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2026年10月21日 12時00分更新(平日毎日更新)

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10月21日・1分17秒

月刊実務経営ニュース最新号の注目記事(2026年10月号)

freee、「freee請求書」で与信・回収・仕訳まで自動完結する新機能「おまかせ回収」を2027年1月に提供予定 GMOペイメントサービスの「GMO掛け払い」と連携

freeeは10月20日、GMOペイメントサービス(GMO-PS)と連携し、「freee請求書」で与信・回収・仕訳まで自動完結する新機能「おまかせ回収」を2027年1月から提供する予定だと発表した。請求書の作成・発行から与信審査・代金回収、入金消込・会計処理までを、一連の業務として行えるようにする。

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GMO-PSのBtoB後払い決済サービス「GMO掛け払い」のAPIを組み込んだもので、正式な提供は「freee請求書」を利用する法人ユーザー向けに「通常入金プラン」「早期入金プラン」として予定している。事業者は、従来どおりの自社請求と「おまかせ回収」を請求書ごとに選んで送付できる。freeeは、事業者が債権譲渡対価を受け取ることで未回収・貸倒れのリスクがなくなるとしているが、対象はGMO-PSの与信審査を通った取引で、規約で対象外としている取引は除く。早期入金プランでは月2回の入金ができる。freeeは開発の背景に、中小企業間の取引で請求・回収の業務の負荷や未回収のリスクが経営を圧迫していることを挙げている。機能の概要は、同日開催のイベント「New Commerce Pitch〜B2B Night〜」で先行発表するとしている。

国の施策:e-Taxでの個人事業者の開業関係の届出等の一括・選択提出(2027年1月から)

国税庁、個人事業者の開業の届出や青色申告承認申請など5つの手続をe-Taxでまとめて提出できる新機能を2027年1月に提供予定 開業時の届出等の作成・提出の負担を軽くするため

国税庁は10月20日、e-Taxのお知らせ「令和9年1月からe-Taxが一層便利になります。」を掲載し、2027年1月から提供する予定の、個人事業者等の開業関係手続に関する新機能を示した。お知らせによると、2023年度税制改正で、個人事業者の開業に関する各種届出等を一括して提出できる「統合様式」が創設された。

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e-Taxでは2027年1月から、開業関係の届出等をまとめて提出できるほか、必要なものを選んで提出することもできるようになる。統合様式で提出できる届出等は、開業の届出、青色申告承認申請、青色事業専従者給与に関する届出(変更届出)、給与支払事務所等の開設の届出、源泉所得税の納期の特例の承認申請の5つ。国税庁は、これにより届出等の作成・提出の負担が軽減され、開業時の手続がより簡単で便利になるとしている。お知らせに載せた改修後の画面イメージは検討中の内容を含み、今後変わる可能性があるとしている。2027年1月の何日から提供するかは、お知らせに示されていない。

国の施策:e-Taxマイページの贈与税関係情報(新機能3つ)の提供の見合わせ

e-Taxマイページの「贈与税関係情報」、国税庁が相続時精算課税の適用状況など3機能の10月19日の情報反映を当分見合わせ 当面は「申告書等閲覧サービス」の利用を案内

国税庁は10月16日、e-Taxのお知らせ「マイページの「贈与税関係情報」が更に便利になります。」を更新し、9月24日に追加した「更正・決定の通知情報」「相続時精算課税適用状況」「書面申告提出状況」の3機能について、10月19日にマイページへ情報を反映する予定だったが、当分の間サービスの提供を見合わせると告知した。見合わせの間は、引き続き税務署の窓口で行う「申告書等閲覧サービス」を利用するよう案内している。

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3機能は、贈与税の更正通知書・決定通知書に係る情報、相続時精算課税を適用している場合の特定贈与者と適用開始年分・申告年分ごとの申告内容、過去7年分の書面申告の提出記録を表示するもので、国税庁がe-Taxを使いやすくする改修の一つとして追加していた。書面申告の提出記録で確認できる年分は、相続税の贈与財産の加算対象期間に応じる。書面で提出した贈与税の申告書をマイページの「申告書表示」に出すことも2026年分から予定していたが、これも当分の間見合わせとしている。国税庁は税理士会に周知を依頼し、四国税理士会が10月16日に会員へ知らせた。この告知には、見合わせの理由と提供を始める時期は示されていない。

CPAエクセレントパートナーズ、11月16日に社名を「FINAC」に変更 「CPAラーニング」などのサービス名も11月10日から順次改め、会計ファイナンスに携わる人の生涯にわたる成長に伴走

公認会計士講座などを運営するCPAエクセレントパートナーズ株式会社は10月15日、2026年11月16日に社名を「FINAC株式会社」(読みはフィナック)に変更すると発表した。子会社のCPAキャリアサポート株式会社も同じ日に「FINACキャリア株式会社」に社名を変える。

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新社名のもと、受講生に加えて会計ファイナンスに携わるすべての人の「生涯にわたる成長」に伴走し続ける存在をめざすとしている。サービスの名称も11月10日から順次変わり、簿記・会計の実務学習プラットフォーム「CPAラーニング」は「FINACラーニング」に、「CPASS」は「FINACコミュニティ」に、転職エージェントサービス「CPASSキャリア」は「FINACキャリア」に、求人媒体サービス「CPAジョブズ」は「FINACキャリア」求人サイトになる。社名変更に伴う利用者の手続きは不要で、契約内容や受講中の講座、利用中のサービスはそのまま使える。各サービスのWebサイトのドメインも順次変える予定で、詳細は準備が整い次第知らせるとしている。

月刊実務経営ニュース最新号からのピックアップ(2026年10月号)

会計事務所の動き

税理士法人石井会計、上中野支店(コンサルティングプラザ)を10月2日に開設

税理士法人石井会計(岡山市北区)は10月19日、自社サイトのお知らせで、上中野支店(コンサルティングプラザ)を10月2日に開設したと発表した。同法人は、株式会社石井経営・株式会社岡山M&Aセンター・石井公認会計士事務所とともに石井経営グループを構成する。

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税理士法人石井会計(石井経営グループ)・2026年10月19日

ROLEUP、山口支店を10月22日に下関市に開設へ

M&Aアドバイザリーなどを手がける株式会社ROLEUPは10月15日、山口県下関市に山口支店を10月22日に開設すると発表した。山口県と周辺の中堅・中小企業の事業承継と企業価値向上を支援する拠点とする。

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株式会社ROLEUP・2026年10月15日

日本経営、119番通報の受付を支援するAI「Quick AI」のQuickと資本業務提携

日本経営グループの株式会社日本経営は10月13日、119番通報の音声を解析して指令員の聴取や判断を支援するAI「Quick AI」を開発する株式会社Quick(東京都中央区)と資本業務提携を結んだと発表した。地域医療分析の知見をAIの開発・実証や導入の進め方に生かし、救急医療の効率化と現場の負担軽減をめざす。

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株式会社日本経営・2026年10月13日

ROLEUP、事業再生部門「BRS」を新設 M&Aアドバイザリーと一体で再生から成長までを担う

株式会社ROLEUPは10月6日、事業再生部門「BRS」を設け、企業の再生支援をM&Aの助言業務と一体で手がける体制を整えたと発表した。事業再生計画の策定・実行支援、金融機関対応、スポンサー選定、事業再建後の成長戦略の立案などを担う。

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株式会社ROLEUP・2026年10月6日

FLAGSグループ、東京駅八重洲口エリアに東京支店を10月1日に開設 名古屋の本社・名古屋駅前支店と合わせ3拠点に

税理士法人FLAGSのFLAGSグループ(名古屋市)は10月5日、東京駅八重洲口エリアに東京支店を10月1日に開設し、13日から本格稼働すると発表した。関東の顧客や創業予定者との接点づくりと、名古屋への通勤を前提としない関東在住の人材の採用に取り組むとしている。

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税理士法人FLAGS・2026年10月5日

税理士法人チェスター、ビルの建て替えに伴い渋谷事務所を渋谷区桜丘町へ移転 9月28日から新事務所で業務

相続税専門の税理士法人チェスターは10月5日、入居していたビルの建て替えに伴い渋谷事務所を東京都渋谷区桜丘町へ移転し、9月28日から新事務所で業務を始めたと発表した。同法人は、JR線を使う来訪者にとって駅からのアクセスが大きく良くなるとしている。

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税理士法人チェスター・2026年10月5日

みらいコンサルティンググループ、あいわ税理士法人と人的交流を含む業務連携を10月1日に開始

みらいコンサルティンググループと税理士法人みらいコンサルティングは10月2日、戦略的パートナー・アライアンスグループの一員で、メンバーの約80%が公認会計士・税理士資格を有するあいわ税理士法人(東京都港区)と人的交流を含む業務連携を10月1日に始めたと発表した。一体となってサービスの向上に努めるとしている。

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みらいコンサルティンググループ・2026年10月2日

AGSコンサルティングと米HLS、タイ・バンコクに「ASTHOM」ブランド初の海外拠点 現地の会計事務所の株式を取得し10月1日に営業開始

AGSコンサルティングと米国の会計事務所HLSは10月1日、共同出資でタイ・バンコクに拠点を発足したと発表した。現地の会計事務所CaN International Advisory (Thailand)の株式を取得して事業と顧客基盤を譲り受けた。現地法人は10月中旬に「ASTHOM Thailand」へ社名を変える予定としていた。

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AGSコンサルティング(AGSグループ)・2026年10月1日

アネーラ税理士法人、税理士法人仁科忠二郎事務所と10月1日付で経営統合し蒲田事務所を設立

アネーラ税理士法人は、税理士法人仁科忠二郎事務所と10月1日付で経営統合し、東京都大田区蒲田本町に蒲田事務所を設立したと同日付の挨拶状で知らせた。統合の目的を「一層のサービスの充実を図るべく」としている。蒲田事務所は仁科忠二郎氏が代表、小池桂治氏が所長を務める。

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アネーラ税理士法人・2026年10月1日

ベンチャーサポートグループにS-LINKパートナーズが参画、「VSGコーポレート税理士法人」に改称

ベンチャーサポートグループ(VSG)は10月1日、税理士法人S-LINKパートナーズ(東京都千代田区)が同日付でグループに参画し、法人名を「VSGコーポレート税理士法人」に改めると発表した。VSGは「財務・DX・国際会計の専門性を加え、成長企業・中堅企業への支援体制を強化」するとしている。

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ベンチャーサポートグループ・2026年10月1日

日本クレアス税理士法人グループ、社会保険労務士法人の横浜本部をJR横浜タワーに開設し10月1日に営業開始

日本クレアス税理士法人グループは10月1日、グループの日本クレアス社会保険労務士法人の横浜本部を開設し、同日から営業を始めたと発表した。所在地は横浜市西区南幸1丁目のJR横浜タワー12階(STATION SWITCH横浜)。

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日本クレアス税理士法人グループ・2026年10月1日

会計事務所向けサービスの動き

kubellストレージ、「セキュアSAMBA」の外部共有リンクに送信メールのメッセージ入力と管理者による設定の必須化の機能を追加

kubellストレージは10月15日、「セキュアSAMBA」の外部共有リンクに、送信メールのメッセージ入力と、パスワードなど4項目を管理者が必須にできる機能をリリースしたと発表した。対象は「ビジネスプラン」「エンタープライズプラン」と「Chatworkユーザー特別プラン」で、設定は「オーナー権限のユーザー」が行う。

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株式会社kubellストレージ・2026年10月15日

ブリッジワン、名古屋のオールシステムの全株式を取得し完全グループ化

建設・物流業界に特化したコンサルティングを手がけるブリッジワン(東京都渋谷区)は10月15日、オールシステム(名古屋市)の全株式を取得し、完全グループ化したと発表した。同社は「建設・物流領域における経営支援体制および地方展開を強化」するとしている。

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株式会社ブリッジワン・2026年10月15日

freee、業務イベントを起点に後段の業務を自動化する「オートメーション機能」を開始

freeeは10月15日、統合型プラットフォーム上のデータを活用した「オートメーション機能」を提供開始すると発表した。業務イベントを起点とした自動化で「依頼・進捗確認・催促」などの手作業と心理的負担を削減するとしており、まず「freee従業員ポータル」の対応依頼発行から対応する。

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freee株式会社・2026年10月15日

TKC、「FXクラウドシリーズ」と勤怠管理の「KING OF TIME」のAPI連携を開始

TKCは10月14日、クラウド会計ソフト「FXクラウドシリーズ」と、ヒューマンテクノロジーズの勤怠管理・人事給与システム「KING OF TIME」のAPI連携を始めた。集計した勤怠データをFXクラウドシリーズに送れるようになり、社員ごとの勤怠データの手入力が要らなくなるとしている。

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株式会社TKC・2026年10月14日

LayerX、TOMAコンサルタンツグループが「バクラク」を導入し月26.2時間を削減と発表

LayerXは10月14日、TOMAコンサルタンツグループが「バクラク申請」「バクラク経費精算」「バクラク請求書受取」を導入し、経理・承認作業と申請部門を合わせて月26.2時間を削減したと発表した。両社は顧問先企業へのバクラクの導入・活用を進めるパートナーアライアンスを強める。

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株式会社LayerX・2026年10月14日

SOMPOひまわり生命、新契約の申込で「オンライン診査」を開始

SOMPOひまわり生命保険は10月13日、心電図や血液検査を行わない一般診査を対象に、電子聴診器などで申込者と本社の医師をつなぐオンライン診査を始めた。診査医の確保や日程調整の課題を解消し、迅速な保障の提供をめざすとしている。

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SOMPOひまわり生命保険株式会社・2026年10月13日

TKC・森永乳業・WAP、Peppolのデジタルインボイスを実取引でやり取り 異なる請求書サービスの間で受領・保存・経理処理までつなぐ

TKCは10月9日、TKCから森永乳業への実取引の請求書を、Peppol形式のデジタルインボイスでやり取りしたと発表した。TKCが「インボイス・マネジャー2026」で発行し、森永乳業がワークスアプリケーションズ(WAP)の「HUEデジタルインボイス」で受領・保存して経理処理に活用する。

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株式会社TKC・2026年10月9日

FCE、中国銀行とビジネスマッチング契約 瀬戸内経済圏の地域企業にAI研修とAIプラットフォームを提供

FCEは10月5日、ちゅうぎんフィナンシャルグループの中国銀行とビジネスマッチング契約を結んだと発表した。瀬戸内経済圏を中心とした地域企業のAI活用を支えるため、「AI組織活用研修・コンサルティング」とAIプラットフォーム「AI OMNI AGENT」の提供を始める。

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株式会社FCE・2026年10月5日

ソフトウェア協会の研究会、個人所得申告の仕組みをデジタル前提で作り直すよう提言

ソフトウェア協会(SAJ)の「社会的システム・デジタル化研究会」(TKCを含むソフトウェアベンダー等8社が参加)は10月5日、個人所得申告の仕組みをデジタル前提で設計し直すよう求める提言を発表した。年末調整を確定申告の「簡易版」として再定義し、給与支払報告を年1回から月1回のデジタル報告にすることなどを提案している。

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株式会社TKC・2026年10月5日

弥生、「弥生会計 Next」で会計データから経営状況を分析する「経営分析AI」を提供開始

弥生は10月2日、法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」で、経営支援の機能を強めた「経営分析AI」の提供を10月1日に始めたと発表した。これまでの「資金分析β版」を発展させたもので、新機能の「経営診断」は、経営状況を表す指標の動きを自動で分析し、その意味や背景、確かめておきたい点を示す。

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弥生株式会社・2026年10月2日

ベター・プレイス、西日本シティ銀行と業務提携 「はぐくみ企業年金」で福岡県の中小企業の人材定着を支援

ベター・プレイスは9月29日、従業員の老後不安を解消し、長く安心して働ける環境づくりを目指して、西日本シティ銀行と業務提携したと発表した。同行が人材定着に悩む法人顧客に、ベター・プレイスが普及を進める確定給付企業年金「はぐくみ企業年金」を案内し、福岡県を中心とする営業エリアの企業への導入を図る。

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株式会社ベター・プレイス・2026年9月29日

Xの会計業界トレンド

  • 会計事務所の生成AI活用

    税理士や会計事務所のあいだで、生成AIの使い方を巡る投稿が相次いでいる。顧問先のデータを外部に出さない工夫や、会計ソフトに組み込まれた機能の契約上の扱いを気にする声が目につく。税理士会の研修や事務所向けの勉強会に参加した報告も見られる。

  • 年末調整の開始と申告書の読みにくさ

    顧問先から年末調整の問い合わせが届き始めた、という事務所の声が見られる。改正点を読み解くのが難しい、という実務家の投稿が目につく。従業員や担当者の側でも、控除証明書の到着や申告書を誰が書くかを巡るやり取りが相次いでいる。

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  • 実地の調査前の帳簿データの提出

    実地の調査の前に仕訳データの提出を求められる、という実務家の投稿が見られる。電子申告へ取り込む際に文字が弾かれる、という困りごとが目につく。実地の調査前の帳簿データの提出依頼そのものを取り上げる声も見られる。

  • ふるさと納税の情報流出と寄附控除

    ふるさと納税の仲介サービスを巡る情報流出の投稿が相次いでいる。氏名や住所に加え、寄附控除の試算に関する情報が含まれる、という指摘が目につく。税理士の側でも、年収や扶養の状況が推測されうる点を気にする声が見られる。

  • 食料品の消費税を巡る実務上の懸念

    食料品の消費税の扱いを巡る投稿が、税理士のあいだでも相次いでいる。税率の分け方や、事業者側のシステム対応の負担を気にする声が目につく。仕組みをこれ以上複雑にしないでほしい、という実務寄りの指摘も見られる。

  • 顧問契約の範囲と記帳代行の価格

    記帳代行を前面に出すと価格だけで比べられる、という事務所側の投稿が見られる。小規模な個人案件の受け方を見直す、という依頼者側の体験談も目につく。資料を出さない相手とは契約を続けない、という働き方の話も混ざっている。

XのAIトレンド

  • DeepSeekが仕組み「DeepInfer」を公開

    DeepSeekが、モデル「DeepSeek-V4.1-Flash」を動かす仕組み「DeepInfer」を、中身を見て使える形で公開した。普段は外に出さない高速化のノウハウまで出したことへの驚きが、英語圏で大きく広がり、日本語圏の開発者の間でも目につく。取り入れた側の利用料金が下がるのでは、という期待と、家庭向けのパソコンでは動かせないという整理が並んでいる。

  • MiniMax M3.1 Flashを巡る安さへの期待

    MiniMaxが2026年10月19日に公開した「MiniMax M3.1 Flash」を巡り、日本語圏では速報の転載が目につく。作業をまとめて任せる用途で、これまでより安くなりそうだという受け止めが、中小の実務寄りの投稿に見られる。一方で、モデルが増えてどれを選ぶか迷うという声も出ている。

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  • OpenAI DevDay Exchangeの東京の回

    開発者向けの催し「OpenAI DevDay Exchange」の東京の回が、2026年10月20日の日程として公式ページに載っている。会場にいた人からは、自分で手を動かす開発者同士で話せたことを評価する声が目につく。講演の中身を順に振り返る投稿も見られる。

実務経営研究会の新着セミナー

月刊実務経営ニュース最新号から(2026年10月号)

国の施策:租税回避スキームと非居住者の役員報酬の課税への対応

財務省・国税庁、租税回避スキームを販売した例に税理士法人などを挙げ、探知や調査の課題を政府税調の専門家会合に示す 非居住者の給与・役員報酬の20%の源泉徴収も対応を検討

財務省と国税庁は10月20日、政府税制調査会の「経済社会のデジタル化への対応と納税環境整備に関する専門家会合」(第5回)に、租税回避等への対応についての説明資料を示した。資料は、租税回避スキームには特定のプロモーターが標準化して多数の納税者に販売・提供しているものがあるとし、把握した例に、グループ法人税制等を用いて経済実態を伴わない多額の税務上の損失を作出するスキームを数十法人に販売した税理士法人などを挙げた。

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国税庁は、専担部署の設置やスキーム情報の集約等で実態解明の取組を強化してきたが、探知、税務調査・課税処分、スキームに対するけん制の各局面で課題に直面しているとした。同じ資料は別の論点として、非居住者の日本での勤務等から生じる給与・役員報酬は一律20%の源泉徴収とされ、例えば高額の役員報酬では、国内で勤務する者が最高45%の累進課税、国外でリモート勤務する者が20%の源泉徴収のみ(特に居住地国が国外所得免除方式の場合)となり、税負担の不均衡が生じているとした。源泉徴収で国内の課税関係を完結させる骨格は維持しつつ対応を検討するとし、留意点として、全世界所得課税の国に居住している場合は居住地国において外国税額控除での調整が行われること、源泉徴収義務者の事務負担をふまえ簡素な制度設計とする必要があることを挙げている。この対応の具体的な内容や時期は示されていない。

酒税率を10月1日に改正、ビール系飲料は350ml当たり54.25円に一本化 酒類の販売業者は在庫の確認を、税率が上がった酒類の在庫が全ての貯蔵場所の合計で2,000リットル以上なら手持品課税の申告は原則11月2日まで

財務省によると、ビール系飲料の酒税率は10月1日に1キロリットル当たり15万5,000円(350ml換算54.25円)に一本化され、チューハイ等のその他の発泡性酒類は10万円(同35円)に引き上げられた。同省は、類似する酒類間の税率格差が商品開発や販売数量に影響を与えている状況を改め、酒類間の税負担の公平性を回復する等の観点から、税収中立の下で2020年10月から段階的に実施してきたとしている。

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国税庁は、税率の改正に伴い、流通段階にある在庫に新旧税率の差額を調整する手持品課税(戻税)を実施すると案内しており、酒場・料飲店を経営する人を含む全ての酒類の販売業者等は、10月1日時点で貯蔵場所(酒類の製造場又は保税地域以外の場所で、対象の酒類を所持している場所)にある対象酒類の在庫数量を確かめる必要がある。10月1日午前0時の時点で、税率が引き上げられた酒類(引上対象酒類)を販売のために所持し、その数量が全ての貯蔵場所の合計で2,000リットル以上の販売業者等は、引上対象酒類を所持する貯蔵場所ごとに所轄税務署長へ原則11月2日までに申告書兼届出書を出す。税率の改正の実施日以後に販売業者等に相続があった場合は相続人が、法人の合併があった場合は合併後存続する法人又は合併により設立された法人が、申告納税の義務を承継する。所持数量を数える際、輸送中の酒類は原則として荷受人である酒類業者が荷受先の貯蔵場所で所持しているものとして扱い(どちらが手持品課税等を行うかを事前に確認書等で明らかにしている場合は当事者間で調整でき、確認書等は関係帳簿とともに保存する)、他の者が所有する酒類は帳簿等で明らかで区分して蔵置していれば含めなくてよく、一部を消費した酒類で容器内の残量を合理的な方法で明確にできないものは含めない。沖縄県内の貯蔵場所の酒類は、沖縄の復帰に伴う特別措置に関する法律の適用酒類とそれ以外に分けて、それぞれ2,000リットルの判定と申告を行う。所持数量が2,000リットル以上の販売業者等でも、税率が引き下げられる酒類だけを所持する貯蔵場所で還付を受けるには、その場所の所轄税務署に申告と届出が要る。2,000リットル未満で、差額の計算で引下げ額が多く還付を受けようとする人も、同じ期限までの届出と申告が要り、届出をすると引上対象酒類を所持する全ての貯蔵場所について申告が必要になる。国税庁のQ&Aは、還付を見込んで申告書兼届出書を出した後に納税申告となることが分かった場合、届出書は原則として事後に取り下げられないが、申告期限までに取下書を出した場合に限り税務署で取下げの処理ができるとしている。令和8年熊本地震で国税の申告・納付等の期限が延長されている熊本県八代市・宇土市・宇城市・八代郡氷川町の酒類業者は、別途告示される期限までに申告等をすればよく、それ以外の地域でも地震で被災して申告等ができない場合は、所轄の税務署に申請すれば期限の延長を受けられる。差額の納付期限は2027年3月31日。

国税庁、令和8年分の年末調整ページを掲載 基礎控除の引上げ等への注意を呼びかけ

国税庁は9月24日、令和8年分の年末調整を案内するページを掲載し、本年の年末調整では基礎控除の引上げ等に注意するよう呼びかけた。昨年と比べて変わった点として、給与所得控除の最低保障額の引上げ、扶養親族等の所得要件の改正、23歳未満の扶養親族を有する場合の生命保険料控除の特例の創設も挙げた。

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国の施策:事業承継税制(特例措置)の効果の検証と期限後のあり方

事業承継税制の特例措置の効果を政府税調の専門家会合が検証、財務省は成長への寄与は「必ずしも明らかではない」と示す 日税連は事業継続に不可欠な資産を守る制度へ、猶予対象を事業用資産に対応する部分に絞り一定期間の事業継続等を条件に免除する見直しを建議

政府税調の「税制のEBPMに関する専門家会合」は10月9日の第8回で事業承継税制を取り上げ、財務省・中小企業庁・日本商工会議所・日本税理士会連合会が説明した。法人版の特例措置は、特例承継計画(提出期限2027年9月末)の都道府県知事の確認を受け、代表者である等の要件を満たす後継者が同年12月末までに相続・贈与で中小企業の非上場株式を取得し、申告期限の2カ月前までに都道府県へ認定を申請して認定を受け、税務署に申告すると、その株式の相続税・贈与税を事業継続等の要件を満たす間は全額猶予する時限措置で、2026年度与党税制改正大綱は期限後のあり方を2027年度改正で結論を得るとした。

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2025年6月の中小企業庁の利用者アンケート(1,736者・複数回答)で効果は「早期に事業承継に踏み切ることができた」が54.7%、「株式の集約が進んだ」が45.3%、「会社の経営状況が良くなった」が8.0%だった。同じ調査で中小企業庁は事業継続の点で創設時に期待した効果は一定程度実現されたとし、別の分析では、親族内承継で特例措置を活用した事業者は承継後の売上が増加する傾向にあり、税制活用と事業の発展・成長が相関関係にある可能性が示唆されるとした。財務省は事業継続の効果の可能性に触れつつ、成長・生産性向上への寄与は「必ずしも明らかではない」と示した。日税連は目的を事業継続に不可欠な資産を守ることに置き直し、猶予対象を事業用資産に対応する部分に絞ることと、一定期間の事業継続と一定の要件を確かめて猶予税額を免除することを一組で建議した。期限後の扱いは決まっていない。

国の施策:税務調査等における帳簿等データの提出依頼

国税庁、実地の調査の前に帳簿等データの提出を依頼するのは原則として事前通知の後と示す 調査の効率化と納税者の負担軽減のため、罰則や加算税の扱いをQ&Aで説明

国税庁は「税務調査等における帳簿等データの提出依頼に関する取組等について」の案内を新しくし、「令和8年10月」付のQ&Aを掲載した。関東信越税理士会は10月13日、国税庁が取組を変更し案内を刷新したと知らせた。

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案内によると、実地の調査を予定して調査通知を行う場合、実地の調査前の帳簿等データの提出の依頼は原則として事前通知の後に行う。日時の調整に時間を要する場合は事前通知に先立つことがある。国税庁は目的を、実地の調査後の確認作業の一部を臨場前に行い、調査の効率化と、調査期間や拘束時間の短縮による納税者の負担軽減を図るためと説明する。Q&Aは、正当な理由なく応じない場合は罰則規定の対象となりうるが、応じないことのみで罰則は適用せず、依頼は納税者の承諾を得て行うとする。オンラインツールで実地の調査前に提出を求めることは質問検査権の行使に当たるが、臨場を伴わないため「実地の調査」に当たらず、事前通知の「調査を開始する日時」は初めて臨場して質問検査権を行使する日時になる。実地の調査前にデータを提出したことのみをもって、修正申告に係る過少申告加算税で「更正があるべきことを予知してされたもの」に当たらないとし、個々の事実関係で判断する。課税処分の証拠として保存が必要なデータは、保存期間(通常7年)の満了後に消去する。この記事は実地の調査前のデータ提出の依頼に絞り、オンラインの面談などは扱わない。

国の施策:飲食料品の消費税率を2年間1%とする法律案

政府、飲食料品の消費税率を2027年4月から2年間1%に下げる法律案を閣議決定し国会に提出 物価の上昇を踏まえた負担の軽減へ、9月の大綱を法律案に

政府は10月9日、「租税及び社会保険料による負担の軽減のための飲食料品に係る消費税率の臨時的な引下げ及び就業者負担軽減支援金の支給に関する法律案」を閣議決定し、第222回国会に提出した。9月15日に閣議決定した大綱を法律案にしたもので、軽減税率の対象の飲食料品の譲渡などの消費税(国税)の税率を2027年4月1日から2029年3月31日まで0.78%(地方消費税と合わせて1%)とする。

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要綱は引下げの理由を、現下の物価の上昇に鑑み臨時的に2年間に限り引き下げるためとしている。飲食料品の譲渡を行う事業者が、2027年4月1日の属する課税期間について、その課税期間中に、その課税期間から適用を受ける(やめる)旨を記載した課税事業者選択届出書か簡易課税制度選択不適用届出書を提出した場合には、その課税期間の初日の前日に提出したこととし、簡易課税制度の二年間の継続適用の要件もその課税期間については適用しない。このほか簡易課税制度等・中間申告・総額表示義務の特例と、定期供給契約による予約販売・通信販売の税率の経過的な扱いを設ける。一部の規定を除き2027年4月1日に施行する案で、国会の審議を経て成立する前の段階だ。この記事は事業者の消費税の扱いに絞り、法律案が定める就業者負担軽減支援金の要件や手続は扱わない。

税制を巡る動き

内閣官房、法人格の悪用防止へ上場企業等を除く全内国法人に実質的支配者の届出を求める制度案 日商・東商は事務負担の軽減を要望

内閣官房は9月24日、「法人等の実質的支配者(BO)に係る情報の把握等に関する有識者会議」の初会合を開き、上場企業等を除く全内国法人に実質的支配者の届出を求める制度案を示した。一部の外国法人(国内で継続的に取引する、国内に事務所を置く、国内の不動産を所有する法人)も対象とすることを検討している。

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事務局資料は法人格の悪用防止を新法の目的とし、特殊詐欺などを操る犯罪グループがペーパーカンパニーの口座間で送金を繰り返す事例や、G7でBO情報の届出を義務付ける制度がないのは日本のみであること、2028年夏ごろのFATF(金融活動作業部会)第5次対日相互審査を挙げた。

案では、法人が実質的支配者の氏名・住所・生年月日・国籍を把握して設立時に公的登録機関へ届け出て、変更があればそれを知った日から法定の期間内に変更を届け出るほか、既存の法人も施行後一定期間内に届け出る(施行前の事前の届出も認める予定)。実質的支配者は資本多数決法人では総議決権の25%超を直接又は間接に有する自然人などとする方向で、4項目とともに検討している。届出は銀行や士業など犯収法の特定事業者による代行もできる。届け出ない法人にまず催告し、なお届け出なければ過料を、隠蔽目的の虚偽届出に刑事罰を、期限から3年届け出ないときの登記の閉鎖なども検討する。

日本商工会議所と東京商工会議所は意見書で、導入は国際的な信頼性の維持に不可欠としつつ、事務負担を抑えるため届け出る情報を法人・自然人を問わず自社の株式を直接保有する者に限るよう求め、3年での登記の閉鎖は短いとして再考を求めたほか、施行まで約1年と極めて短いとして政府に周知の徹底も求めた。

新事業進出・ものづくり商業サービス補助金、第1回公募の申請受付を開始 締切は10月30日18時・採択発表は2027年1月頃の予定

中小企業庁は9月30日、新事業進出・ものづくり商業サービス補助金の第1回公募の申請受付を同日18時に始めたと発表した。締切は10月30日18時で、採択発表は2027年1月頃の予定。

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同庁は事業の概要を、中小企業等が行う技術的革新性のある製品・サービスの開発や、既存事業とは異なる新市場・高付加価値事業への進出、海外市場開拓(輸出)に向けた国内の輸出体制の強化に係る設備投資等を支援するものとしている。申請要件や公募要領は、同補助金のホームページで確認するよう案内している。

国の施策:令和8年熊本地震に伴う産業雇用安定助成金の特例(在籍型出向)

厚労省、令和8年熊本地震で事業を縮小した熊本県の事業主の在籍型出向に産業雇用安定助成金の特例 労働者の雇用を維持するため、出向元と全国の出向先に出向中の賃金を中小企業は5分の4の率で助成

厚生労働省は10月15日、令和8年熊本地震に伴う経済上の理由で事業活動の一時的な縮小を余儀なくされた熊本県内の事業主が、在籍型出向で労働者の雇用を維持する場合に、産業雇用安定助成金の特例(令和八年熊本地震災害特例人材確保支援コース)を実施すると発表した。同日の労働政策審議会職業安定分科会で審議して答申を得ており、厚労省は速やかに関係省令を公布して施行するとしている。

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対象は、出向元が熊本県に所在する事業所の事業主、出向先が全国の事業主で、両方に助成する。2026年10月1日から2027年9月30日までの出向期間中に支払う賃金の一部を、中小企業は5分の4、中小企業以外は3分の2の率で助成し、上限額は出向元と出向先の合計で日額9,110円(2026年8月1日時点の雇用保険の基本手当日額の最高額で、毎年8月に改正される)。対象は出向計画届に基づく1か月以上1年以内の出向で、出向した労働者は出向期間の終了後に元の事業所に戻って働くことが前提となり、出向中は出向前とおおむね同額の賃金を支払う必要がある。出向計画届は出向元と出向先の双方が作成し、出向元がまとめて都道府県労働局またはハローワークに出す(通常は事前の提出が必要だが、事後の提出も認める)。支給申請書は出向先も作成し、手続きは出向元がまとめて行う。在籍型出向の相手探しは、公益財団法人産業雇用安定センターが無料で支援している。

国の施策:労働時間法制の具体的課題(勤務間インターバル・つながらない権利・労働時間の把握)

厚労省、休息時間を確保する勤務間インターバル制度の導入促進へ「法的位置付け」を含む措置を論点に 時間外の連絡ルールや労働時間の把握とあわせて労政審の分科会に示す

厚生労働省は10月14日の労働政策審議会労働条件分科会に、勤務間インターバル制度、「つながらない権利」の在り方、労働時間の把握という労働時間法制の3つの論点を示した。勤務間インターバルは終業から次の始業までに一定時間以上の休息時間を確保する仕組みで、労働時間等設定改善法で事業主の努力義務とされ、厚労省はより実効性ある導入促進のために「法的位置付け」を含めどのような措置を講ずべきかを問うた。

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制度を導入した企業の割合は2025年に6.9%(16大産業の常用労働者30人以上の民営企業)で、過労死等防止対策大綱は2028年度までに15%以上を目標とする。これまでの議論では、労働者側が11時間の義務化に向けた検討を求め、使用者側は画一的な規制に反対して猶予期間や経過措置を求めたほか、公益側から努力義務の具体化や配慮義務化という選択肢も挙がった。「つながらない権利」は、就業時間外の連絡について各企業が実態に応じて業務上の連絡のルールを明確にすることをどう考えるかを論点とした。労働時間の適正な把握は使用者の責務とされ、労働安全衛生法にも労働時間の状況の把握義務があるが、把握が全くできていない事業場があるとの指摘を踏まえ、その在り方を論点とした。資料は措置の選択肢を示しており、実施する措置や時期の決定を示すものではなく、分科会で議論が続く。この記事は3つの論点に絞り、同じ日の議題の労働契約承継法の労働者等への通知等の電子化は扱わない。

中小企業施策を巡る動き

ヘッドライン

先端AIの動き

Anthropic、「Claude Managed Agents」に多数のエージェントを段階的に動かす「動的ワークフロー」をベータで追加 数百件の文書の確認などに

Anthropicは10月9日の開発者向けの更新情報で、「Claude Managed Agents」に「動的ワークフロー」をベータで加えた。数百件の文書の確認のように多くの部分に分かれる仕事で、エージェントが多数のエージェントを段階的に動かす手順を自ら書き、サーバーが裏で実行して結果をまとめる。

Google、最上位のAIモデル「Gemini 4 Argon」の一般提供を開始 企業向け「Gemini Enterprise」のWeb・モバイルアプリは、対応ロケーションで10月27日から既定でオンに

Googleは米国時間10月13日、難しい課題を解くために作ったとする最上位のAIモデル「Gemini 4 Argon」の一般提供を始めた。企業向け「Gemini Enterprise」のStandardなど4エディションでは、対応ロケーションのWeb・モバイルアプリで10月27日から既定でオンになる。

Anthropic、公益目的の基金に自社株式の5%を充当へ 株主承認が条件、企業価値の増加に応じて取締役会の裁量で持ち分を追加できる仕組みに

Anthropicは10月18日、公益目的の基金を設け、株主承認を条件に自社株式の5%を充てると発表した。企業価値が基準額から50%増すごとに取締役会の裁量で株式の2%を追加する仕組みで、完全子会社のLLCとして寄付などの方法を柔軟に選べるようにする。

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