10月22日、日本橋三井ホール(東京都中央区)にて、株式会社マネーフォワード(東京都港区)が「士業サミット2024」を開催した。
オープニングでは、株式会社マネーフォワードカンパニー執行役員、マネーフォワードビジネスカンパニーSMB事業推進本部本部長の永井 博氏が、開発ロードマップやAI活用の最新情報、クラウド化に大きく舵を切った事務所の事例を紹介した。
オープニング終了後は、パネルディスカッションが開催され、第1部は「テクノロジーの進化のなかで士業事務所経営のあるべき姿とは」をテーマに、ミカタ税理士法人代表税理士の柴田 昇氏、レイリ税理士法人代表社員の前野玲雄氏、株式会社マネーフォワード取締役執行役員、マネーフォワードビジネスカンパニーCOOの竹田正信氏が意見交換を行った。
第2部は「人口8万都市から始めるクラウド推進。顧問先のDXを通じて得た地域経済への貢献とは」をテーマに、税理士法人葵パートナーズ代表社員の花田直子氏、株式会社マネーフォワードSMB事業推進本部MFCサクセス部副部長の森田 隆氏が登壇した。
第3部は「士業が生成AIを味方にするには」をテーマに、株式会社Kaizen Platform代表取締役の須藤憲司氏、株式会社リセ代表取締役社長で弁護士(日本・米国NY州)の藤田美樹氏、株式会社マネーフォワード代表取締役社長CEOの辻 庸介氏が、事例を交えながら議論を深めた。
その後、株式会社今治.夢スポーツ代表取締役会長でサッカー日本代表元監督の岡田武史氏が講演を行った。テーマは「理念と教育が作る強い組織」。岡田氏の経験からつくられた、自立性を育む「岡田メソッド」に基づいた教育の重要性と、経営者が直面する課題への対応方法について熱く語った。
講演が終了した後は、「Money Forward Cloud Award 2024」が行われ、中小企業へのクラウドサービスの普及と経営課題の解決において、大きな役割を果たしている士業事務所へ日頃の感謝を伝えるとともに、その功績を表彰した。
表彰式終了後は、オフライン交流会が行われ、登壇者や参加者の方が意見交換や情報交換を行った。
