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2026年10月16日 12時00分更新(平日毎日更新)

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10月16日・1分40秒

月刊実務経営ニュース最新号の注目記事(2026年10月号)

ROLEUP、山口支店を10月22日に下関市に開設へ 東京・仙台・京都に続く拠点で、山口県と周辺の中堅・中小企業の事業承継と企業価値向上を支援

M&Aアドバイザリーなどを手がける株式会社ROLEUP(東京都千代田区)は10月15日、山口県下関市に山口支店を10月22日に開設すると発表した。日本のサプライチェーンを支える地域で、事業承継と企業価値向上を支援する拠点とする。

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所在地は下関市豊前田町のSMAビル2階・3階で、支店長はパートナーの根本仙弥氏が務める。同社はこれまで東京・仙台・京都を拠点に、M&Aアドバイザリー、デューデリジェンス、PMI(M&A後の統合支援)、リスクアドバイザリーを一貫して提供してきた。開設の理由として同社は、瀬戸内沿岸に化学・素材などの製造業が集まる山口県では、オーナー企業を中心に事業承継や後継経営者の確保が経営課題になっており、M&Aも含めて早めに選択肢を検討する必要が高まっているとの見方を示した。山口支店では、山口県と周辺地域の中堅・中小企業へのM&Aアドバイザリー、事業承継での「資本の承継」と「経営の承継」の両面の支援、地元の事情に詳しい税理士の採用・配置、地域金融機関と連携した案件の共同推進に取り組むとしている。渡邉達也社長は、経営者と腰を据えて向き合うために下関市に拠点を置くと述べた。

ブリッジワン、名古屋のオールシステムの全株式を取得し完全グループ化 助成金コンサルとWeb・SEO支援を取り込み、名古屋・九州の小規模事業者への伴走支援を広げる

建設・物流業界に特化したコンサルティングを手がける株式会社ブリッジワン(東京都渋谷区)は10月15日、助成金コンサルティングやサブスク型のWeb・SEO支援を展開する株式会社オールシステム(名古屋市)の全株式を、独立系プライベート・エクイティ・ファンドのマラトンキャピタルパートナーズから取得し、完全グループ化したと発表した。ブリッジワンは業界に特化した組織と20種類以上のソリューションを組み合わせる「ワンデスクソリューション事業」を展開し、5,200社以上の業界支援の実績があるとしている。

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オールシステムは2,000社以上の支援実績を持つ。ブリッジワンは、建設・物流業界では時間外労働の上限規制(いわゆる2024年問題)や資材の高騰、人材確保のための賃上げなど大きな構造変化が進む一方、年商数億円規模の小規模事業者には助成金の活用やWebを使った採用・集客の支援が行き届きにくいとの見方を示した。今後は経営改善から資金手当て、Web集客・採用までを窓口を一本化して一貫して支援し、オールシステムの名古屋・福岡の拠点を生かして地方の事業者への支援を広げるとしている。

freee、業務イベントを起点に後段の業務を自動化する「オートメーション機能」を開始 まず「freee従業員ポータル」の対応依頼の発行から、依頼・進捗確認・催促の手間を減らす

freee株式会社は10月15日、従業員の入社や部署移動、各種申請などの業務イベントを起点に後段の業務を自動化する「オートメーション機能」を始めると発表した。人事労務・会計・請求などfreeeの統合型プラットフォーム上の業務データを使い、自社プロダクト内の業務イベントを直接のきっかけに後続の手続きを自動で進める点を、アプリ間のデータ連携が中心だった従来の汎用的な自動化ツールとの違いに挙げた。

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まず「freee従業員ポータル」での対応依頼の発行から使えるようにし、今後は会計や請求の領域など他のプロダクトへ対応を順次広げる予定だ。業務依頼の作成、進捗の確認、未対応者への催促といった手作業や心理的な負担を減らし、依頼の作成漏れや期限超過を防いで、締め作業や入退社手続きの属人化をなくすねらいだとしている。設定の手間をさらに減らすため、AIを使って自動化のルールを直感的に組める仕組みの提供も検討するとした。

CPAエクセレントパートナーズ、11月16日に社名を「FINAC」に変更 「CPAラーニング」などのサービス名も11月10日から順次改め、会計ファイナンスに携わる人の生涯にわたる成長に伴走

公認会計士講座などを運営するCPAエクセレントパートナーズ株式会社は10月15日、2026年11月16日に社名を「FINAC株式会社」(読みはフィナック)に変更すると発表した。子会社のCPAキャリアサポート株式会社も同じ日に「FINACキャリア株式会社」に社名を変える。

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新社名のもと、受講生に加えて会計ファイナンスに携わるすべての人の「生涯にわたる成長」に伴走し続ける存在をめざすとしている。サービスの名称も11月10日から順次変わり、簿記・会計の実務学習プラットフォーム「CPAラーニング」は「FINACラーニング」に、「CPASS」は「FINACコミュニティ」に、転職エージェントサービス「CPASSキャリア」は「FINACキャリア」に、求人媒体サービス「CPAジョブズ」は「FINACキャリア」求人サイトになる。社名変更に伴う利用者の手続きは不要で、契約内容や受講中の講座、利用中のサービスはそのまま使える。各サービスのWebサイトのドメインも順次変える予定で、詳細は準備が整い次第知らせるとしている。

kubellストレージ、「セキュアSAMBA」の外部共有リンクに送信メールのメッセージ入力と管理者による設定の必須化の機能 パスワードや有効期限の付け忘れを防ぎ、社外とのファイル共有を社内ルールどおりに

kubellの子会社で法人向け国産オンラインストレージ「セキュアSAMBA」を提供する株式会社kubellストレージは10月15日、外部共有リンクの2つの新機能を発表した。1つは、リンクをメールで送るときに件名(最大50文字)とメッセージ(最大500文字)を自由に入力できる機能で、管理者は社内でよく使う文面をテンプレートとして最大10件登録できる。

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もう1つは、リンクの「有効期限」「パスワード」「ダウンロード不可(プレビューのみ可能)」「ダウンロード回数制限」の4項目を、管理者が会社単位で必須項目にしたり初期値を決めたりできる機能だ。定型文だけのメールでは何のファイルか相手に伝わりにくい、社員がパスワードや有効期限を付け忘れたままリンクを発行することがある、社内規程のルールを社員一人ひとりの注意に頼らず徹底したい、という利用者の声を受けて開発したとしている。ビジネスプランとエンタープライズプラン(Chatworkユーザー特別プランを含む)で、標準機能として無料で使える。

TKC、「FXクラウドシリーズ」と勤怠管理の「KING OF TIME」のAPI連携を開始 勤怠データを送れるようにして社員ごとの手入力をなくし、給与計算を効率化

株式会社TKCは10月14日、クラウド会計ソフト「FXクラウドシリーズ」と、ヒューマンテクノロジーズのクラウド勤怠管理・人事給与システム「KING OF TIME」のAPI連携を同日から始めると発表した。KING OF TIMEで集計した勤怠データをFXクラウドシリーズに送れるようになり、これまで必要だった社員ごとの勤怠データの手入力が要らなくなって、給与計算業務の効率化につながるという。

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連携できるのは「FXまいスタークラウド」「FX2クラウド」のほか、農業、公益法人、社会福祉法人、学校法人、NPO法人向けの会計クラウドや、FX4クラウド用の給与計算機能など。同社は、会計事務所が薦める会計システムとしてFXクラウドシリーズを通じて全国の中小企業のDXを支援するとしている。TKCシステムと連携実績がある業務システムとしては42システムを掲載しており、証憑の発行・保管から日々の仕訳、決算書と税務申告の作成、電子申告・電子納税までを「デジタルシームレス」で一気通貫に行える仕組みづくりを支援する。関与先企業の契約内容や運用方法などにより連携できない場合があるとも注記している。KING OF TIMEは導入企業数7万5,000社以上、利用者数455万人以上(2026年7月時点)という。

日本経営、119番通報の受付を支援するAI「Quick AI」のQuickと資本業務提携 地域医療分析の知見を生かし、救急医療の効率化と現場の負担軽減をめざす

日本経営グループの株式会社日本経営(大阪府豊中市)は10月13日、119番通報の受付を支援するAI「Quick AI」を開発する株式会社Quick(東京都中央区)と資本業務提携契約を結んだと発表した。目的は地域の救急医療の効率化と現場の負担軽減で、日本経営が長年培ってきた地域医療分析のノウハウと、QuickのAIを組み合わせる。

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Quick AIは119番通報の音声を解析し、指令員の聴取や判断を支援する。日本経営は背景に、少子高齢化や自然災害の激甚化に伴う救急需要の増加と現場の人手不足を挙げ、地域の実情に応じた持続可能な救急医療体制の構築が急務だとしている。提携では、Quick AIの開発・実証に日本経営の知見を取り入れ、導入や効果検証の進め方を具体化して現場への定着を支える。全国的な医療機関ネットワークと経営コンサルティングの知見を生かし、消防の119番受付から医療機関での受け入れに至る連携をスムーズにする体制づくりもめざす。

LayerX、TOMAコンサルタンツグループが「バクラク」を導入し月26.2時間を削減と発表 自社で効果を確かめたTOMAは顧問先への導入支援を強める

株式会社LayerXは10月14日、TOMAコンサルタンツグループが「バクラク申請」「バクラク経費精算」「バクラク請求書受取」を導入したと発表した。あわせて両社で、顧問先企業へのバクラクの導入・活用を進めるパートナーアライアンスを強める。

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TOMAは経費精算、申請・承認、請求書処理で分かれていた複数の他社システムをバクラクに一本化し、仕訳と証憑を1画面で確かめられるようにした。発表によると、経理・承認作業の月間時間は約62.5時間から約41.7時間に減り、申請部門の月5.4時間と合わせて月26.2時間(年間約315時間)を削減した。TOMAは同種のサービスを自社で複数比べて選んだとし、自社での効果をもとに、顧問先への推奨ツールとして導入支援を強化する。TOMAの持木取締役は、記帳代行の作業は今後減少・消失していくとみて、ミスが許されない会計業務には汎用の生成AIよりも「パッケージシステム+AI」の組み合わせが最適だとし、税理士の役割をデータ分析や経営計画といった「未来の支援」へ移すことを訴えている。

月刊実務経営ニュース最新号からのピックアップ(2026年10月号)

会計事務所の動き

ROLEUP、事業再生部門「BRS」を新設 M&Aアドバイザリーと一体で再生から成長までを担う

株式会社ROLEUPは10月6日、事業再生部門「BRS」を設け、企業の再生支援をM&Aの助言業務と一体で手がける体制を整えたと発表した。事業再生計画の策定・実行支援、金融機関対応、スポンサー選定、事業再建後の成長戦略の立案などを担う。

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株式会社ROLEUP・2026年10月6日

FLAGSグループ、東京駅八重洲口エリアに東京支店を10月1日に開設 名古屋の本社・名古屋駅前支店と合わせ3拠点に

税理士法人FLAGSのFLAGSグループ(名古屋市)は10月5日、東京駅八重洲口エリアに東京支店を10月1日に開設し、13日から本格稼働すると発表した。関東の顧客や創業予定者との接点づくりと、名古屋への通勤を前提としない関東在住の人材の採用に取り組むとしている。

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税理士法人FLAGS・2026年10月5日

税理士法人チェスター、ビルの建て替えに伴い渋谷事務所を渋谷区桜丘町へ移転 9月28日から新事務所で業務

相続税専門の税理士法人チェスターは10月5日、入居していたビルの建て替えに伴い渋谷事務所を東京都渋谷区桜丘町へ移転し、9月28日から新事務所で業務を始めたと発表した。同法人は、JR線を使う来訪者にとって駅からのアクセスが大きく良くなるとしている。

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税理士法人チェスター・2026年10月5日

みらいコンサルティンググループ、あいわ税理士法人と人的交流を含む業務連携を10月1日に開始

みらいコンサルティンググループと税理士法人みらいコンサルティングは10月2日、戦略的パートナー・アライアンスグループの一員で、メンバーの約80%が公認会計士・税理士資格を有するあいわ税理士法人(東京都港区)と人的交流を含む業務連携を10月1日に始めたと発表した。より強固な連携のもと、一体となってサービスの向上に努めるとしている。

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みらいコンサルティンググループ・2026年10月2日

AGSコンサルティングと米HLS、タイ・バンコクに「ASTHOM」ブランド初の海外拠点 現地の会計事務所の株式を取得し10月1日に営業開始

AGSコンサルティングと米国の会計事務所HLSは10月1日、共同出資でタイ・バンコクに拠点を発足したと発表した。現地の会計事務所CaN International Advisory (Thailand)の株式を取得して事業と顧客基盤を譲り受けた。現地法人は10月中旬に「ASTHOM Thailand」へ社名を変える予定。

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AGSコンサルティング(AGSグループ)・2026年10月1日

アネーラ税理士法人、税理士法人仁科忠二郎事務所と10月1日付で経営統合し蒲田事務所を設立

アネーラ税理士法人は、税理士法人仁科忠二郎事務所と10月1日付で経営統合し、東京都大田区蒲田本町に蒲田事務所を設立したと同日付の挨拶状で知らせた。統合の目的を「一層のサービスの充実を図るべく」としている。蒲田事務所は仁科忠二郎氏が代表、小池桂治氏が所長を務める。

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アネーラ税理士法人・2026年10月1日

ベンチャーサポートグループにS-LINKパートナーズが参画、「VSGコーポレート税理士法人」に改称

ベンチャーサポートグループ(VSG)は10月1日、税理士法人S-LINKパートナーズ(東京都千代田区)が同日付でグループに参画し、法人名を「VSGコーポレート税理士法人」に改めると発表した。VSGは「財務・DX・国際会計の専門性を加え、成長企業・中堅企業への支援体制を強化」するとしている。

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ベンチャーサポートグループ・2026年10月1日

日本クレアス税理士法人グループ、社会保険労務士法人の横浜本部をJR横浜タワーに開設し10月1日に営業開始

日本クレアス税理士法人グループは10月1日、グループの日本クレアス社会保険労務士法人の横浜本部を開設し、同日から営業を始めたと発表した。所在地は横浜市西区南幸1丁目のJR横浜タワー12階(STATION SWITCH横浜)。

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日本クレアス税理士法人グループ・2026年10月1日

日本経営グループの株式会社日本経営、AIでレセプトの点検を支援する「Reze」のmutexに出資

日本経営グループの経営コンサルティング会社、株式会社日本経営(大阪府豊中市)は10月1日、AIでレセプト(診療報酬明細書)の請求業務を支援するクラウドサービス「Reze(レゼ)」を開発・提供するmutex(東京都新宿区)に、第三者割当増資で出資したと発表した。

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株式会社日本経営・2026年10月1日

Colorz国際税理士法人、旧松山高治税理士事務所を道南支店に 北海道森町で担当スタッフもサービス内容も変えずに新体制

東京都千代田区に事務所を置くColorz国際税理士法人は9月20日、北海道森町に道南支店を開設し、支店長は大久保圭太氏が務めると自社サイトで知らせた。支店は旧松山高治税理士事務所で、担当スタッフやサービス内容はこれまでと変わらないとしている。

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Colorz国際税理士法人・2026年9月20日

ROJグループ、東京オフィスを港区海岸へ移転

税理士法人ROJを含むROJグループは9月7日、東京オフィスの移転を発表した。移転先は東京都港区海岸1丁目の宮崎ビル5階で、業務拡大とサービス体制の強化を目的としている。

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ROJグループ・2026年9月7日

会計事務所向けサービスの動き

SOMPOひまわり生命、新契約の申込で「オンライン診査」を開始

SOMPOひまわり生命保険は10月13日、心電図や血液検査を行わない一般診査を対象に、電子聴診器などで申込者と本社の医師をつなぐオンライン診査を始めた。診査医の確保や日程調整の課題を解消し、迅速な保障の提供をめざすとしている。

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SOMPOひまわり生命保険株式会社・2026年10月13日

TKC・森永乳業・WAP、Peppolのデジタルインボイスを実取引でやり取り 異なる請求書サービスの間で受領・保存・経理処理までつなぐ

TKCは10月9日、TKCから森永乳業への実取引の請求書を、Peppol形式のデジタルインボイスでやり取りしたと発表した。TKCが「インボイス・マネジャー2026」で発行し、森永乳業がワークスアプリケーションズ(WAP)の「HUEデジタルインボイス」で受領・保存して経理処理に活用する。

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株式会社TKC・2026年10月9日

freee、社会福祉法人向けクラウド会計「freee会計 社会福祉法人」を10月8日に提供開始

freeeは10月8日、社会福祉法人会計基準に対応したクラウド会計ソフトの提供を始めた。社会福祉法人会計の未経験者でも迷わず業務を進められる設計と、freee人事労務とのデータ連携で人件費をサービス区分ごとに自動で割り振る業務の支援を特徴に挙げている。

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freee株式会社・2026年10月8日

ボルテックス、東京都心のオフィスに5口(50万円)単位で投資できる「スマートVシェア」を開始 会員登録から購入申込までオンラインで完結

ボルテックスは10月6日、1口10万円の持分を5口(50万円)単位で購入でき、会員登録から購入申込までオンラインで完結する不動産小口化の新サービス「スマートVシェア」を始めた。任意組合型の商品で、区分所有権を直接取得するのではなく、無限責任を伴う任意組合への出資となる。

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株式会社ボルテックス・2026年10月6日

FCE、中国銀行とビジネスマッチング契約 瀬戸内経済圏の地域企業にAI研修とAIプラットフォームを提供

FCEは10月5日、ちゅうぎんフィナンシャルグループの中国銀行とビジネスマッチング契約を結んだと発表した。瀬戸内経済圏を中心とした地域企業のAI活用を支えるため、「AI組織活用研修・コンサルティング」とAIプラットフォーム「AI OMNI AGENT」の提供を始める。

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株式会社FCE・2026年10月5日

ソフトウェア協会の研究会、個人所得申告の仕組みをデジタル前提で作り直すよう提言

TKCを含むソフトウェアベンダー等8社が参加するソフトウェア協会(SAJ)の「社会的システム・デジタル化研究会」は10月5日、個人所得申告の仕組みをデジタル前提で設計し直すよう求める提言を発表した。年末調整を確定申告の「簡易版」として再定義し、給与支払報告を年1回から月1回のデジタル報告にすることなどを提案している。

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株式会社TKC・2026年10月5日

弥生、「弥生会計 Next」で会計データから経営状況を分析する「経営分析AI」を提供開始

弥生は10月2日、法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」で、経営支援の機能を強めた「経営分析AI」の提供を10月1日に始めたと発表した。これまでの「資金分析β版」を発展させたもので、新機能の「経営診断」は、経営状況を表す指標の動きを自動で分析し、その意味や背景、確かめておきたい点を示す。

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弥生株式会社・2026年10月2日

マネーフォワード、「AI Cowork」の士業向け機能を一部の士業事務所へ先行提供 月次の仕訳登録をAIと人が対話で進めるデモも公開

マネーフォワードは10月2日、AIサービス「マネーフォワード AI Cowork」の士業向け機能を、一部の士業事務所にクローズドな環境で先行提供すると発表した。同日の「士業サミット2026」では、顧問先ごとのルールや証憑を踏まえてAIと人が対話しながら月次の仕訳登録を進める流れをデモで示した。

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株式会社マネーフォワード・2026年10月2日

M&A総合研究所、滋賀県税理士協同組合と業務提携 組合員の税理士と連携し、顧問先のM&Aを譲渡・譲受の両面で支援

M&A総合研究所は10月1日付で滋賀県税理士協同組合と業務提携契約を結び、滋賀県の中小企業へのM&A支援体制を強化すると発表した。税理士が把握した顧問先の事業承継や成長戦略の課題に同社がM&Aという選択肢を示し、相手先の探索から契約・クロージングまで支援するほか、組合員事務所向けの勉強会も開くという。

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株式会社M&A総合研究所・2026年10月1日

OBC、あいち銀行と業務提携 請求書の受領から支払までをデジタル化する同行の「Arch Bridge」の展開を支援

勘定奉行などの基幹業務システムを開発・販売するオービックビジネスコンサルタント(OBC)は9月29日、あいち銀行と協業し、同行が提供する法人決済プラットフォーム「Arch Bridge」の展開を支援すると発表した。請求書の受領から債務管理、支払までをデジタル化するサービスで、両社は業務提携も結んだ。

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株式会社オービックビジネスコンサルタント・2026年9月29日

ベター・プレイス、西日本シティ銀行と業務提携 「はぐくみ企業年金」で福岡県の中小企業の人材定着を支援

ベター・プレイスは9月29日、従業員の老後不安を解消し、長く安心して働ける環境づくりを目指して、西日本シティ銀行と業務提携したと発表した。同行が人材定着に悩む法人顧客に、ベター・プレイスが普及を進める確定給付企業年金「はぐくみ企業年金」を案内し、福岡県を中心とする営業エリアの企業への導入を図る。

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株式会社ベター・プレイス・2026年9月29日

Xの会計業界トレンド

  • 年末調整の複雑化と確定申告との役割分担

    年末調整の申告書類が複雑だとして、事務の負担を訴える投稿が相次いでいる。給与計算の担当者と税理士の双方から、確定申告との役割分担や控除の適用漏れを心配する声が目につく。年末調整用のソフトを手放しにくいまま、電子申告とのつながりを問う書き込みも見られる。

  • 食料品の消費税率を巡る現場の事務負担

    食料品の消費税率の扱いを巡り、現場の準備負担を心配する投稿が相次いでいる。価格の表示やレジの直し、中間申告の扱いをどうするかという実務の悩みが目につく。飲食店の側に費用が偏るのではないか、という書き込みも見られる。

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  • 会計事務所での生成AIの使い方と人の役割

    記帳や月次の確認、顧客への文面づくりを生成AIに任せるという投稿が相次いでいる。空いた時間を顧問先の拡大に回すのか、人を抱える事務所はどうするのか、という問いも目につく。税額の判断や説明は人に残る、という書き込みも見られる。

  • 税務調査を見据えた証拠と電子データの保存

    税務調査で経費を説明するとき、支払の記録だけでは足りないという投稿が目につく。メールやウェブで受け取った請求書を、紙に印刷して残すだけでは不十分だとする解説も見られる。国税の情報システムと生成AIの関係を気にする書き込みもある。

XのAIトレンド

  • Gemini 4 Argonの使い心地

    新しいモデル「Gemini 4 Argon」を仕事で試し始めた人のあいだで、以前より回答が引き締まり、長い作業を任せやすい、という評価が目につく。一方で、利用枠の減りが速い、普段の作業では違いを感じにくい、という不満も相次いでいる。どの契約で使えるのかが分かりにくく、課金の前に立ち止まる声も見られる。

  • Muse WonderとMuse Wonder Fullへの反応

    Metaの「Muse Wonder」と「Muse Wonder Full」が公開されたあと、日本語圏では既存の有力な対話AIに並ぶ選択肢が増えた、という受け止めが見られる。英語圏では、前のモデルより実作業の成績が上がったという評価がある一方、費用に見合うかはまだ分からない、期待ほどではなかった、という反応も目につく。手元の仕事に組み込んだ詳しい活用談は、まだ多くない。

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  • Nemotron 3.5 Boltと手元で動かすAI

    NVIDIAの「Nemotron 3.5 Bolt」について、自分のパソコンで動かせるようになるという期待を書く投稿が、英語圏で出始めている。日本語圏では速報を転載する動きが中心で、試した人の使い心地を比べる投稿はまだ少ない。パソコンを買い替えて手元でAIを動かしたい、という話は、このモデルとは別に散見される。

  • 税理士や司法書士の日常に入ったAI

    税理士や司法書士の投稿では、記帳や下書き、朝の情報整理をAIに任せる様子を、特別な実験ではなく日常として書く動きが見られる。その一方で、顧問先が過去の申告をAIに読ませて誤りを探し始めるのではないか、という警戒も目につく。手間が減って手が空いた分を顧問先の増加につなげられるのか、人を多く抱える事務所はどうするのか、という声も並んでいる。

実務経営研究会の新着セミナー

月刊実務経営ニュース最新号から(2026年10月号)

巻頭特別企画2026年10月号

The Opening Story

電子申告ファイルだけで勘定科目内訳明細書まで読み込んだ金融機関目線の決算診断を可能にする「財務のみかた™」

「達人シリーズ」のNTTデータから、会計事務所業務を研究しつくした財務コンサル支援サービスが登場。顧問先の電子申告ファイルを登録するだけで、財務の可視化から課題の抽出、改善策の提示までを出力する「財務のみかた」を、リリースに携わった3氏に聞いた。

左から渡辺岳志氏、矢口浩史氏、柿沼民人氏 矢口浩史氏 渡辺岳志氏 柿沼民人氏

国の施策:事業承継税制(特例措置)の効果の検証と期限後のあり方

事業承継税制の特例措置の効果を政府税調の専門家会合が検証、財務省は成長への寄与は「必ずしも明らかではない」と示す 日税連は事業継続に不可欠な資産を守る制度へ、猶予対象を事業用資産に絞り一定期間の事業継続等を条件に免除する見直しを建議

政府税調の「税制のEBPMに関する専門家会合」は10月9日の第8回で事業承継税制を取り上げ、財務省・中小企業庁・日本商工会議所・日本税理士会連合会が説明した。法人版の特例措置は、特例承継計画(提出期限は2027年9月末)の都道府県知事の確認を受け、同年12月末までに相続・贈与で非上場株式を取得し、申告期限の2カ月前までに都道府県へ認定を申請して税務署に申告すると、取得した株式に対応する相続税・贈与税を事業継続等の要件を満たす間は全額猶予する時限措置で、2026年度の与党税制改正大綱は期限到来後のあり方を2027年度改正で結論を得るとしている。

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2025年6月の中小企業庁の利用事業者アンケート(1,736者・複数回答)で効果は「早期に事業承継に踏み切ることができた」が54.7%、「株式の集約が進んだ」が45.3%、「会社の経営状況が良くなった」が8.0%だった。同じ調査について中小企業庁は事業継続の点で創設時に期待した効果は一定程度実現されたとし、財務省は事業継続の効果の可能性に触れつつ、成長や生産性向上に寄与したのかは「必ずしも明らかではない」と示した。日税連は制度の目的を事業継続に不可欠な資産を守ることに置き直し、猶予の対象を事業用資産に対応する部分に絞ることと、一定期間の事業継続と一定の要件を確かめて猶予税額を免除することを一組で建議した。期限後の扱いはまだ決まっていない。

e-Taxの「振替納税結果表示」、国税庁が改修の完了を告知 現在は正しい情報が表示されていると案内

国税庁は、10月6日に掲載したe-Taxのお知らせ「「振替納税結果表示」画面に「振替不能」等と表示された方へ」を10月13日に更新し、見出しに【解消】と付けた。 同庁は、振替納税を利用している人について、振替結果の内容を一時的に表示されない措置をとっていたが、改修が完了し、現在は正しい情報が表示されていると案内し、利用者に不便をかけたことをわびている。

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酒税率を10月1日に改正、ビール系飲料は350ml当たり54.25円に一本化 酒類の販売業者は在庫の確認を、手持品課税の申告は原則11月2日まで

財務省によると、ビール系飲料の酒税率は10月1日に1キロリットル当たり15万5,000円(350ml換算54.25円)に一本化され、チューハイ等のその他の発泡性酒類は10万円(同35円)に引き上げられた。同省は、類似する酒類間の税率格差が商品開発や販売数量に影響を与えている状況を改め、酒類間の税負担の公平性を回復する等の観点から、税収中立の下で2020年10月から段階的に実施してきたとしている。

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国税庁は、税率の改正に伴い、流通段階にある在庫に新旧税率の差額を調整する手持品課税(戻税)を実施すると案内しており、酒場・料飲店を経営する人を含む全ての酒類の販売業者等は、10月1日時点で貯蔵場所(酒類の製造場又は保税地域以外の場所で、対象の酒類を所持している場所)にある対象酒類の在庫数量を確かめる必要がある。10月1日午前0時の時点で、税率が引き上げられた酒類(引上対象酒類)を販売のために所持し、その数量が全ての貯蔵場所の合計で2,000リットル以上の販売業者等は、引上対象酒類を所持する貯蔵場所ごとに所轄税務署長へ原則11月2日までに申告書兼届出書を出す。税率の改正の実施日以後に販売業者等に相続があった場合は相続人が、法人の合併があった場合は合併後存続する法人又は合併により設立された法人が、申告納税の義務を承継する。所持数量を数える際、輸送中の酒類は原則として荷受人である酒類業者が荷受先の貯蔵場所で所持しているものとして扱い(どちらが手持品課税等を行うかを事前に確認書等で明らかにしている場合は当事者間で調整でき、確認書等は関係帳簿とともに保存する)、他の者が所有する酒類は帳簿等で明らかで区分して蔵置していれば含めなくてよく、一部を消費した酒類で容器内の残量を合理的な方法で明確にできないものは含めない。沖縄県内の貯蔵場所の酒類は、沖縄の復帰に伴う特別措置に関する法律の適用酒類とそれ以外に分けて、それぞれ2,000リットルの判定と申告を行う。所持数量が2,000リットル以上の販売業者等でも、税率が引き下げられる酒類だけを所持する貯蔵場所で還付を受けるには、その場所の所轄税務署に申告と届出が要る。2,000リットル未満で、差額の計算で引下げ額が多く還付を受けようとする人も、同じ期限までの届出と申告が要り、届出をすると引上対象酒類を所持する全ての貯蔵場所について申告が必要になる。国税庁のQ&Aは、還付を見込んで申告書兼届出書を出した後に納税申告となることが分かった場合、届出書は原則として事後に取り下げられないが、申告期限までに取下書を出した場合に限り税務署で取下げの処理ができるとしている。令和8年熊本地震で国税の申告・納付等の期限が延長されている熊本県八代市・宇土市・宇城市・八代郡氷川町の酒類業者は、別途告示される期限までに申告等をすればよく、それ以外の地域でも地震で被災して申告等ができない場合は、所轄の税務署に申請すれば期限の延長を受けられる。差額の納付期限は2027年3月31日。

国税庁、令和8年分の年末調整ページを掲載 基礎控除の引上げ等への注意を呼びかけ

国税庁は9月24日、令和8年分の年末調整を案内するページを掲載し、本年の年末調整では基礎控除の引上げ等に注意するよう呼びかけた。昨年と比べて変わった点として、給与所得控除の最低保障額の引上げ、扶養親族等の所得要件の改正、23歳未満の扶養親族を有する場合の生命保険料控除の特例の創設も挙げた。

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国の施策:税務調査等における帳簿等データの提出依頼

国税庁、実地の調査の前に帳簿等データの提出を依頼するのは原則として事前通知の後と示す 調査の効率化と納税者の負担軽減のため、罰則や加算税の扱いをQ&Aで説明

国税庁は「税務調査等における帳簿等データの提出依頼に関する取組等について」の案内を新しくし、「令和8年10月」付のQ&Aを掲載した。関東信越税理士会は10月13日、国税庁が取組を変更し案内を刷新したと知らせた。

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案内によると、実地の調査を予定して調査通知を行う場合、実地の調査前の帳簿等データの提出の依頼は原則として事前通知の後に行う。日時の調整に時間を要する場合は事前通知に先立つことがある。国税庁は目的を、実地の調査後の確認作業の一部を臨場前に行い、調査の効率化と、調査期間や拘束時間の短縮による納税者の負担軽減を図るためと説明する。Q&Aは、正当な理由なく応じない場合は罰則規定の対象となりうるが、応じないことのみで罰則は適用せず、依頼は納税者の承諾を得て行うとする。オンラインツールで実地の調査前に提出を求めることは質問検査権の行使に当たるが、臨場を伴わないため「実地の調査」に当たらず、事前通知の「調査を開始する日時」は初めて臨場して質問検査権を行使する日時になる。実地の調査前にデータを提出したことのみをもって、修正申告に係る過少申告加算税で「更正があるべきことを予知してされたもの」に当たらないとし、個々の事実関係で判断する。課税処分の証拠として保存が必要なデータは、保存期間(通常7年)の満了後に消去する。この記事は実地の調査前のデータ提出の依頼に絞り、オンラインの面談などは扱わない。

国の施策:飲食料品の消費税率を2年間1%とする法律案

政府、飲食料品の消費税率を2027年4月から2年間1%に下げる法律案を閣議決定し国会に提出 物価の上昇を踏まえた負担の軽減へ、9月の大綱を法律案に

政府は10月9日、「租税及び社会保険料による負担の軽減のための飲食料品に係る消費税率の臨時的な引下げ及び就業者負担軽減支援金の支給に関する法律案」を閣議決定し、第222回国会に提出した。9月15日に閣議決定した大綱を法律案にしたもので、軽減税率の対象の飲食料品の譲渡などの消費税(国税)の税率を2027年4月1日から2029年3月31日まで0.78%(地方消費税と合わせて1%)とする。

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要綱は引下げの理由を、現下の物価の上昇に鑑み臨時的に2年間に限り引き下げるためとしている。飲食料品の譲渡を行う事業者が、2027年4月1日の属する課税期間について、その課税期間中に、その課税期間から適用を受ける(やめる)旨を記載した課税事業者選択届出書か簡易課税制度選択不適用届出書を提出した場合には、その課税期間の初日の前日に提出したこととし、簡易課税制度の二年間の継続適用の要件もその課税期間については適用しない。このほか簡易課税制度等・中間申告・総額表示義務の特例と、定期供給契約による予約販売・通信販売の税率の経過的な扱いを設ける。一部の規定を除き2027年4月1日に施行する案で、国会の審議を経て成立する前の段階だ。この記事は事業者の消費税の扱いに絞り、法律案が定める就業者負担軽減支援金の要件や手続は扱わない。

税制を巡る動き

国の施策:令和8年熊本地震に伴う産業雇用安定助成金の特例(在籍型出向)

厚労省、熊本地震で事業を縮小した熊本県の事業主の在籍型出向に産業雇用安定助成金の特例 労働者の雇用を維持するため、出向元と全国の出向先に出向中の賃金を中小企業は5分の4の率で助成

厚生労働省は10月15日、令和8年熊本地震に伴う経済上の理由で事業活動の一時的な縮小を余儀なくされた熊本県内の事業主が、在籍型出向で労働者の雇用を維持する場合に、産業雇用安定助成金の特例(令和八年熊本地震災害特例人材確保支援コース)を実施すると発表した。同日の労働政策審議会職業安定分科会で審議して答申を得ており、厚労省は速やかに関係省令を公布して施行するとしている。

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対象は、出向元が熊本県に所在する事業所の事業主、出向先が全国の事業主で、両方に助成する。2026年10月1日から2027年9月30日までの出向期間中に支払う賃金の一部を、中小企業は5分の4、中小企業以外は3分の2の率で助成し、上限額は出向元と出向先の合計で日額9,110円(2026年8月1日時点の雇用保険の基本手当日額の最高額で、毎年8月に改正される)。対象は出向計画届に基づく1か月以上1年以内の出向で、出向した労働者は出向期間の終了後に元の事業所に戻って働くことが前提となり、出向中は出向前とおおむね同額の賃金を支払う必要がある。出向計画届は出向元と出向先の双方が作成し、出向元がまとめて都道府県労働局またはハローワークに出す(通常は事前の提出が必要だが、事後の提出も認める)。支給申請書も出向先が作成し、手続きは出向元がまとめて行う。在籍型出向の相手探しは、公益財団法人産業雇用安定センターが無料で支援している。

内閣官房、法人格の悪用防止へ上場企業等を除く全内国法人に実質的支配者の届出を求める制度案 日商・東商は事務負担の軽減を要望

内閣官房は9月24日、「法人等の実質的支配者(BO)に係る情報の把握等に関する有識者会議」の初会合を開き、上場企業等を除く全内国法人に実質的支配者の届出を求める制度案を示した。一部の外国法人(国内で継続的に取引する、国内に事務所を置く、国内の不動産を所有する法人)も対象とすることを検討している。

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事務局資料は法人格の悪用防止を新法の目的とし、特殊詐欺などを操る犯罪グループがペーパーカンパニーの口座間で送金を繰り返す事例や、G7でBO情報の届出を義務付ける制度がないのは日本のみであること、2028年夏ごろのFATF(金融活動作業部会)第5次対日相互審査を挙げた。

案では、法人が実質的支配者の氏名・住所・生年月日・国籍を把握して設立時に公的登録機関へ届け出て、変更があればそれを知った日から法定の期間内に変更を届け出るほか、既存の法人も施行後一定期間内に届け出る(施行前の事前の届出も認める予定)。実質的支配者は資本多数決法人では総議決権の25%超を直接又は間接に有する自然人などとする方向で、4項目とともに検討している。届出は銀行や士業など犯収法の特定事業者による代行もできる。届け出ない法人にまず催告し、なお届け出なければ過料を、隠蔽目的の虚偽届出に刑事罰を、期限から3年届け出ないときの登記の閉鎖なども検討する。

日本商工会議所と東京商工会議所は意見書で、導入は国際的な信頼性の維持に不可欠としつつ、事務負担を抑えるため届け出る情報を法人・自然人を問わず自社の株式を直接保有する者に限るよう求め、3年での登記の閉鎖は短いとして再考を求めたほか、施行まで約1年と極めて短いとして政府に周知の徹底も求めた。

新事業進出・ものづくり商業サービス補助金、第1回公募の申請受付を開始 締切は10月30日18時・採択発表は2027年1月頃の予定

中小企業庁は9月30日、新事業進出・ものづくり商業サービス補助金の第1回公募の申請受付を同日18時に始めたと発表した。締切は10月30日18時で、採択発表は2027年1月頃の予定。

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同庁は事業の概要を、中小企業等が行う技術的革新性のある製品・サービスの開発や、既存事業とは異なる新市場・高付加価値事業への進出、海外市場開拓(輸出)に向けた国内の輸出体制の強化に係る設備投資等を支援するものとしている。申請要件や公募要領は、同補助金のホームページで確認するよう案内している。

国の施策:労働時間法制の具体的課題(勤務間インターバル・つながらない権利・労働時間の把握)

厚労省、休息時間を確保する勤務間インターバル制度の導入促進へ「法的位置付け」を含む措置を論点に 時間外の連絡ルールや労働時間の把握とあわせて労政審の分科会に示す

厚生労働省は10月14日の労働政策審議会労働条件分科会に、勤務間インターバル制度、「つながらない権利」の在り方、労働時間の把握という労働時間法制の3つの論点を示した。勤務間インターバルは終業から次の始業までに一定時間以上の休息時間を確保する仕組みで、労働時間等設定改善法で事業主の努力義務とされ、厚労省はより実効性ある導入促進のために「法的位置付け」を含めどのような措置を講ずべきかを問うた。

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制度を導入した企業の割合は2025年に6.9%(16大産業の常用労働者30人以上の民営企業)で、過労死等防止対策大綱は2028年度までに15%以上を目標とする。これまでの議論では、労働者側が11時間の義務化に向けた検討を求め、使用者側は画一的な規制に反対して猶予期間や経過措置を求めたほか、公益側から努力義務の具体化や配慮義務化という選択肢も挙がった。「つながらない権利」は、就業時間外の連絡について各企業が実態に応じて業務上の連絡のルールを明確にすることをどう考えるかを論点とした。労働時間の適正な把握は使用者の責務とされ、労働安全衛生法にも労働時間の状況の把握義務があるが、把握が全くできていない事業場があるとの指摘を踏まえ、その在り方を論点とした。資料に具体的な措置や実施時期は無く、分科会で議論が続く。この記事は3つの論点に絞り、同じ日の議題の労働契約承継法の労働者等への通知等の電子化は扱わない。

中小企業施策を巡る動き

ヘッドライン

国内経済の動き

8月の機械受注、船舶・電力を除く民需は前月比5.2%増と2カ月ぶりの増加 基調判断は「持ち直しの動きがみられる」で据え置き

内閣府経済社会総合研究所が10月15日に公表した8月の機械受注統計(季節調整値)によると、民間設備投資の先行指数である「船舶・電力を除く民需」は前月比5.2%増と2カ月ぶりに増えた。3カ月移動平均も前月比でプラスで、基調判断は「持ち直しの動きがみられる」に据え置いた。

9月の国内企業物価指数、前年同月比6.8%上昇 8月の7.6%から伸びが縮み、前月比は0.3%下落

日本銀行が10月13日に公表した9月の企業物価指数(速報、2020年平均=100)によると、国内企業物価指数は135.7で前年同月比6.8%上がり、8月の7.6%から伸びが縮み、前月比は0.3%下がった。円ベースの輸入物価指数は前年同月比24.5%の上昇だった。

8月の家計の消費支出、実質で前年同月比3.1%減と9カ月連続の減少 季節調整済みの前月比は0.1%増

総務省が10月9日に公表した8月の家計調査(二人以上の世帯)によると、1世帯当たりの消費支出は31万975円で、物価の変動を除いた実質で前年同月比3.1%減と9カ月連続の減少になった。季節調整済みの実質の前月比は0.1%増で、費目別の実質の前年同月比では食料が1.4%減、光熱・水道が5.2%減だった。

国際経済の動き

英中銀、政策金利を3.75%に据え置き インフレの上振れリスクは7月より強いと判断

イングランド銀行(英中銀)は9月17日、政策金利を3.75%に据え置き、中東の紛争長期化でエネルギー価格が上がり8月の英国の消費者物価上昇率も3.1%に高まる中、インフレ見通しの上振れリスクは7月時点より強いと判断した。採決は7月と同じ6対3で、3人は4%への利上げを主張した。

米10年債利回り、10月15日は5.10% 前営業日から0.09ポイント低下

米財務省の日次パー利回り(CMT)によると、10月15日の10年債は5.10%で、前営業日14日の5.19%から0.09ポイント下がった。同じ時系列の30年債も5.52%から5.43%へ下がった。

原油スポット価格、10月14日はブレント126.55ドル・WTI 101.91ドル 前日からともに上昇

米エネルギー情報局(EIA)の日次スポット価格では、14日の北海ブレント原油は1バレル126.55ドル、米WTI原油は101.91ドルで、前日13日の125.78ドル、100.86ドルからともに上がった。1週間前の7日は126.00ドル、95.02ドルだった。

先端AIの動き

Anthropic、重要インフラとオープンソースの防御を支える「Anthropic Cyber Mission」を開始 オープンソースのプロジェクトに脆弱性の点検を無償で

Anthropicは10月8日、ソフトウェアやシステムを守る側を道具・研究・資源で支える長期の取り組み「Anthropic Cyber Mission」を始めた。まず電力網や水道などの制御システムを守る事業者への支援と、オープンソースのプロジェクトに脆弱性の点検を無償で行う「OSS Scanner」を立ち上げた。

Anthropic、「Claude Managed Agents」に多数のエージェントを段階的に動かす「動的ワークフロー」をベータで追加 数百件の文書の確認などに

Anthropicは10月9日の開発者向けの更新情報で、「Claude Managed Agents」に「動的ワークフロー」をベータで加えた。数百件の文書の確認のように多くの部分に分かれる仕事で、エージェントが多数のエージェントを段階的に動かす手順を自ら書き、サーバーが裏で実行して結果をまとめる。

Google、最上位のAIモデル「Gemini 4 Argon」の一般提供を開始 企業向け「Gemini Enterprise」のWeb・モバイルアプリでは10月27日から既定でオンに

Googleは米国時間10月13日、最上位のAIモデル「Gemini 4 Argon」の一般提供を始めた。企業向けの「Gemini Enterprise」のStandardなど4エディションのWeb・モバイルアプリでは当初は既定でオフで、10月27日から既定でオンに切り替わる。

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