• BMS Blog
  • 弥生会計を使ったオンライン融資サービスとは?最新の資金調達情報
ブログ

弥生会計を使ったオンライン融資サービスとは?最新の資金調達情報

目次
近年、フィンテックの進展により、オンライン融資サービスが注目を集めています。特に、弥生会計を利用したオンライン融資サービスは、中小企業や個人事業主にとって新たな資金調達の選択肢となっています。 今回の記事では、オンライン融資の市場動向、弥生会計を活用したオンライン融資サービスの特徴、そして中小企業経営者が知っておくべきポイントについて解説します。最新の資金調達情報を知り、ビジネスの可能性を広げましょう。

オンライン融資の進化と市場動向

ブログ問い合わせ

オンライン融資は、申し込みから融資までの手続きがオンラインで完結するサービスです。従来の融資プロセスに比べて迅速かつ手軽に資金を調達できるため、多くの企業や個人事業主から支持を得ています。特に、AI技術の発展により、審査のスピードと精度の向上が顕著です。ここでは、オンライン融資の市場拡大の背景、従来の融資サービスとの違い、今後の展望、そして中小企業経営者が抑えるべきポイントについて掘り下げていきます。

オンライン融資市場の拡大とその背景

オンライン融資市場の拡大は、フィンテックの進展によるものです。インターネット技術の発達とスマートフォンの普及により、オンラインでの資金調達が可能になりました。さらに、AI技術の進化により、迅速かつ正確な審査が実現しています。それによって、従来の融資プロセスに比べて手続きのスピードが格段に向上しました。また、保証人や担保が不要なサービスも増え、利用者にとってのハードルが低くなっています。低金利環境が続く中で、金融機関における貸出ビジネスの低収益化が進んでいることも、オンライン融資市場の拡大を後押ししています。金融機関はコスト削減と効率化を図るために、オンライン融資サービスへの投資を進めている段階です。

従来の融資サービスとオンライン融資の違い

従来の融資サービスとオンライン融資の最大の違いは、手続きのスピードと簡便性にほかなりません。オンライン融資は、申し込みから融資までの期間が最短で1日と非常に迅速です。一方、従来の融資では、1〜1.5ヶ月ほどかかることも珍しくありません。また、オンライン融資では金融機関の窓口へ行く必要がなく、手間や労力、交通費も削減できます。さらに、保証人や担保が不要なサービスが多いことも特徴です。従来の融資では、貸し倒れリスクを抑えるために保証人や担保が必要なケースがほとんどですが、オンライン融資では日々の取引データを元にAIが返済能力を判断するため、不要となることがあります。提出書類の数も少なく、紙ではなく画像やPDFで提出することが基本です。ただし、オンライン融資は金利を認識し、自身のニーズに合った融資サービスを選択することが、企業にとって必要となります。

オンライン融資の今後の展開と課題

オンライン融資の今後の展開には、大きな期待が寄せられています。技術の進化により、さらに迅速かつ正確な審査が可能になるでしょう。また、AIやビッグデータの活用により、より多様なデータを基にした融資判断が行われるようになると思われます。一方で、オンライン融資にはいくつかの課題があるのも事実です。まず、セキュリティの確保が重要な課題となります。オンライン上での取引には、個人情報の漏洩や不正アクセスのリスクが伴うのは否めません。そのため、金融機関やサービス提供者は、高度なセキュリティ対策が必要です。また、金利の高さがデメリットとされることもあり、利用者にとっての負担が増える可能性も指摘されています。さらに、従来の融資に比べて新しいサービスであるため、利用者の理解や信頼を得ることも課題です。

「弥生会計を使ったオンライン融資サービスとは?最新の資金調達情報」はこちら

中小企業経営者が押さえるべきポイント

中小企業経営者がオンライン融資を利用する際には、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。まず、自社の資金需要と返済能力を正確に把握し、適切な融資額を申し込むことが重要です。また、複数のオンライン融資サービスを比較検討し、金利や手数料、審査基準などを確認することも欠かせません。オンライン融資は金利が高めに設定されていることがあるため、総返済額を把握し、負担が適切かどうかを判断しなければなりません。また、オンライン融資の申し込みに際しては、必要書類の準備や入力情報の正確性に注意が必要です。不備があると審査に影響する可能性があります。さらに、オンライン融資を利用する際は、セキュリティ面にも配慮が必要です。個人情報や企業情報の漏洩を防ぐために、信頼できるサービスを選び、安全な通信環境で申し込みを行うことが欠かせません。なお、オンライン融資を活用することで得られるメリットを最大限に活かすためには、返済計画をしっかりと立てることが必要です。返済の遅れや滞納がないように、計画的な資金管理を心がけましょう。

入会案内

弥生会計を活用したオンライン融資サービスの概要

弥生会計を利用している法人向けに提供される「GMOあおぞらビジネスローン for 弥生ユーザー」は、オンラインのビジネスローンです。このサービスは、弥生会計の会計データを基に融資審査を行うことが可能で、最大3,000万円までの融資が受けられます。また、ホワイトボックス型AIを活用した独自の審査モデルを採用しており、事業実態を踏まえた適切な融資条件を提示可能です。それによって、法人のお客様は迅速かつ簡便に資金調達を行うことができます。ここでは「GMOあおぞらビジネスローン for 弥生ユーザー」の詳細とメリットについて、くわしく見ていきましょう。

「GMOあおぞらビジネスローン for 弥生ユーザー」の特徴

「GMOあおぞらビジネスローン for 弥生ユーザー」は、弥生会計の会計データを活用した融資審査が特徴です。審査にあたって決算書や事業計画書の提出は不要で、オンラインで24時間審査申込できます。また、審査申込から審査結果回答まで最短即日で、迅速な資金調達が実現されます。借入上限額は最大3,000万円、借入期間は最長3年、金利は年率0.5%〜8.5%です。GMOあおぞらネット銀行に口座がなくても、ローン審査申込時に口座開設申込も同時に行えます。また、アルトアのホワイトボックス型AIを活用し、弥生会計データから企業取引データを時系列で評価し、事業実態を踏まえた適切な融資条件を提示できるでしょう。

審査プロセスと利用条件

このローンの審査プロセスは、ローン希望条件の入力、法人情報の入力、会計データ等のアップロード、事業内容申告・本人確認、代表者さまとのオンライン面談、審査結果の確認、契約手続き、融資金額の入金というステップで構成されています。利用条件として、法人かつ弥生会計を利用中のお客様のみが対象で、審査申込には弥生会計の会計データと現在メインで利用中の銀行口座入出金明細の提出が必要です。また、すでにGMOあおぞらネット銀行で、他のビジネスローン商品を契約中でも申込できます。決算1期(12ヶ月)以上が終了している方が対象で、審査承認後は20営業日以内に融資実行のための手続きが必要となります。

融資サービスのメリットとビジネスへの影響

この融資サービスのメリットとして、まず迅速な資金調達が挙げられます。最短即日での審査結果回答と、オンラインでの手続きにより、資金繰りの迅速化が図れるでしょう。また、決算書や事業計画書の提出が不要なため、手続きの負担が軽減されます。さらに、最大3,000万円までの融資が可能で、金利も比較的低めに設定されているため、大規模な資金ニーズにも対応可能です。ホワイトボックス型AIを活用した精緻な事業性評価により、事業実態に即した適切な融資条件が提示されるため、無理な返済計画を避けることができます。これらのメリットにより、ビジネスの成長機会を捉えるための資金調達がスムーズになるでしょう。

弥生会計とオンライン融資サービスのシナジー

弥生会計と「GMOあおぞらビジネスローン for 弥生ユーザー」の融資サービスの組み合わせは、強力なシナジーを生み出します。弥生会計に蓄積された網羅的な会計データを活用することで、審査プロセスが迅速化され、より精度の高い融資判断が可能です。また、弥生会計を利用することで、日々の経理業務が効率化され、財務状況が常に把握できるため、融資を受けた後の返済計画の管理も容易になります。このように、弥生会計とオンライン融資サービスの連携により、スモールビジネスの資金調達と経理業務の効率化が同時に実現されるため、企業の成長を加速させることが可能です。

オンラインセミナー紹介『弥生会計データでお申し込み頂けるオンライン融資の現状』

2024年4月9日に開催されるオンラインセミナー『弥生会計データでお申し込み頂けるオンライン融資の現状』は、最新の資金調達情報を提供することを目的としています。ここでは、セミナーの概要、講師、そして学べる内容について見ていきましょう。

セミナーの概要

このセミナーでは、昨年11月にGMOあおぞらネット銀行株式会社、弥生株式会社、アルトア株式会社が連携して開始した新たなオンライン融資サービスについて解説します。このサービスは、ホワイトボックス型AIを活用した審査で、最大3,000万円までのビジネスローンを提供しており、小規模事業者に迅速かつ手軽な資金調達を支援するものです。本セミナーでは、弥生株式会社の会計ビッグデータと与信ノウハウをAI技術と融合させた自社融資を展開するアルトア株式会社がオンライン融資の現状についてくわしく解説します。

講師について

本セミナーの講師は、アルトア株式会社の営業&マーケティング部 シニアマネージャーである辻奈穂美氏です。辻氏は、自社融資提供時に事業者利用促進のマーケティング全般を担当しています。具体的には、金融機関に対するLaaS審査システムの新規導入や、マーケティング支援などです。LaaSとは、Lending as a Serviceの略で、融資をサービスとして提供することを意味します。

このセミナーで学べること

このセミナーでは、オンライン融資の特長や、会計データを利用した融資サービスの展開、お申込みプロセス、必要な会計データなどについて学ぶことができます。また、事業者様の資金調達ナビ閲覧状況や、お申し込み頂いた事業者様の声も紹介されるでしょう。このセミナーは、資金調達の選択肢としてオンライン融資に興味がある方、オンライン融資の現状や会計データを活用した資金調達サービスの活用方法に興味のある方にとって、非常に有益な内容となっています。

まとめ

ブログ

オンライン融資サービスは、従来の融資と比較して迅速で手軽な資金調達手段を提供します。特に弥生会計のユーザーを対象としたサービスは、小規模な企業にとって大きなメリットです。一方で、オンラインレンディングの市場は、2007年の貸金業法改正以降、大きく変化しており、中小事業者向けの短期・少額融資市場に新たなチャンスが生まれています。成功するオンライン融資サービスには、優れたUI/UX、非対面の手続き、そして効率的なパートナーシップが特徴です。また、オープンAPIの普及やコロナ禍による非対面需要の拡大も、サービスの発展を後押ししています。中小企業や個人事業主にとって、迅速な資金調達手段です。ただし、社内体制の整備や既存融資との切り分けなどの課題が存在します。それを克服することで、オンライン融資は多くの企業にとって魅力的な選択肢となるでしょう。ぜひ、オンラインセミナー『弥生会計データでお申し込み頂けるオンライン融資の現状』を受講して、くわしい情報を手に入れてください。

セミナー・見学会概要