今日の会計業界ニュース
インボイス経過措置、仕入税額控除は10月1日から70% 1者上限も1億円に
国税庁の2026年4月改訂Q&A問113によると、免税事業者等からの課税仕入れで控除できる割合は10月1日から70%となり、2028年10月から50%、2030年10月から30%へ段階的に下がる。2026年10月1日以後に始まる課税期間は、同一の免税事業者等からの仕入れに使える経過措置の上限も税込10億円から1億円へ縮小する。国税庁の税制改正特集は、2割特例終了後の個人事業者について2027・2028年分の3割特例を案内している。
- インボイス制度に関するQ&A(問113・令和8年4月改訂) 国税庁・2026年4月1日
- 令和8年度税制改正によるインボイス制度の見直しについて 国税庁・2026年6月30日
税理士法人イースリーパートナーズ、9月17日に会計業務DXセミナー
税理士法人イースリーパートナーズは8月17日、京都事務所で9月17日に会計業務のデジタル化を扱うセミナーを開くと発表した。AIによる請求書読取や仕訳、経営分析、利用時の注意点を扱い、参加費は無料としている。
税理士法人TAP、BPO・デジタル新会社を設立
税理士法人TAPは8月15日、グループ会社「TAPデジタルバックオフィス」を設立したと発表した。北海道農業のBPOを柱に、パート4人を採用して役員・従業員計9人とし、クラウド会計を中心に業務を進めている。
会計事務所と共に「質の高いM&A」を実現させる株式会社M&A総合研究所
株式会社M&A総合研究所(東京都千代田区)は東証プライム上場のM&A仲介会社で、2018年の創業から3年9カ月で東証グロース市場へ上場し、さらに1年1カ月で東証プライムへ市場変更した。2026年4月の役員人事で矢吹明大氏が新社長に就任した。
会計連キックオフセミナー 本郷孔洋氏をはじめ、業界のトップランナーが多数登壇。会計連の活動方針を発表
一般社団法人会計事務所連携協議会(会計連)は6月11日、ホテルニューオータニで「会計連キックオフセミナー」を開催した。参加者は約70名。会計連は有力会計事務所17社を発起人に設立され、代表は本郷孔洋氏(辻・本郷グループ)、会員事務所数は63社に上る。
Xの会計業界トレンド
インボイス経過措置の控除割合切替
免税事業者からの仕入控除が秋に割合変更になる、という注意喚起の投稿が相次ぐ。取引日や請求日付を今のうちに確認せよ、という実務メモが目につく。二割特例の終了や少額特例の判定単位を整理する書き込みも見られる。
AI効率化後の顧問料と付加価値
記帳や分析の自動化が進むなか、浮いた時間を値下げ圧力に転じさせないための議論が活発だ。月次報告の中身を厚くし、意思決定に使える資料へ変える、といった書き方が目につく。人にしかできない伴走や問いの深掘りこそが残りしろだ、とする投稿も相次ぐ。
クラウド会計の現場拡張とAI経理
freeeを中心に、画面内のAI経理や拡張機能による仕訳補助を共有する投稿が目につく。アドバイザー権限の使い分けや、申告帳票の未対応部分をどう残すかといった運用談義が見られる。自前ツールを他事務所へ公開する動きを伝える書き込みもある。
電子帳簿保存法とデジタルインボイス
電子取引データの保存要件やスキャナ保存の期限・解像度を再確認する投稿が目につく。デジタルインボイスと電帳法の法対応準備を扱うセミナー告知も相次ぐ。金銭コストより運用負荷が重い、という現場目線の書き込みも見られる。
税理士試験の科目選択と院免・採用
税法科目の選び方や大学院免除の扱いを、合同説明会や採用の場で問う投稿が活発だ。試験は手段で顧客貢献が本丸だ、とする事務所側の発信が目につく。新卒採用の始動やキャリアの選択肢を示す書き込みも見られる。
お盆明けの通常業務再開
夏季休業を終えた事務所から、通常業務に戻ったとする朝の投稿が相次ぐ。休み気分が残る一方で書類や顧問先連絡が待っている、という現場の声が目につく。決算前チェックや案件再開に触れる書き込みも見られる。
会計事務所の動き
渋谷税理士法人、相続・贈与対策セミナーへ代表税理士が登壇
渋谷税理士法人は8月17日、代表社員税理士の宇梶精一氏が9月18日に日本生命新宿支社主催の相続・贈与対策セミナーへ講師として参加すると発表した。定員は40人で、参加費は無料としている。
むかいアドバイザリーグループ、社労士事務所の開業3周年を報告
むかい税理士法人を含むむかいアドバイザリーグループは8月17日、グループ内のいしい社会保険労務士事務所が開業3周年を迎えたと発表した。4年目も税務と労務を組み合わせて顧客支援を続けるとしている。
税理士法人SKC、YouTubeとInstagramの公式チャンネルを開設
税理士法人SKCは8月17日、公式YouTubeチャンネルとInstagramを開設したと発表した。YouTubeでは相続・生前対策・終活の解説動画を配信し、Instagramでは職場の雰囲気や働き方を発信する。
税理士法人ASC、社会保険料減額スキームの注意点をメルマガで解説
税理士法人ASCは8月15日、役員報酬を月例給与から賞与へ寄せる社会保険料減額スキームをメルマガで解説した。保険料負担を抑え得る一方、過大役員給与や退職金・弔慰金の算定で不利になる可能性を挙げ、推奨しない立場を示した。
プロゴ税理士事務所、Google検索経由のアクセスが28日間で5,000件
プロゴ税理士事務所は8月14日、公式サイトの自然検索クリック数が28日間の集計で5,000回に到達したと発表した。これは検索結果からページを開いた回数で、問い合わせ件数や関与先の増加を示す数値ではないと説明している。
税理士法人京都経営、経営者の物価高・人手不足対策を伝える夏号を発刊
税理士法人京都経営は8月10日、広報誌「京都経営NEWS」2026年夏号を発刊した。物価高や人手不足に直面する経営者の取り組み事例、新入社員紹介、所長業務を支える仕事道具を掲載している。
エアーズグループ、独立会計士のAI活用研修会を8月20日に開催
エアーズ税理士法人を含むエアーズグループは、8月20日に公認会計士・税理士の大塩達矢氏を講師とするAI活用研修会を大阪で開く。独立会計士のAI活用事例をテーマに、18時30分から20時30分まで開催する。
ミカタ弁護士法人、東京事務所を丸の内へ移転
ミカタグループのミカタ弁護士法人は、業務拡充に伴い東京事務所を8月1日付で東京都千代田区丸の内のグラントウキョウサウスタワーへ移転した。公式発表では新住所、電話番号と平日の営業時間を案内している。
会計事務所向けサービスの動き
マネーフォワード、法人のAI利用費をツール・利用者別に可視化
マネーフォワードは8月17日、法人のAI利用量と費用をツール・モデル・利用者別に可視化する「クラウドAIトークン管理」の提供を始めた。マネーフォワードIDがあれば無償で利用でき、ビジネスカードとの併用でAI関連支出も集約するとしている。
株式会社マネーフォワード・2026年8月17日kubell、導入100万社・ARR100億円に到達
kubellは8月14日、2026年6月末時点でグループサービスの導入企業数が100万社、ARRが100億円に達したと発表した。ARRは前年同期比17.3%増で、Chatworkを基盤にBPaaSのクロスセルを強化するとしている。
株式会社kubell・2026年8月14日freee、AWSの全国8都市ツアーへ参画 DX・AI事例を共有
freeeは8月10日、AWSの「デジタル社会実現ツアー2026」へ参画すると発表した。8月18~28日に全国8都市でDX・AIの知見や事例を共有し、名古屋・静岡会場では同社役員が社会課題の解決をテーマとしたAIコンテストの審査に加わるとしている。
freee株式会社・2026年8月10日弥生、会計ソフトの保守料金を10月から改定 スタンダードは約2割上げ
弥生は、会計ソフトの保守サービス「あんしん保守サポート」の料金を改定すると発表した。弥生会計スタンダードのベーシックプランは年間税抜4万9,600円から5万9,500円となり、新規は9月1日以降の申込分、利用中の契約は10月1日以降に開始する次年度分から適用される。
弥生株式会社・2026年8月10日日本M&Aセンター、「アトツギ甲子園」にゴールドスポンサー協賛 地域創生賞で表彰
日本M&Aセンターは8月7日、中小企業庁主催の第7回「アトツギ甲子園」へ3年連続でゴールドスポンサーとして協賛すると発表した。後継者・後継予定者が自社の経営資源を土台に事業構想を競うピッチイベントで、同社は企業特別賞「地域創生賞」を設ける。
株式会社日本M&Aセンター・2026年8月7日OBC、海外子会社管理のオンラインイベントを9月9日に開催
オービックビジネスコンサルタントは8月5日、海外子会社管理をテーマにした「OBC Global EXPO 2026 Autumn」を9月9日にオンラインで開くと告知した。海外進出企業の経営者や連結・財務経理部門などを対象に、各国の専門家が実務的な解決策を提言するとしている。
株式会社オービックビジネスコンサルタント・2026年8月5日ベター・プレイス、「はぐONE」の掛金シミュレーションを刷新
ベター・プレイスは8月4日、企業年金DXシステム「はぐONE」の掛金シミュレーションを刷新した。年齢や掛金に応じた積立合計に加え、税金・社会保険料の減少額や公的年金・社会保障給付への影響額を表示する。
株式会社ベター・プレイス・2026年8月4日LayerX、「バクラク人事労務」の先行トライアルを開始
LayerXは8月3日、AI人事労務サービス「バクラク人事労務」の先行トライアルを始めた。申請・承認と従業員マスターの更新をつなぎ、住所・扶養の変更確認から帳票作成、電子申請までを同じ画面で処理できるとしている(機能にはリリース予定のものを含む)。
株式会社LayerX・2026年8月3日
MAP経営、会計事務所向け「高単価事務所」実践塾を10月に開催
MAP経営は8月3日、会計事務所の所長・幹部向け「高単価事務所」実践塾の第2回を10月6日にオンラインで開くと告知した。税理士法人RINGSの髙橋晃彦氏が登壇し、定員は50人、参加は無料で、内容の詳細は近日公開としている。
株式会社MAP経営・2026年8月3日実務経営研究会の新着セミナー
国税庁、熊本地震の被災事業者に消費税の届出特例 課税方式の変更やインボイス登録取消しを指定日まで受け付け
国税庁は8月12日、令和8年熊本地震の被災事業者に適用する消費税の届出特例の期限「指定日」を定める告示(国税庁告示第22号)を出し、リーフレットで手続きを案内している。特例では、課税事業者や簡易課税制度の選択(不適用)の届出を指定日まで受け付けて被災日を含む課税期間から適用できるほか、基準期間の課税売上高1,000万円以下のインボイス発行事業者は登録の取消しも求められる。対象は地域指定を受けた八代市・宇土市・宇城市・氷川町に納税地のある事業者に限らず、個別に期限延長を受けた事業者やその他の被災事業者も含み、届出書の参考事項欄に「熊本地震の被災事業者」である旨を記載する。
- 消費税の届出等に関する特例について 国税庁・2026年8月12日
- 令和8年8月7日(持ち回り閣議)閣議案件 首相官邸・2026年8月7日
- 令和8年熊本地震による災害に関し、租税特別措置法第八十六条の五第一項の規定に基づき国税庁長官が定める日を定める件(国税庁告示第22号) 国税庁・2026年8月12日
Anthropic、Claudeが生成した文章に「見えない透かし」を導入 検出結果は「Claudeが処理した可能性」を示す
AI開発の米Anthropicは、対話AI「Claude」が生成した文章に、目に見えず機械で判別できる「透かし」を埋め込むと公式文書で公表した。EUのAI法が求めるAI生成コンテンツの透明性への対応で、2026年8月2日以降にEUで提供を始める新しいモデルが生成する文章から適用し(既存モデルも順次対応)、ファイル生成に対応する形式には作成元の情報を記録する国際規格(C2PA)のデータも付与する。検出手段は第三者にも提供する一方、一部のプラットフォームや機能では対応せず、短い文章や大幅な編集・翻訳の後は検出できない場合があり、同社は検出結果だけでAI利用を断定できるわけではないと説明している。
- How Claude marks AI-generated content Anthropic・2026年8月10日
- Code of Practice on Transparency of AI-generated Content 欧州委員会・2026年6月10日
出生数、1〜5月の速報値は前年同期比0.4%増の28万2,222人 5月単月は1.7%減
厚生労働省は7月24日、人口動態統計速報の2026年5月分を公表し、1〜5月の出生数は速報値で28万2,222人と前年同期より1,243人(0.4%)増えた。5月単月の出生数は5万9,663人で前年同月比1.7%減、5月までの過去1年間の婚姻件数は50万6,485組で前年比3.2%増となった。速報値は日本における外国人や国外の日本人、前年以前に発生した事象の届出を含む集計で、日本人に限る月報(概数)とは範囲が異なる。
- 人口動態統計速報(令和8(2026)年5月分) 厚生労働省・2026年7月24日
- 人口動態統計速報(令和8年5月分)統計表 厚生労働省・2026年7月24日
会計事務所自身のBCPを点検 災害時の顧客データと業務継続に備える
日税連は税理士事務所等に適切な内部管理体制の整備を求め、関与先台帳、書類預かり一覧、情報管理チェックリストのモデルを示している。国税庁は、関与税理士が帳簿や申告書控えを失うと、その後の申告が困難になり、取引先や金融機関への照会による復元が必要になる場合があると説明する。中小企業庁はミラサポplusで、緊急時に備える事業継続の考え方を紹介している。
- 税理士事務所等の内部規律及び内部管理体制に関する指針 日本税理士会連合会・2023年3月23日
- No.8017 災害により帳簿等を消失した場合 国税庁・2025年4月1日
- 強い組織をつくりたい ミラサポplus(中小企業庁)・2024年11月20日
ヘッドライン
国内経済の動き
実質GDP、4〜6月期は前期比0.3%増の年率1.1% 3四半期連続のプラス
内閣府が8月17日に公表した2026年4〜6月期GDP1次速報によると、実質GDPは前期比0.3%増(年率1.1%)と、1〜3月期の0.5%増に続く3四半期連続のプラスだった。名目GDPは前期比1.2%増(年率4.8%)で、実質の寄与度は国内需要がマイナス0.2ポイント、純輸出がプラス0.5ポイントだった。
- 主要 統計表一覧(2026年4-6月期 1次速報値) 内閣府経済社会総合研究所・2026年8月17日
10年国債金利、8月14日は2.878% 前営業日から0.005ポイント上昇
財務省の国債金利情報によると、10年国債金利は8月14日に2.878%となり、前営業日13日の2.873%から0.005ポイント上昇した。同じ日の20年は3.750%、30年は4.002%だった。
- 主要 国債金利情報(CSV) 財務省・2026年8月14日
ドル・円、8月14日17時は159円21~22銭 前日から15銭の円高
日本銀行によると、8月14日のドル・円は17時時点で159円21~22銭となり、13日の159円36~37銭から15銭の円高だった。午前9時の159円43~45銭からも円高方向に動き、日中レンジは159円15~50銭。
- 主要 外国為替市況(8月14日) 日本銀行・2026年8月14日
- 関連 外国為替市況(8月13日) 日本銀行・2026年8月13日
国際経済の動き
米生産者物価、7月は前月比横ばい 前年比は4.7%へ鈍化
米労働省労働統計局は8月13日、7月の最終需要生産者物価指数が前月比横ばい、前年同月比4.7%上昇だったと公表した。前年比は6月の5.5%から0.8ポイント縮小し、財は前月比0.7%低下、サービスは0.2%上昇した。
- 主要 Producer Price Index News Release - 2026 M07 Results 米労働省労働統計局・2026年8月13日
米消費者物価、7月は前年比3.4%上昇 伸びは6月の3.5%から縮小
米労働省労働統計局は8月12日、7月の消費者物価指数が季節調整済み前月比0.1%上昇、前年同月比3.4%上昇だったと公表した。前年比は6月の3.5%から0.1ポイント縮小し、食品・エネルギーを除く指数は2.5%上昇だった。
- 主要 Consumer Price Index News Release - 2026 M07 Results 米労働省労働統計局・2026年8月12日
米原油在庫、前週比1740万バレル増 ガソリンは100万バレル減
米エネルギー情報局は8月12日、8月7日までの週の商業用原油在庫が4億2,440万バレルと前週比1,740万バレル増えたと公表した。ガソリンは100万バレル減となり、原油在庫は過去5年平均を約2%下回った。
- 主要 Weekly Petroleum Status Report 米エネルギー情報局(EIA)・2026年8月12日
税務・当局の動き
国税庁、財産評価の基準年利率を6月分まで公表 短期は1.50%へ
国税庁は、財産評価に用いる2026年4~6月の基準年利率を公表した。短期は4~5月の1.00%から6月1.50%、中期は4月1.50%から5~6月2.00%、長期は4月2.50%から5~6月3.00%に上がった。
- 主要 「令和8年分の基準年利率について」の一部改正について(法令解釈通達) 国税庁・2026年7月30日
国税庁、長官指定書類の告示を改正 事業承継税制の準用規定を反映
国税庁は8月14日、国税通則法施行規則に基づく長官指定書類の告示を改正した。非上場株式の納税猶予・免除に関する届出書などの準用条文を追加し、租税特別措置法施行規則の項番号変更も反映した。
- 主要 国税通則法施行規則第十五条第一項に規定する国税庁長官が定める書類を定める件の一部を改正する件(国税庁告示第23号) 国税庁・2026年8月14日
国税庁、類似業種比準価額の業種目別株価を6月分まで更新
国税庁は、2026年分の相続税・贈与税で取引相場のない株式を評価する際に使う類似業種比準価額の資料を改正した。業種別の1株当たり配当、利益、簿価純資産と株価を6月分まで掲載している。
- 主要 「令和8年分の類似業種比準価額計算上の業種目及び業種目別株価等について」の一部改正について(法令解釈通達) 国税庁・2026年8月14日
先端AIの動き
Google、Gemini 3.7 Flashを発表 コード課題の初回精度を改善
Googleは8月13日、コーディングとエージェント向けモデル「Gemini 3.7 Flash」を発表した。FrontierCode 1.1 Mainは43.6%で、3.6 Flashの34.4%を上回ったとしている。
- 主要 Introducing Gemini 3.7 Flash Google・2026年8月13日
OpenAI、GPT-5.6の開発者向け実装ガイドを公開
OpenAIは8月13日、GPT-5.6をアプリケーションへ組み込む開発者向けガイドを公開した。モデルへ与える指示、ツール利用、実装時の選択肢を整理し、能力を安定して引き出すための手順を示している。
- 主要 The builder’s guide to GPT‑5.6 OpenAI・2026年8月13日
OpenAI、GPT-5.6 SolのUltrafastモードをプレビュー
OpenAIは8月13日、GPT-5.6 Solを最大14倍の速度で動かす「Ultrafast」モードをプレビューした。高い応答速度を選べる実行モードとして紹介し、開発者向けに利用時の挙動を説明している。
- 主要 Previewing Ultrafast mode: GPT-5.6 Sol at up to 14X the speed OpenAI・2026年8月13日
テーマで読む実務経営ニュース
最新号からのピックアップ(2026年8月号)
「なんとかする会社。」へ進化する税理士法人マッチポイント
税理士法人マッチポイント(札幌市中央区)は、月次の対話型サービスを軸に急成長する会計事務所である。2019年に「理想の会計事務所をつくろう」と集まった5名で創業し、2023年の経営統合を経て、現在は約100名規模のマッチポイントグループへと拡大した。同事務所が税理士チェンジ(他事務所からの乗り換え)の顧客から選ばれ、年80万~100万円という顧問料水準を維持できる理由は、「報告ではなく対話」にある。月に一度、社長と数字を一緒に見て、変化…
AI「TERASU」―― 経営計画書と月次PDCAサイクルの自動作成
「TERASU」は、税理士・特定社会保険労務士の矢萩努氏(写真左)が開発したAIである。税理士の仕事、特に経営計画策定支援や、毎月のPDCAサイクルの支援など、未来会計業務を強力に支援する機能を有している。顧問先の経営の数字や資料、経営者との面談の記録を読み込ませることで、経営計画書や月次PDCAサイクルの素案を生成することができる。「TERASU」が他のAIと一線を画しているのは、独自の特許技術によりハルシネーションを抑える一方で、経…
事務所経営・成長戦略
エヌエヌ生命×会計事務所が描く「法人保険」の未来
1986年に母国オランダから日本のマーケットへ参入して以来、法人向け生命保険の分野で確固たる地位を築いているエヌエヌ生命保険株式会社(旧アイエヌジー生命)。自らを「中小企業サポーター」と位置づけ、約40年にわたって経営者を支え続ける同社は、開業当初から一貫して会計業界との連携を重んじてきた。その根底には、経営者に最も近い税理士・会計士こそ、企業の「万が一」を救う保険商品の提案者にふさわしいという揺るぎない信念がある。 本記事では、エヌエ…
女性のみの会計事務所で子育てしやすい職場を目指す
税理士事務所エールパートナー所長の木戸真智子先生(写真)は、女性のみの会計事務所で子育てを応援しながら、スタッフと力を合わせてM&AやDD(デューデリジェンス)など難易度の高い業務でお客様の信頼を獲得しています。
持続可能な社会の実現に向け 次の“80年”を税理士業界と共に取り組む
昨年80周年を迎えたセイコーエプソングループ。同グループは会計専用機時代から会計システムを提供するなど、税理士業界とは長年密接な関係にある。同グループは環境問題への取り組みに早くから積極的で、SDGs採択の7年前である2008年に、カーボンマイナスなどの先駆的な目標を掲げた「環境ビジョン2050」を目標として掲げている。グループ企業のひとつであるエプソン販売株式会社(東京都新宿区)は、このビジョンの実現に向けて、会計事務所や中小企業を対…
AI・DX活用
会計事務所の付加価値を最大化する戦略的パートナーAI「TERASU」
未来会計を推進したいが具体的にどうすればよいか分からない、最近ではクライアントがAIを使いこなすようになり、情報量で勝てる自信がない……。このような思いに悩む会計人も少なくないのではないだろうか。会計人は中小企業の頼れる相談役であるだけに、寄せられる期待は大きい。それに応えるために未来会計に取り組む事務所もあるが、高難易度業務で成果を挙げるのは容易なことではない。戦略的パートナーAI「TERASU」は、そのような課題を抱える会計人のため…
原点に立ち返り会計事務所のDX化支援を強化するミロク情報サービス
株式会社ミロク情報サービス(東京都新宿区)は、1977年の創業時から日本経済への貢献を目標に掲げ、会計事務所や中堅・中小企業の経営革新を支援する財務・会計システムのベンダーである。2021年から始まった「中期経営計画Vision2025」において、会計事務所の業務効率化ソリューションを提供することによる会計事務所ネットワークNo.1を掲げるとともに、収益基盤の強化を目的としたサブスク型ビジネスモデルへの転換を進めている。2023年10月…
中小・零細企業の業務を圧倒的に効率化させる「デジタル化」の核心
弥生株式会社(東京都千代田区)は、会計ソフトベンダーとして、令和5年10月からスタートするインボイス制度、令和4年1月に施行され、令和6年1月に義務化される改正電子帳簿保存法に対応する取り組みを進めている。その一環として、同社の代表取締役を務める岡本浩一郎氏(写真)は、令和2年の発足当初からデジタルインボイス推進協議会(EIPA)の代表幹事を務めている。EIPAは、業務システムベンダーが垣根を越えて連携し、デジタル庁(日本におけるPep…
M&A・承継・相続
会計事務所が寄り添う「日本的M&A」の意義
昨今のM&A仲介サービスの充実ぶりには目を見張るものがある。多種 多様な業者が独自のM&A支援を打ち出している状況は、企業の出口戦略 を考えるうえで心強い。一方で、背後に後継者不在という問題が横たわっ ていることも忘れてはいけない。とりわけ地方において多くの中小零細企業が「存続か、廃業か」の崖っぷちの選択を迫られている現実は、日本経 済を揺るがす可能性もはらんだ深刻な危機として受け止めるべきだろう。 福岡県福岡市を拠点とする一般財団法人…
中小企業の事業承継支援に力を入れる会計事務所のためのM&A情報サイト「MARINA」
会計事務所によるM&A支援は、中小企業の後継者不在問題の解決策としてはもちろん、それ以外にも、中小企業が抱える個別の経営課題の解決策として有効な手段のひとつである。株式会社日本M&Aセンターは、M&A支援に取り組む会計事務所に対し、ノウハウの提供や仲介の支援を行っている。今年7月、同社が新設した「MARINA」は、より多くの会計事務所にM&A支援を身近に感じてもらうことを目指したウェブサービスである。会員登録することによって日本M&Aセ…
相続・事業承継の高度な案件に取り組むYUIアドバイザーズ
株式会社YUIアドバイザーズ/税理士法人ゆいアドバイザーズ(東京都中央区)は、事業承継・相続対策、組織再編成、資本政策、M&A・MBO、国際資産税、民事信託、不動産運用に関するコンサルティングなど、資産税分野に特化したサービスを展開するアカウンティングファームである。同社は、資産税特化事務所として業界でも有名な税理士法人タクトコンサルティング(東京都千代田区)の二代目社長を務めた玉越賢治氏(写真)が旗揚げし、各所から資産税に強い税理士が…
人材・組織
働く楽しさを感じられる組織づくりを目指す税理士法人TMコンサルティング
(写真右から)税理士法人TMコンサルティング副代表の小川草太氏、代表の山取大希氏、嶋田良徳氏、除村将之氏 税理士法人TMコンサルティング(埼玉県川越市)は、山取大希氏(写真右から2人目)が代表を務める会計事務所である。同事務所は「社長や資産家の孤独を解消する」ことを理念に掲げ、財務コンサルティング、経理代行、補助金申請、事業承継対策まで幅広いサービスを提供している。山取氏の取り組みで特筆すべきことは、職員が一斉に退職するという危機を経験…
マーケティングと組織づくりの工夫で急成長を続けるYDK日本橋税理士事務所
YDK日本橋税理士事務所(東京都中央区)は、税務・会計のみならず、資金調達支援、相続・事業承継支援、会社設立支援など、手厚い顧問先支援を行っている会計事務所である。代表の山口晴啓氏(写真)は、コロナ禍とも重なる2020年に、32歳の若さで開業し、わずか3年で売上1億円を達成。今期は売上2億円に達する見込みだという。急成長の秘密は、緻密なマーケティング戦略と、「1社複数名体制」などの組織づくりの工夫にある。本稿では、下積み時代の経験や、独…
ユニークな労務サービスで会計事務所を支援する日本社会保険労務士法人
日本社会保険労務士法人(東京都豊島区)は、国内屈指の巨大士業グループSATOグループに属する、中小・零細企業向けのサービスに特化した社労士法人である。設立当初から助成金の申請業務に強みを持ち、現在は労務に関わる幅広いサービスを提供している。近年は、主要な顧客層である中小企業にとって最も身近な存在といえる会計事務所との連携強化を進めており、その顧問先企業向けのサービ スにも注力している。そこで本稿では、同法人所長の佐藤邦昭氏と、労務相談部…
最新号の連載(2026年8月号)
曽根康正氏の事務所経営の宝箱 会計事務所の成長
第4回 売上を必ず増やす2つの戦略
あなたの会計事務所はどこで売上を伸ばすのか アンゾフの成長マトリックスは、会社の成長戦略を考える際のフレームワークです。そこで、これを会計事務所の売上増加の戦略に使います。 アンゾフの成長マトリックスは、「商品」「市場」 […]
米国不動産投資における1031 Exchangeの仕組みと戦略
第4回 グローバル株式報酬制度の実務
かつて株式報酬制度といえば、一部の外資系企業の役員向け制度という印象が強かった。しかし、現在では、SO(ストックオプション)の他に、RSU(Restricted Stock Unit) やPSU(Performance […]
長山 宏先生のAIを使いこなせるための基礎知識
第4回 役員はどうするか?
AIが使いこなせるようになるまでは、役員は機能(機能部制組織の場合。営業、開発、生産、管理など)や事業(事業部制組織における各事業)の責任者として、バリューマネジメント(価値づくり)とリスクマネジメント(リスクヘッジ)の […]
















