今日の会計業界ニュース

税理士法人大手会計×エヌエヌ生命

実務経営ニュース・2026年8月号・FEATURE

税理士法人大手会計は、エヌエヌ生命と35年にわたる協業関係を築き、税務・会計に加えて顧問先への保険提案に取り組んできた。代表社員の大手昭髙氏が、事業保障や経営者の退職準備を支える会計事務所の役割と、長期連携の背景を語る。

エヌエヌ生命

会計連キックオフセミナー 本郷孔洋氏をはじめ、業界のトップランナーが多数登壇。会計連の活動方針を発表

実務経営ニュース・2026年8月号・Business Report

一般社団法人会計事務所連携協議会(会計連)は6月11日、ホテルニューオータニで「会計連キックオフセミナー」を開催した。参加者は約70名。会計連は有力会計事務所17社を発起人に設立され、代表は本郷孔洋氏(辻・本郷グループ)、会員事務所数は63社に上る。

ビジネスレポート

freee、税理士事務所向けAIエージェント2製品を公開

freeeは8月7日、税理士事務所向け「freee顧問先管理|AIエージェント」を9月15日から有償提供し、「freee Agent Hub」を8月28日から正式提供すると発表した。前者は記帳・ルール整備・月次・申告書チェックの4業務を支援する。

freee株式会社・2026年8月7日

弥生、会計事務所向け「記帳代行AI」β版を提供開始

弥生は8月7日、会計事務所向け「弥生の記帳代行AI」β版の提供を始めた。弥生PAP会員に無料で提供するもので、証憑の自動分類から仕訳生成までを数分で処理できるとしており、正式版の公開は10月ごろを予定する。

弥生株式会社・2026年8月7日

Xの会計業界トレンド

Xの税理士界隈では、生成AIの実務導入をめぐる投稿が相次いだ。GASやClaude Codeの使い分け、預金CSVのクレンジング、申告書の一次チェックなど具体的な活用報告が目につく。ほかに令和8年度税理士試験の自己採点・ボーダー予想、国税庁のAI活用と調査対応、組織再編の税負担目的認定をめぐる裁判報道が話題となった。

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会計事務所の動き

プロゴ税理士事務所、検索上位の税務記事90本を独自調査

プロゴ税理士事務所は8月9日、主要10テーマの検索上位記事90本を現行制度と照合した独自調査を公表した。基準日時点で14本(15.6%)に制度と一致しない記載があり、2026年に更新された記事でも6.8%に誤りが残ったとしている。

プロゴ税理士事務所・2026年8月9日

税理士法人とどろき会計事務所、朝霞・川越の2拠点を統合

税理士法人とどろき会計事務所は8月7日、朝霞事務所と川越事務所を統合し、8月24日に「さいたま川越事務所」を開設すると発表した。川越駅西口から徒歩1分の拠点に16人を配置し、フリーアドレスや会議室、交流スペースを設けるとしている。

税理士法人とどろき会計事務所・2026年8月7日

税理士法人FPC、飲食業の財務デューデリジェンス実績を公表

税理士法人FPCは8月6日、北海道内で複数の飲食事業を営む企業の財務デューデリジェンス(DD)の実績を公表した。直近3事業年度と進行期の資料をもとに正常収益力、簿外債務、店舗別採算を分析し、株式譲渡・事業譲渡・会社分割を比較したとしている。

税理士法人FPC・2026年8月6日

税理士法人押田会計、FXクラウドセミナーを開催

税理士法人押田会計は8月4日、7月15日に開いたFXクラウドセミナーの実施報告を公表した。職員が使用方法、連携機能、クラウド化の長所・短所、事務処理の運用見直しを説明し、導入後も担当者が支援するとしている。

税理士法人押田会計・2026年8月4日

税理士法人チェスター、岡山事務所を開設

税理士法人チェスターは8月3日、岡山市南区に岡山事務所を開設したと発表した。新事務所はJR植松駅から徒歩3分の場所にあり、公式サイトで所在地と相談窓口を案内している。

税理士法人チェスター・2026年8月3日

G.S.ブレインズグループ、事業承継・M&A支援の新会社を設立

G.S.ブレインズグループは7月31日、事業承継・M&A支援を担う新会社「G.S.ブレインズ事業承継パートナーズ」を設立した。主担当50件超、関与100件超の実績を持つ専門家を迎え、後継者問題の解決から買収による成長までを税務・会計支援と一体で扱うとしている。

G.S.ブレインズ税理士法人・2026年7月31日

アイユーコンサルティンググループ、マレーシア現地専門3社と業務提携

アイユーコンサルティンググループは7月29日、海外移住支援を強化するため、マレーシアの現地専門企業3社と業務提携したと発表した。海外保険、不動産、法人設立・ビザ・進学手配を組み合わせ、移住前の税務整理から移住後の資産承継までを一括で支援するとしている。

税理士法人アイユーコンサルティング・2026年7月29日

会計事務所向けサービスの動き

海外ビジネスモニター(OBMonitor)の製品ビジュアル

TKC、海外子会社管理にQuickBooks Online仕訳連携を追加

TKCは7月30日、海外子会社管理システム「海外ビジネスモニター(OBMonitor)」にQuickBooks OnlineとのAPI仕訳連携機能を追加した。海外子会社の仕訳データを自動で取得し、連結決算の早期化と内部統制の強化につながるとしている。

株式会社TKC・2026年7月30日

実務経営研究会の新着セミナー

Deep Read

税理士試験の受験申込者数が4万5954人、前年から437人増加

国税庁が公表した令和8年度(第76回)税理士試験の受験申込者数は4万5954人(前年比101.0%)で、前年の4万5517人から437人増えた。科目別の延べ申込者数は7万2231人(同100.7%)で、11科目のうち前年を下回ったのは財務諸表論の2万428人(同93.4%)だけであり、最も多い簿記論は2万6001人(同104.8%)だった。試験地別では熊本県(会場はグランメッセ熊本)の申込者数が1008人で、気象庁が最大震度7を観測した7月28日の令和8年熊本地震を受け、国税審議会は7月29日、同会場の試験を延期し10月下旬以降に再試験を実施する予定だと通知した。

日銀調査、金融機関の9割超が生成AIを利用・試行 機密情報と顧客向け業務の双方で使うのは67先

日本銀行は8月6日、金融機関150先に生成AIの利用実態と管理面の対応を尋ねた調査結果を公表した。回答率は100%で、利用中は79.3%、試行中は11.3%、利用・試行する136先のうち、機密情報を扱え、かつ顧客向け業務にも使う「広範活用先」は67先だった。金融庁が3月に更新したAIディスカッションペーパーも、社内利用から対顧客サービスへ用途が広がる段階を整理している。

エフアンドエム調査、中小2712社の8割超が夏季賞与を支給 正社員1人20万~30万円台が中心

エフアンドエムは7月29日、会員企業2712社を対象とした夏季賞与の実態調査を公表し、支給した企業は8割超、正社員1人当たりの支給額は20万~30万円台が中心だった。前年からの増減では、前年並みが約6割、増額が約3割、減額が1割弱だった。厚生労働省の資料に掲載された連合の第6回集計では、回答額を集計した1070組合・66万4923人の1人当たり夏季一時金は82万4717円で、前年より4万9232円増えた。

会計事務所自身のBCPを点検 繁忙期の顧客データと業務継続に備える

日税連は税理士事務所等に適切な内部管理体制の整備を求め、関与先台帳、書類預かり一覧、情報管理チェックリストのモデルを示している。国税庁は、関与税理士が帳簿や申告書控えを失うと、その後の申告が困難になり、取引先や金融機関への照会による復元が必要になる場合があると説明する。中小企業庁のミラサポplusを手掛かりに、繁忙期の地震を想定して中核業務、顧客データの復旧手段、代替要員、顧問先への連絡順を事前に定め、訓練したい。

ヘッドライン

国内経済の動き

日銀、7月会合の主な意見を公表 焦点は「更なる上振れの回避」に局面変化との意見

日本銀行は8月10日、7月30・31日会合の主な意見を公表し、金融政策運営の項目に、焦点が2%への引き上げから更なる上振れの回避へ局面変化したとして緩和度合いの調整をペースアップする必要があるとの意見が記された。同会合は金利を1.0%程度で維持し、1人が1.25%程度への引き上げを提案して否決された。

ドル・円、8月7日17時は158円40~42銭 前日から約54銭の円安

日本銀行は8月7日、ドル・円が午前9時の158円43~45銭から午後5時に158円40~42銭となり、日中レンジは158円22~57銭だったと公表した。17時時点は前日8月6日の157円86~87銭から約54銭、8月5日から約68銭の円安となった。

10年国債金利、8月7日は2.804% 前日から0.031ポイント上昇

財務省の国債金利情報によると、8月7日の10年国債金利は2.804%で、8月6日の2.773%から0.031ポイント上昇した。8月5日の2.813%は0.009ポイント下回り、直近3営業日では中間の水準となった。

国際経済の動き

米原油在庫、前週比250万バレル増 ガソリンは160万バレル減

米エネルギー情報局は8月5日、7月31日までの週の商業用原油在庫が4億700万バレルと前週比250万バレル増えたと公表した。ガソリンは2億970万バレルで160万バレル減、留出油は350万バレル減だった。

海外投資家、日本株を3925億円売り越し 長期債は5589億円買い越し

財務省は8月6日、7月26日~8月1日の証券投資の状況を公表した。海外投資家は日本株を3925億円売り越す一方、長期債を5589億円買い越し、国内投資家は海外株を2764億円売り越して海外長期債を4779億円買い越した。

米貿易赤字、6月は733億ドル 輸入減で5.6%縮小

米国勢調査局と米経済分析局は8月4日、6月の財・サービス貿易赤字が733億ドルと前月比44億ドル、5.6%縮小したと公表した。輸出は3147億ドル、輸入は3880億ドルで、ともに減少した。

税務・当局の動き

日税連、熊本地震の申告期限延長などを国税庁・総務省へ要望

日本税理士会連合会は8月7日、熊本地震で前日に国税庁と総務省自治税務局へ提出した緊急要望を公表した。国税庁は8月4日、八代市・宇土市・宇城市・氷川町に納税地のある納税者の7月28日以降の全税目の期限を自動延長しており、日税連は延長期日への被災実情の配慮、個別申請への柔軟な対応、地方税の期限延長・徴収猶予・減免を求めた。

熊本地震、激甚災害と特定非常災害の指定を閣議決定

政府は8月7日の持ち回り閣議で、令和8年熊本地震を激甚災害と特定非常災害に指定する政令3本を決定した。内閣府の公表資料によると、特定非常災害の適用措置には相続の承認・放棄の期間の延長(1年以内)や法人の破産手続開始決定の留保(2年以内)などが含まれる。

国税庁、10月から税務署総合窓口を原則9時~15時に

国税庁は8月3日、10月1日から全税務署の総合窓口受付を原則午前9時~午後3時とすると公表した。開庁時間は午前8時30分~午後5時のままで、受付時間外に来署した場合も対応するとしている。

先端AIの動き

OpenAI、米国心理学会と若者のAI利用に関する安全策を共同検討

OpenAIは8月6日、若者のAI利用とメンタルヘルスをめぐり米国心理学会(APA)と協働すると公表した。保護者向けの資料や臨床家・学校心理士向けの実務資源を整え、若者・家族・専門家の意見を安全策に反映するとしている。

Anthropic、推論実行前の承認フックを企業向けベータ提供

Anthropicは8月5日、企業向けに推論フックのベータ提供を始めた。管理対象のプロンプトを推論の実行前に許可・拒否でき、署名付きの要求、障害時の挙動設定、拒否記録のActivity Feedへの表示に対応するとしている。

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