮され、集計の正確性も向上してきました。その影響で経理事務員の数はかなり減りました。

    一方で増えている仕事も

     

     それでは、いろいろな職種で既存の仕事がAIに取って代わられたら、その分失業率が増えて働けない人が増えるのでしょうか。先ほど登場した、消えたり・縮小していった仕事や業界がある一方で、改革して生き残っている仕事や業界もあります。

     金融機関は、保険や投資信託等を販売したり、資産運用や相続対策のコンサルティングをするなど、銀行および子会社でサービスを拡大して規模を拡大することで雇用を増やしています。

     小規模小売店は減っている一方でコンビニエンスストアが台頭し、今では当たり前の24時間営業、新聞や書籍の販売、金融機関しかできなかった公共料金の取り扱いやATMの設置などさまざまなことに取り組み、サービスを向上させてきました。業界自体も拡大し、多くの雇用を生み出しました。

     運送業の人員も増えています。かつては、企業向けの運送がほとんどでした。しかし、郵便局のほぼ独占だった宅配サービスに一般の運送会社が参入し増えてきたため、インターネット通販などの拡大もあって、トラック運転手や出荷作業員が増えました。

     製造業は手作りでやっていた生産作業を自動機やロボットに代えたため、手作業をしていた作業員が減りました。一方で、人がやる作業内容も力仕事や単純作業が減って、自動機のオペレートや保全管理などの業務が多くなったため、それに携わる人が増えました。そして、メーカー自体も生産量が増えたため、販売、流通、管理等の人員が増え、会社の規模も大きくなり、大企業が増えてきて、雇用も拡大しました。

     結局、今までは新しい技術の登場で消滅・縮小した仕事がある一方で、誕生・増大した仕事もあり、失業率が増大しているわけではありません。我々は常に新しいものを生み出して、働ける環境をつくっているのです。

    だから常識を疑ってみよう

     

     とはいえ、ある程度AIが普及してくると、AIを使って仕事をする人とAIに使われて仕事をする人に分かれてきて、貧富の格差が今以上に広がるのではないかと思います。今後は「スキルアップすること」と「常識を疑うこと」が大事になるのではと思います。AIに取って代わられないよう「当たり前、もうない」と常識を疑って行動してみましょう!

    不破 茂(ふわ・しげお)

    岐阜県岐阜市生まれ。現在、岐阜県内の従業員120名の中小企業の総務部に勤務。総務の仕事だけでなく、経理・労務・人事の仕事も担当。現在、行政書士の資格取得のため勉強中。資格取得により実務能力のさらなる強化を目指す。税務会計系ブロガーサミットには第1回から参加。

  • 2017年3月号 ブログ・アウトサイドストーリー128

    ご当地訪問も魅力! 税務会計ブロガーサミット 冨岡弘文税理士事務所 代表税理士 冨岡弘文

     第21回税務会計ブロガーサミット幹事の冨岡です。次回ブロガーサミットは、湘南サミット!

    日時は2017年3月25日土曜日、午後3時頃から、茅ヶ崎駅近くのお店で開催します。今回も、たくさんの出会いがあればいいなと期待しています。詳しくは「ブロガーサミット」で検索を!

    ネットの繫がりと、リアルな繫がり

     

     ところで、ネットのすごいところは、地球上の何処にいようとほぼリアルタイムで繫がれることですね。私には、ブロガーサミットを通じて知り合った税理士仲間が日本全国にいるのですが、フェイスブックで繫がっていると距離を全く感じません。

     だけどそれは、実際に会ってリアルな実感を得たうえでの距離感。いくら写真情報の掲載がお手軽になったといっても、名刺交換したり、握手したり、実際に会ってお話をした感覚までは伝わりません。私自身は、フェイスブックの「友達」も実際に会ったことを重視しています。もちろん、SNSの使い勝手は人それぞれだと思います。

     「ブロガーサミット」の名付け親でブロサミの母でもある木村聡子さんによりますと、税務会計系ブロガーサミットは、2006年3月、ブログで出会った同業者が「ちょいと確定申告の打ち上げでもやりましょうか」とウェブ上で連絡を取り合い集まったのが始まりとか。洒落っ気で「ブロガーサミット」と仰々しいネーミングにしたそうです。日頃、情報発信をしている方々ですから、柔らか頭で、行動力があります。宴会のついでに情報交換、ちょっとした企画を思いついて……と、瞬く間にとても有意義な集まりになったのだと思います。

     私自身の初参加は、2008年9月の第6回神戸サミットです。この時受けた衝撃は、本稿109号(2015年7月号)に「熱狂の神戸・運命の2008年」として寄稿しました。それまで抱いていた税理士のイメージを超えた、まさにカルチャーショック!

     そしてその後に続くたくさんの出会いが、今の私の事務所経営の根幹となっていることは間違いありません。私と同様なことを感じているブロサミ仲間は本当に多く、過去のブログ・アウトサイドストーリーでもこのあたりの実感が語られています。

     さりとて、知り合いが全くいない中に一人飛び込むのは勇気が要るもの。この記事を読んで興味を持たれた方は、私や、常連のブロガー税理士さんにメールなどで連絡をくださるのも良いと思います。

    勇気を出して参加した神戸サミット

     

     かつての私も、神戸サミットでの初参加に際してはかなりの勇気が必要でした。この時のテーマは、本の出版やセミナー開催の経験談のパネルディスカッション。当時の私には、本を書くとか、セミナーを開くなんて別世界のお話です。すごいなーと感心するばかり。

     そして当時の私は40代後半。参加者の中では、オヤジ度、高かったと思います。こちらは年齢を気にしなくても、他の方から気を使われたり、煙たがられたりするかな、しかも新横浜から新幹線に乗って行くなんて。

     でもね、そんな気苦労は全く無意味でした。年齢や仕事の様子なんて話題にもならない。そもそも呼び合うのも「さん」付けが基本。とてもフラットです。そのユルイけど、洗練された感じが知的で、大人な印象を持ちました。

     その時思い切って参加したことが、私のその後の税理士人生を大きく変えたわけなんです。実際、遠い国のことと思っていた自分も、ここ数年は、相続対策や経営者向けなど、年間を通じて多くのセミナー講師を務めていますから、われながらビックリです。

    私の人生を変えた2つの体験

     

     私がブログを始めたのは2006年8月です。この年の5月には、やはり自分の運命を変えた出来事がありました。それは、20代のころから憧れていた、トライアスロンのアイアンマン・ジャパンに初挑戦して、当時、制限時間だった15時間の7分前、14時間53 分でギリギリ完走できたことです。

     税理士を志した20代。受験と修業でいつも何だかやりきれない気持ちが続く30代。2002年にようやく税理士登録ができた時には、新たな人生が始まった気分でした。

     2004年に短い距離のレースをいくつか経験し、憧れの大会へ思い切っての挑戦でしたが、「アイアンマン」は甘くはなかった。最後の5キロは制限時間との戦いに、「ここで諦めたら、生まれ変われない!」と泣きながら走った記憶は忘れられません。今にしてみると、要するに「準備不足」なわけですが、わが人生では稀有な成功体験となりました。

     その後の税理士としての活動をするうえで、「所詮は人間同士、人に上下があるわけではない」という人間哲学や、「泳いで走って、体力だったら負けないぜ」といった、税理士的には根拠がないけど、根っこの部分の自信がつきました。余計な遠慮や、虚飾を無意味と思える価値観を与えてくれたと思います。さらには、トライアスロンは自分自身が自然との関わりで行うレースなので、税理士として「自立」していることへの拘りも高まったように思います。

     アイアンマン完走によって、目の前の人がお金持ちだろうが、お偉いさんだろうが、東大卒の肩書きがあろうが、大して気にならなくなりました。社会的地位が高くなったわけでも、税法知識が豊富になったわけでも、ましてや収入が増えたわけでもありませんけど、「オヤジだから」とか、「未熟だから」とか、そういうことを気にしなくなりました。実際のところ、そういう気後れには何の意味もないのですね!

     トライアスロンのお話は既に寄稿済みですが、ランニングや水泳といったスポーツを日常生活に取り込むことは絶対お勧め! 税理士業というか、経営者には仕事の面でも有効なので、機会をいただけたらいつでも伝道をしたいものと思います。

    仕事にも役立つブロガーサミット

     

     ブロガーサミットは、あくまでもゆる〜いイベントなので、必ずしも成果を狙ったものではありません。それでも、個性的な人には、個性的な知り合いがいて、とても有益な話が聞けたり、能力開発やMAS業務に使えそうな技の披露があったりと、仕事に役立つ情報も満載。税理士業界の将来について語り合ったり、事務所経営のコツを披露し合ったり……。

     特徴的なのは、大阪での「ワールドカフェ ミーティング」、名古屋での「レゴを使って効率化について学ぶ研修」。どれも面白く、勉強になりました。マインドマップについて学んだのもブロサミがきっかけ。事務所の会議に導入して、かなりの成果を得ることができました。番外編では、スプーン曲げの伝授や、前回の池袋でのルービックキューブの実践指導などなど。

    日本全国ブロサミの旅

     

     ブロガーサミットの魅力のひとつは、滅多に行かないところに行けること。私のような地元密着型の事務所では、滅多なことでは新幹線にも乗りません。全国から同業者が集まり、貴重な情報交換をする。これって経費でOKですね?

     全国にいるメンバーがそれぞれの地元で開催するブロガーサミット参加は、その開催地を訪れる機会でもあります。懇親会での思い出や、併せて行った観光にも思い出はたくさんあります。

     私の思い出のブロサミ観光№1は、2015年3月の富山サミット。まだ新幹線の開通前で、ぐるりとのんびり列車の旅も楽しく、幹事の坂野上さんが車を運転してくれて、合掌造りなど観光できたのが最高でした。懇親会で食べたホタルイカの美味いしかったこと!

     ビックリ体験No.1は、近藤さんがセッティングしてくれた京都サミット。とってもきれいな舞妓さんを呼んでくださり、もう、ドッキドキでした!

     札幌や福岡で開催した時には、私はまだ参加していなかったのが悔しいです。今後は、「元祖カープ女子、木村聡子と行く広島球場応援サミット」「道後温泉、坊ちゃんサミット」などの企画が噂されております!

    湘南サミット開催へ

     

     ブロガーサミットの幹事は、サミット終了後の懇親会あたりで決まります。幹事さんが次回の幹事を指名するケースが多いのです。

     今回は、池袋サミットの懇親会、下馬評では大阪から参加の白川さんかと思われましたが、「東京と大阪が多いのではないか?」「もっと地方に行きたい!」との声が上がり、神奈川の冨岡がクローズアップされたわけです。実は、私は既に横浜サミットを開催したことがあり、ちょっと困りました。

     「相模原でいいじゃん」との声もありました。そういえば北陸新幹線開通を記念したブロサミ開催もありましたが、相模原にリニアモーターカーの駅ができるのは30年も先の話……。そこで飛び出したのが「湘南に行きたい!」という声です。神奈川→湘南。まあ、湘南ってちょっと素敵なイメージなんでしょうね?「湘南」を名乗れるのはどこまでかという地元民の議論もありますが、神奈川県はオリンピックを見据えて「相模湾に面している一帯全部を湘南とする」と見解を出したみたいです。

     当初私は、鎌倉を候補地に考えました。なんたって、誰でも知ってる、修学旅行で来たこともあるかもしれない観光地。江ノ電に乗って、大仏とお寺、最後は鶴岡八幡宮。黄色い旗を持って案内すればいいかなと。でも、「湘南」のイメージから懇親会参加メンバー全員が思いつく、ブロサミ常連メンバーを忘れるわけにはいきません。一昨年、日本一税理士の友達が多い税理士試験受験生を見事卒業した徳留新人さんです。一年中真っ黒で、東南アジアの国で現地人と間違われる、放浪のサーファー。「湘南→サーフィン→アラト」。湘南サミット2人目の幹事に、アラトはマストの存在だとその場にいた皆の意見が一致したわけです。ちなみに、徳留さんは、前回(2017年2月号)エッセーを寄せています。

     アラトさんは、厚木出身、座間高校サッカー部、現在サーファー。私は厚木高校サッカー部、現在トライアスリート。なんとなく人種が似ていて話が早い。大阪在住のアラトさんが、実家の厚木に帰省した際、お互いの真ん中の海老名で会って打ち合わせをしました。するとアラトさん、「イースター島で知り合った人が、茅ヶ崎で飲食店を数店舗やっていて、話が面白いんだけど」。私のアタマは、モアイ像の顔でいっぱいになり……、そりゃ面白そう♪

     そういうわけで、ブロサミらしく話は決まり、2017年3月の湘南サミットは茅ヶ崎で開催することになりました。そのあとは、横浜にサッカーをしに行くというアラトさんのお時間まで、いきものがかり、サッカー、サーフィン、トライアスロン、そして共通の友人の噂話に花が咲きました。

     さて、茅ヶ崎ですが。茅ヶ崎といえば、加山雄三? 雄三通りで海に向かうか? やっぱりサザン?サザンストリートを抜けて、烏帽子岩を見に行くか? ユーミンだって懐かしい、「サーフボードなおしに〝ゴッデス〞まで行くと言った〜♬」。歌に出てくるJR相模線はユーミンの実家の八王子から、終点は茅ヶ崎。神奈川県では珍しい単線で、乗り降りの際には自分でボタンを押してドアを開けます。海沿いの国道は、ロードレーサー乗りのメッカ。トライアスロンショップもご案内できますよ。開高健記念館や、有名人所縁の邸宅を見るのも楽しいかも。

     湘南といえば、ヨット、サーフィン、江の島、海水浴……。多くの人のイメージはこんな感じ? 海遊びには少々早いのが残念だけど、きれいですよ、相模湾。熱心なサザンオールスターズのファンならともかく、こんなきっかけがないと茅ヶ崎なんて来ることないかも? 確定申告明けには、ブロガーサミットで、Let's胸騒ぎ‼

    冨岡 弘文(とみおか・ひろふみ)

    冨岡弘文税理士事務所 代表税理士。

    昭和35年生まれ。天秤座のO型。神奈川県立厚木高校サッカー部出身。青山学院大学硬式庭球同好会JUNEを経て、現在は、トライアスロンチームJOY所属。チームのモットーは「一度だけの人生、楽しんだもの勝ち」。

    個人事務所ながら、事務所出身の有資格者6名体制で地域密着のサービスを提供。近年は相続対策や、経営者向けなどのセミナーを年間50本以上実施。日々の仕事の励みとして、スイム3.8km、バイク180km、ラン42.2kmの、IRONMAN Japantriathlon完走を目指したトレーニングを日課にしてきたが、昨年来、北海道の開催地事情による中止状態が続き、モチベーションが上がらない日々を過ごす。密かに海外レース進出を画策中?

    フェイスブックでは、実際に握手した方が「友達」のポリシー。

  • 2017年2月号 ブログ・アウトサイドストーリー127

    ブロサミメンバーへのメッセージ ウエキ税理士法人 德留新人

     平成28年12月16日に平成28年度の税理士試験の合格発表が官報でありました。そこに、普段から仲良くさせていただいている税理士事務所の職員さんの名前を発見。自分が合格した時と同様、心の底からうれしく思いました。この方は、毎月1回税理士が集まる勉強会に、事務所の税理士先生と一緒に毎回参加されていました。日頃、事務所の職員という立場ですと、有資格者が集まる場に行く機会は少ないものです。また、資格を有していないことから、そうした場に参加することにはなかなか積極的になれないものです。ただ、その方は大事な税理士試験の直前にあった勉強会にも参加されていました。そのような姿が、自分の受験時代と重なったのです。

     私にとって、ブロガーサミットは、そうした会のひとつでした。税務会計系のブロガーが集まると謳われた第1回のオフ会が平成18年3月に東京で開催されましたが、参加者は有資格者が圧倒的に多かったです。そのなかで、多くの先生方が当時受験中だった私にとても親切に接してくださったことで、強く税理士になると誓うとともに、この業界に希望を持ったものです。

     苦節12年の受験時代のうち、9年間もブロガーサミットと関わっていたのですから、本当に多くの先生方から影響を受けました。特にブロガーサミットを大林先生と一緒に立ち上げた木村先生が仰っていた「税理士を目指した時点でみんなライバル」という言葉が印象的でした。

     税理士事務所の職員はまだ見習いで、少し格下の扱いをされることが業界のなかでは多かったのですが、ブロガーサミットで出会った先生方はこうした考え方がなく、対等に扱ってくださったことを本当に感謝しています。

     そこで今回はせっかくの機会ですので、影響を受けた皆様にメッセージを残してみることにしました(笑)。

    大林先生

     まずは、このブロガーサミットを立ち上げていただきありがとうございました。大林先生と木村先生が立ち上げてくれたこの会のおかげで、本当にたくさんの先生方と素敵なご縁をいただきました。

     ちなみに、受験時代に理論暗記に苦戦していた私に、「彼女の声で理論を吹き込んだテープを聞いたらスグに覚えられるよ」とのアドバイスは全く効果がありませんでした(笑)。

    木村聡子先生

     「受験に関しては全く心配していない。あなたはいつか税理士になる人だから」と木村先生から言われたことがあります。実は、受験に関して全く同じ言葉をかけてくれたのがうちの所長とさいあきさんです。実は、この3人が同じことを言ってくれたのが受験時代の自分にとっては何よりの支えになっていました。ありがとうございます。

    吉澤先生

     ブロガーサミットで先生に出会えてよかったと思った人は、私以外にもたくさんいると思います。それだけ、多くの人に影響を与え、かつ、尊敬を集めている先生と出会えて本当によかったです。来るもの拒まずで、ご自身の経験を惜しみなく教えてくださる先生の姿勢は、理想の姿であると同時にカッコイイと思います。

     これからも、何かあれば、真っ先に相談をしようと思っていますので、よろしくお願いします(笑)。

    中川先生

     福岡ブロサミの時は自宅に泊めていただき、大阪に来られた時はとことん飲み明かし、必ず税理士になれと先生に応援してもらっているだけで百人力でした。また、合格時にもお花をいただきありがとうございました。直接会っていろいろと話したいこと盛り沢山です。

    日野上先生

     大阪の大御所先生とわざわざ東京ではじめましてのご挨拶をさせていただくとは思いませんでした。また、第2回のブロガーサミットの幹事としても大変お世話になりました。先生の事務所の新入所員募集に応募して落選したことは今ではよい思い出です(笑)。

    柳澤先生

     ひとつ年上なのに、こんなにすごい先生がいるのかと思ったのが率直な印象です。試験前にはいつも気にかけていただきありがとうございました。先生のその想いに応えようとしたから合格できたのではないかと本気で思っています。

    一柳先生

     ご無沙汰しています。元気にされていますか(笑)。「頼まれ事は試され事」、先生から教えていただいたこの言葉、今とても活きています。ありがとうございます。

    小松先生

     自分が想像していた税理士像を大きく超えた方でした。税理士業界でこんなに面白い人がいるんだと思ったのが印象的でした(あっ、いい意味でです)。また、機会があればぜひお会いしたいです。

    杉田先生

     オフ会のブロガーサミットで気さくに話しかけてくださった先生の存在があったので、受験中の身にもかかわらずうまく会に溶け込めたと思っています。面倒くさい5296さんのお相手もありがとうございました。

    石原先生

     ブロサミ後に、絶対にもう一度会う人だと思ったのですが、それっきりですね(汗)。ぜひ、一度ゴルフでお相手お願いします!

    千春

     生きてますか? それなら、いいです。

    福本先生

     第1回の関西ブロサミメンバーは、なぜか印象深いです。ママをしながら試験に合格した体験談を聞いて、自分自身が非常に甘い考えをしていたと思い直すキッカケになりました。その後、お会いできていませんが、MGなどでご活躍のようでうれしいです。

    皆本先生

     官報に知った人の名前が載ったのを見たのは先生がはじめてです。同じクラスで勉強していましたので非常によい刺激をいただきました。あっ、この記事を書き終えたら、ご依頼の記事を仕上げますので……(汗)。

    不破さん

     私以上のブロサミ常連者にメッセージを送るのもおこがましいですが……(汗)。初期のメンバーがどんどんいなくなるなかで、不破さんの存在はありがたいです。第2回の時のブロサミ会場を下見されたブログ記事を読んだ時は幹事一同驚きでした(汗)。

    明石先生

     ブロサミで知り合った先生方の中でもとても話しやすかったのが先生でした。日野上先生の事務所見学会の前に、受験についていろいろと相談をさせていただいて気持ちがすっきりしたのを今でも覚えていますし、あれで、いろいろと救われました。ありがとうございます。

    飛鳥さん

     同じ事務所職員として共感するところがたくさんありました。自分が独立するときは、飛鳥さんみたいな人が来てくれたらなぁと思っています。

    秋山さん

     そういえば、ブロサミがキッカケなんですね。秋山さんは、同級生ですが何歩も先を進んでいる同業の先輩です。これからもよろしくお願いします‼ってか、あんまり引き離さないでくださいね……(汗)。

    IKEさん

     受験中も受験後も密かなライバルです(笑)。公私共にお互い切磋琢磨できる関係でいられればと思います。

    おかっち

     っしゃぁあああああ!!!!!

    屋宮先生

     とある先生がブロサミに参加して一番よかったことは先生に出会えたことだと言っていました(笑)。僕も同じです。合格時には、大阪に来てくれてありがとうございました。南の島のたったひとりの会計士が映画化されたら主役やりますので‼

    加藤厚先生

     元祖ブロガー税理士は、先生だと思っています。画像満載の先生のブログをよく読んでいました。先日は、久しぶりにお会いできてうれしかったです。

    かやさん

     永遠のライバルです、はい。

    日下先生

     税理士になる前からも税理士になってからもいろいろな場所で先生の存在を知る機会があり、非常に勉強熱心な先生だなと感じています。今後もご一緒する場があると思いますので、よろしくお願いします。

    ユタさん

     ユタさんをブロサミに誘って本当によかったと思っています。ユタさんからは、いろいろなご縁をいただいて感謝しています。引き続き、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

    熊谷先生

     先生とも出会いはブロサミなんですね。今は、別の勉強会でお会いしていますが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

    こぐまさん

     お互い、税理士になれてよかったですね(笑)。これからも引き続き切磋琢磨していきましょう‼

    近藤先生

     先生ともブロサミがキッカケなんですね。先生をキッカケに本当にいろいろなご縁をいただいています。ありがとうございます。これからも税理士らしくない税理士代表として期待しています(笑)。

    5296さん

     次回、湘南ブロサミです。必ず来るように。

    西浦さん

     大阪ブロサミではお世話になりました。その後、いろいろな展開があったようで、またお話を聞いてみたいです。大阪に来た時にはぜひお

    声がけを。

    伊藤温志先生

     事務所の急成長の秘訣をぜひまた教えてください。最近は、フェイスブックでの情報ばかりですが、超刺激受けています!

    鎌田先生

     先生には、早く会いに行かなければと思っています。あの日、東京駅で会っていただけて、いろいろと救われました。息子さんに負けないように頑張ります‼

    坂野上先生

     レガシーから新商品案内が届いた時に、先生が講師担当だったので事務所で鼻高々でした。ブロサミつながりの先生が活躍していると、事務所のなかでなぜか自分の株が上がる不思議があります(笑)。

    佐藤亜津子先生

     いろいろと男前ですよね(笑)。でも、仕事も子育てもプライベートも充実している先生は、自分の目標でもあります。また、大阪に遊びに来てください。

    高井先生

     歳の近い先生の活躍には刺激を受けています。先生の存在は、早く受験を終わらせなきゃと強く思うキッカケになりました。また、機会があればゆっくりお話をしてみたいです。

    山本先生

     税理士試験後の夏休みに旅していたカンボジアで先生の本を読んだことは忘れない思い出です。出口の見えない受験生活でしたが、先生の本に出会えて希望を持てました。その後、旅先で会った若者に先生の本をあげたのですが、彼は今どうしているのでしょうか?(笑)

    小長光先生

     じぇーりっさんのブログのファンです。この業界に対して愛があるからこその意見がとても共感を覚えるものばかりで、勉強になることが多々ありました。先生の考え方をブログを通して知ることができたことで、私自身は試験に対するモチベーションが非常に上がりました。ありがとうございます。

    前島先生

     いまだに北海道で知っている税理士といえば先生だけです。先生が幹事をするとのことで札幌まで行ったのもよい思い出です。その後の活躍も大変刺激になっています。

    木村建太先生

     以前にもお伝えしましたが、先生のブロガーサミット・リレーエッセイがなければ苦しい受験生活を乗り越えられなかったかもしれません。あのメッセージは、経験者でなければ出てこないもので、自分自身の胸に突き刺さりました。本当にありがとうございます。そして、これからもいろいろと助言をいただける関係でいられればと思います。

    大末先生

     自分が独立した際には、先生の事務所運営に関してのノウハウ(というか、苦労話?)をぜひ聞いてみたいです。近い年齢の先輩方の活躍ぶりには非常に刺激を受けます。今後ともよろしくお願いいたします。

    前田先生

     京都ブロサミでの大活躍を見てこの先生はすごい人だと思いました。その後、税理士法人 ほはばの大躍進を見聞きして大変刺激を受けています。なかなか難しいようですが、また機会がありましたらぜひご一緒させていただければ

    と思います。

    相浦先生

     ブロサミの2次会で、先生にいろいろと偉そうなことを言ってしまったことを今でも忘れられません……。それにもかかわらず、先生はニコニコとこちらの話を聞いてくださって、あっ、あの笑顔が大事なんだと思った次第です(汗)。

    ウエスタン安藤先生

     先生との出会いは、井寄さんの出版記念だったかと。その時のカウボーイ姿の先生を見た衝撃は忘れられません(笑)。

     ただ、そんな先生がご自身の受験時代の苦労話を少ししてくださり、とても親近感が湧いたというか、この先生が苦労した試験なら自分が苦労しているのも当たり前だと思えたことが、この試験を乗り越えるうえで大きなものとなりました。ありがとうございました。

    樋口さん

     苦労して得た資格だからキチンと役割を果たさないとと仰っていた言葉が心に残っています。ウエスタン安藤先生と二人三脚でお客様に最高のサービスをしている姿を見て、いつも刺激を受けています。公私共々、いつも勉強させていただきありがとうございます。

    森大志先生

     先生とお会いした時が受験生として一番苦しんでいた時だと思います。その時に、あの子は大丈夫だと言ってくださったことを他の先生を通じて伺いました。何よりも支えになったひと言でした。ありがとうございます。

    竹内先生

     Jackieさんのほうが馴染みますね( 笑)。Jackieさんともブロサミがキッカケですね。もっと、いろいろなところでお会いしたいのですが、なかなか機会がなく。また、お会いした時にはよろしくお願いします。

    冨岡先生

     まさか、地元厚木高校出身の税理士先生と知り合えるとは。最悪、自分は先生の事務所に雇ってもらおうと思っておりますので(笑)。

    板垣さん

     いつか、サッカーネタでゆっくりお話ししたいですね。独立した際は、一番初めに取材をお願いします(笑)。

    井ノ上先生

     井ノ上先生ともブロサミがキッカケですね。今では、税理士ブログの最高峰の地位を完全に確保されているようです。自分が受験時代に教わっていた先生が独立して、井ノ上先生のブログを参考に、独り税理士の道を順調に歩んでいるようです!

    益田先生

     ハイ◯グ税理士さん。先生の税法に対する真摯な心構えには、とっても影響を受けました。税理士たるもの法律家たれ。試験に受かっただけでは、まだスタートライン。どんな税理士になるのかを考える、よい機会になりました。ありがとうございます。

    高橋先生

     先生は大変おっとりされているのに(失礼?汗)、とても大きな組織を運営されていたことを後で知りました。先生のような懐の深い税理士になるのがひとつの目標です。まだまだ足元にも及びませんが……。

    中野先生

     いつも気にかけてくれてありがとうございます。先生ともゆっくりと話してみたいです。以前は、ツイッターで生存確認していましたが、最近はめっきりですね。また、機会があればぜひお会いしてみたいです。

    松波先生

     ツイッター上では饒舌な松波先生。先生のつぶやきのファンのひとりです(笑)。電車の中で地味に笑ってしまう先生のツイートは癖になります。もちろん、リアルで先生と会うのはもっと楽しいです、はい。

    石田先生

     ブロサミで会った先生の中で一番ユニークな方だと思っています。もちろん、いい意味で。自分の中で、税理士というイメージが先生に会って崩壊しました(笑)。でも、いつ会っても本当に楽しく、いろいろなことを教えていただき感謝しています。最近は、グローバルでご活躍のようですが、たまには相手をしてください。

    古田先生

     横浜のブロサミでお会いしただけだと思うのですが、とても印象に残っています。ご自身も苦労して税理士試験を合格された体験や、お父様の事務所を継いだ経験をお話しいただき、お話を聞くなかで勉強になる部分が多かったです。ありがとうございます。プライベートでも幸せなご報告をお聞きできてうれしかったです。

    野田先生

     受験中に、受験生相手に授業をされている先生のお話を聞けていろいろと勉強になりました。自分もこんなに美人な方が先生だったらもっと勉強に熱が入ったのにと思ったり……(汗)。

    白川先生

     先生ともキッカケはブロサミですね。ブロサミメンバーはITに詳しい先生が多いですが、その中でも先生は抜群に詳しかったです。何より何でも聞きやすい方で、とても助かりました。iPhoneアプリの購入金額は衝撃的でしたけどね(笑)。

    伊藤智宣先生

     弥生フォーラムで知り合いの先生が登壇したことになぜか優越感を覚えました(笑)。北陸で知り合いの税理士先生はまだまだ少ないので、今後ともいろいろと情報交換をしていただければと思います。

    正鬼先生

     先生ともキッカケはブロサミですが、その後のご活躍に刺激を受けているひとりです。税理士をしていると海外に目を向けるのは難しいですが、先生のチャレンジには感服です。また、いろいろと教えてください。

    菊水先生

     大阪ブロサミの時には参加できずにすみません。他の機会でももっとお会いできるかと思っていますが、なかなかですね。また、お近くですので機会があればいろいろとよろしくお願いします。

    友松先生

     税理士になって、近畿税理士会の研修で先生が講師をしていてズッコケました。ブロサミでは、すごい先生と知り合いになれるものだなぁと思った次第でございます(笑)。

    藤原先生

     税制改正大綱を読むミッションで、去年の大綱を読んで、「改正はありません」発言は最近のヒットです。

     今後ともよろしくお願いします(笑)。

    加藤暁光先生

     前回のブロサミには参加できず、すみません。西武ライオンズはよいメンバーがそろっていると思うのですが……(汗)。

    中井先生

     先生ともブロサミつながりですね。あの大きな事故からよくカムバックされました。それだけで、尊敬します。これからも先生は山で、私は海で、公私共々お互い頑張っていきましょう。

     こうして文字に起こしてみると、本当にいろいろな方にブロガーサミットを通じて影響を受けてきたのだと感じます。

     前回の寄稿(2015年5月号)でも書きましたが、受けた恩は返すものではなく次世代に送るものだと思っています。いろいろな先生方を通じて受けたこの経験をまた次につなげていくことが、自分自身の税理士として与えられた使命だと感じています。

     今回は、個別にメッセージとして挙げさせていただきましたが、漏れがあった先生がいらっしゃいましたらご了承ください。そして、その際は3月の湘南サミットに文句を言いにお越しください。また、今回メッセージを送らせていただいた先生方も久しぶりにアイツに会ってやろうと思った方がいらっしゃいましたら、3月25日の湘南サミットにぜひお越しください。久しぶりの再会ができれば幸いです。

    德留新人(とくどめ・あらと)

    昭和53年神奈川県厚木市生まれ。

    県立座間高校、阪南大学経済学部卒業。

    平成14年6月、植木保雄税理士事務所入所。

    平成27年12月、日本で一番税理士の友達が多い受験生を卒業。

  • 2017年1月号 ブログ・アウトサイドストーリー126

    人の興味を引く話し方を楽しく追究してみました!! 坂野上満税理士事務所 坂野上 満

     富山県高岡市の税理士、坂野上 満です。このエッセイには3回目の投稿となります。何でも、ブロガーサミットがこれから様変わりしていく可能性があるとのことで、このエッセイも今までとは違ったテイストでお届けすることはできないかという話になり、私のところに依頼が舞い込んできたものです。

     今回はブログの話題から離れて、人の興味を引く話し方について触れてみたいと思います。

    といいますのも、平成16年(私が34歳のとき)に初めてセミナー講師の仕事をして以来、いろいろなところで講師の仕事をさせていただく機会に恵まれました。その際、いろいろな失敗があり、いろいろな方々に迷惑をお掛けしながら今日まで続けております。

    セミナー講師が一番イヤなこと

     

     セミナー講師の一番イヤなことって何だと思いますか?

     居眠りをされる、突拍子もない質問が来る、自分より精通していることが明らかな人の視線を浴びる……などいろいろあると思いますが、私は何よりこれだと思います。それは……、セミナー会場が「完全アウェー」の場になってしまうことです。誰も自分の講義内容に興味を示してくれないと、私の目が宙を泳ぎだし、ついにはどこをやっているかすら危ないという状態になったことが何度かあります。こんなときは少しでも早く時間が経ってほしい、ここから一刻も早く消えてしまいたい……などとネガティブな感情が湧き出てくるものです。額に汗をかきながら懸命にしゃべろうとする講師と、義務

    感丸出しで聞いた振りをしているだけの受講者がしらーっとした雰囲気の中で時空を共にしていることを考えただけでそのときの心境が分かっていただけると思います。

     さすがに今ではそのようなことはなく、うまくできるようになりましたが、今回はこのあたりにも役立つ「人の興味を引く話し方」について投稿してみることにしました。

     話は全然違う方向になるのですが、私は若いときから人並みプラスαくらいに酒を飲んでいまして、ご多分に漏れず、夜の街が好きでした。いや、今でも好きです。そんな私に今から約10年前、36歳くらいのときにある転機が訪れたのです。それはどんなことだったかというと……。夜のおネエさんたち(スナックやキャバのことで、ちゃんと服を着ている人たちのことですよ!(笑))と話が合わなくなってきたというか、話をきちんとしてもらえなくなったんですよ。今思えば、仕事が立て込んできたときとかに、神妙な顔で難しいことや専門的なことばかり語ろうとしてたんでしょうね。これが特定の店だけではなく、全体的な傾向だということがはっきりしてきたときに、「これは何とかしないと私のナイトタウン探索隊ライフが全然面白くないものになってしまう! この先の人生、これでいいのか⁇ 」と真剣に悩みました。

     そこで、夜のおネエさんたちをもう一度自分の周りに引き寄せてやるとばかりに、そのための何かを身に付けようと思ったわけです。このときほど人間の心理や魅力的な話し方について寝食忘れて研究したことってなかったですね。男の欲求って、女性にモテたいとか、注目されたいとか、話をしたいなどということから発生するといわれますが、本当にそうなんだな、とこのときあらためて思いました。

    聞く人を惹きつけるテクニックと6つのネタ

     

     幸い、私はこのときには駆け出しのセミナー講師をやっていましたから、師匠からセミナー講師の手ほどきを受けていました。口を酸っぱくして言われたのは、「人は話すことは得意だけど聞くのは苦手だから、その苦手なことを受講者に強いなければならないセミナー講師は常に聞き手の気持ちになって苦痛を感じさせないようにしなければならない」ということでした。そうか、いくら酔っぱらいの愚痴やたわいもない話を聞くのが仕事の彼女たちとはいえ、聞かされて面白くないものにはやはり事務的な態度をとるようになるんだな、ということに気付いたのです。このことを元に3カ月ほどで6つのネタを考え付きました。

     これらのネタを当時学んでいたセミナー講師のテクニックとあわせて地元の夜のおネエさんたちに試してみました。するとどうでしょう。つい数カ月前に来たときには酒を作って適当に私の話に事務的なうなずきだけで対応していた彼女らが私の話に乗ってくるではありませんか! ヘルプの声がかかっても「もう少し坂野上さんの話を聞いていたい!」という子が続出。ある店では、そのときにいた女の子と客全員を巻き込んで大盛り上がり。これは地元だからウケただけなのか、それともよその地域でもウケるのかを知りたいと思い、上京時に池袋のお店で試してみました。やはり反応は地元と同じ。ついにここ数カ月の苦労(?)が報われたと思った瞬間でした。

     さて、私はこの3カ月で何を編み出して何を彼女らの前でやったのでしょうか?

     答えは簡単。セミナー講師の手ほどきで教えられたとおり、聞き手が興味を持ちそうなことをネタとして準備し、聞き手と会話のキャッチボールを楽しんでいたのです。相手はママや女の子なので、何に興味を持つかな、と考えたのが最初でした。それは決して私が行き詰まっている仕事の話でもなければ、愚痴でもないのです。こういったものを吐き出すのは確かに一時的にはストレス解消に役立つのかもしれませんが、その後が続かないですよね。聞かされている女の子の表情もだんだんとどこか冷たくなっていくのを感じます。こうなると、「この店のコは俺の話を聞いてくれない」だとか、「全然面白くない店だ」とかのたまってしまう羽目になるのでしょう。

     今回のテーマである「人の興味を引く話し方を楽しく追究してみました‼ 」も、ここまでで9割方お話は済んでいるのですが、ここで終わってしまうと面白くないと仰る方のために、私が当時考えた6つのネタをご披露させていただきたいと思います。

     その6つのネタとは……、1.一万円札ネタ、2.ワインネタ、3.カレンダーネタ、4.英語ネタ、5.スプーンネタ、6.愛し合う男女の夜の営みネタ、デス(笑)。

    1.一万円札ネタ

     

     一万円札ネタは特攻隊長役ですね。みんな大好き一万円札。ボクもワタシもこれに興味がない人っていないんじゃないでしょうか。これに関するウンチクというか、クイズなんですが、これがみんな真剣に考えるから見てるほうも結構楽しめます。答えが分かった人は自分に耳打ちで答えを言ってもらうこととし、正解したら、まだ解けない人の一生懸命に考える姿を見て楽しむ仲間になってもらいます。まさに、クイズの司会者になったような気分を味わうことのできる盛り上げネタですね。このとき、耳打ちしてもらって正解を出した人に「正解者に拍手!」などと言って褒めてあげることがとても大事です。ここでおネエさんやママの気持ちをつかんでしまえばあとはとてもラクです。

    2.ワインネタ

     

     2番バッターはワインネタ。その日の調子によってはカレンダーネタと打順を入れ替えることもあります(笑)。そのワインネタもクイズ。夜のお店にはワインを置いてあるところもあるので、「自分たちの売っているものをどれだけ知っているのか」をおじさんが優しくクイズで教えてあげるんですよ。20代前半の子はほとんどワインなんて知らないので(かくいう私もそんなに詳しいわけじゃないですが)、少し教えてあげると「今度、友達に話したい!」なんて言われますよ。これも正解したら褒めてあげることが大事なのはもちろん、「『全然知らない』というのと『ちょっと知っている』というのは全然違うから、ボクと話をする数十分前の○○ちゃんと今の○○ちゃんは全然違う人になったっての分かる?」などと、彼女のちょっとした成長や進歩を認識してもらうことを忘れずに。

    3.カ㆑ンダーネタ

     

     カレンダーネタは3部構成になっています(笑)。カレンダーに関する3つの疑問を彼女らに投げかるのです。そして、「ボク、これ小学1年生のときから不思議に思ってたんだけど、教えて」と優しく迫るんですね。もちろん、相手には答えられませんが。これを一緒になって順番通りに一つひとつ解明していく。この解明していく過程においてやっちゃいけないのは、「大学の授業のように事実を教えること」です。これはワインネタにも共通するのですが。では、どうやるかというと、会話のキャッチボールをする。つまり、「これ、不思議に思わない?」「どうやってこれ、決めたんだろうね?」「ボ

    クだったらこうすると思うんだけど、こうなってないってことは何か理由があるんだろうね」などなど、話を双方向のものとするんですね。このカレンダーネタは、普段は全く気にならないんだけど、よく考えてみるとすごく不思議に思う……という、ちょっとした知的好奇心をくすぐってやるためのネタです。大学生のバイトの子なんかにはすごくウケがいいですよ。

    4.英語ネタ

     

     英語ネタも大学生の女の子にはウケがいいですね。というか、若い女の子たちの多くは心のどこかに「英語を外人さんみたいにペラペラとしゃべれたらな……」という願望を持っていると思います。そこで、「LとRの発音の練習をする前にやるべき簡単にできる英語の発音3つのコツ」の話をするんです。とかく英語は難しいですが、難しいながらも簡単にできて、教科書に出ているような話ではなくて、しかもやらなければならないのはたったの3つだけ、ということをやれば、英語に自信がなくてもちょっとやってみようかな、くらいに思えることを教えてあげるんです。これをひとつずつ教えて例を出してあげるといきなりスナックに英会話教室ばりの英語が響き渡るようになるかも? これも上手に発音できたら思い切り褒めてあげましょう。

    5.スプーンネタ

     

     スプーンネタ。これ、鉄板。これを見て「すごい」と言わなかった人はいないくらい。あ、今までに一人だけいました。「ウチのスプーンをこんな形にしてどうしてくれる」とばかりに困った顔で事の推移を見つめていたあるスナックのママ。あのときはご迷惑をお掛けしました。ここまででご想像していただいたとおり、スプーンを曲げるんです。らせん状に。ぐにゅっとU字形に曲げるのは腕に覚えがある人は力を入れればすぐにできるんですが、私の場合、くるくるとらせん状に曲げるので「えぇーっ!」となるんですよ。これは女性でもできますが、やはり見た目にショッキングなのでしょうか、すごく驚いてもらえます。このスプーン曲げについてはまたいつかブロガーサミットでやってみたいと思います。

    6.愛し合う男女の夜の営みネタ

     

     これについては、わざわざここに書かなくても皆さんご想像のとおりの内容ですよ。男が悪いのか、女が悪いのかってやつです。私は男なので男が悪いっていう結論とその理由について会話のキャッチボールをして楽しむんですね。

    おじさんの悪い趣味です。

     6.はおまけとして、1.から5.に共通しているのは、「私にもできた」「私にも分かった」「数十分前とは違う私がいる」を実感してもらうことなんですよ。これらを与えたときに彼女らは私の席の周りに戻ってきてくれました。メデタシ、メデタシ。

     今回はこれでおしまいですが、1.から5.の具体的内容については誌面の都合上書くことができなかったので、またいつかここで書かせていただきたいと思います。乞うご期待‼

    坂野上 満(さかのうえ・みつる)

    昭和45年1月富山県高岡市生まれ。

    平成4年3月明治大学商学部商学科卒業。

    平成4年4月富山県小矢部市のプラスチック製造会社に就職。

    平成7年10月退職し、税理士試験勉強に専念。

    平成9年9月富山県射水市の税理士事務所に入所。

    平成10年12月税理士試験本合格。

    平成11年11月税理士登録。

    平成14年4月富山県高岡市に税理士事務所を開業。

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  • 治大学商学部商学科卒業。