今日の会計業界ニュース
AI「TERASU」―― 経営計画書と月次PDCAサイクルの自動作成
税理士・特定社会保険労務士の矢萩努氏が開発したAI「TERASU」を紹介する。顧問先の経営数値や資料、面談記録を読み込み、経営計画書と月次PDCAの素案を生成する仕組みで、未来会計支援への組み込み方を聞いた。
会計連キックオフセミナー 本郷孔洋氏をはじめ、業界のトップランナーが多数登壇。会計連の活動方針を発表
一般社団法人会計事務所連携協議会(会計連)は6月11日、ホテルニューオータニで「会計連キックオフセミナー」を開催した。参加者は約70名。会計連は有力会計事務所17社を発起人に設立され、代表は本郷孔洋氏(辻・本郷グループ)、会員事務所数は63社に上る。
LayerX、「バクラク勤怠」の導入事例を公表 締日の勤怠提出率9割超に
LayerXは8月6日、グッドパッチが勤怠管理サービス「バクラク勤怠」を導入した事例を公表した。Slack連携の自動通知などで締日の勤怠提出率は9割以上になったとしている。
freee Advisor Day 2026、Anthropic Japanの木村創氏が登壇へ
freeeは8月4日、会計事務所向けイベント「freee Advisor Day 2026」の福岡会場(8月28日)にAnthropic Japanの木村創氏が登壇すると発表した。AIエージェントの会計実務への活用を先進事務所と議論する。
会計事務所の動き
税理士法人FPC、飲食業の財務デューデリジェンス実績を公表
税理士法人FPCは8月6日、北海道内で複数の飲食事業を営む企業の財務DD実績を公表した。直近3事業年度と進行期の資料を調べ、正常収益力、簿外債務、店舗別採算を分析し、株式譲渡・事業譲渡・会社分割を比較した。
JMTグループのJMTR、賃貸管理物件の稼働率98.3%を公表
JMTグループのJMTRは8月4日、7月31日時点の賃貸管理データを公表し、管理物件の稼働率は98.3%で前月も高水準を維持したとしている。税務・不動産支援を組み合わせるグループの運用実績として確認できる。
税理士法人押田会計、FXクラウドセミナーを開催
税理士法人押田会計は8月4日、7月15日に実施したFXクラウドセミナーの開催実績を公表した。職員が使用方法、連携機能、クラウド化の長所・短所、事務処理の運用見直しを説明し、導入後も担当者が支援する。
税理士法人チェスター、岡山事務所を開設
税理士法人チェスターは8月3日、岡山市南区に岡山事務所を開設したと発表した。岡山事務所は相続税申告や相続手続きを扱い、植松駅から徒歩3分の場所に置く。
G.S.ブレインズ、事業承継・M&A支援の新会社を設立
G.S.ブレインズグループは7月31日、事業承継・M&A支援の新会社を設立した。主担当50件超、関与100件超の実績を持つ専門家を迎え、後継者問題の解決から買収による成長まで、税務・会計支援と一体で扱う。
タクト経済研究所とTACT経営研究会、30人参加のAI活用実践セミナーを開催
タクト経済研究所とTACT経営研究会は7月31日、TACTグループ中央研修センターでAI活用実践セミナーを開催したと公表した。30人が参加し、講師がAIの基礎と活用事例を解説し、後半は文書作成や画像生成の実習を行った。
アイユーコンサルティング、マレーシア現地3社と業務提携
アイユーコンサルティンググループは7月29日、マレーシアの現地専門企業3社と業務提携した。海外保険、不動産、法人設立・教育移住の機能を組み合わせ、移住前の税務整理から渡航後の生活・資産承継まで一体で支援するとしている。
株式会社ROLEUP、M&Aリーグテーブルの公表案件数で8位に上昇
株式会社ROLEUPは7月16日、LSEGの2026年上半期M&Aリーグテーブルで、完了案件数10位、中規模市場の5000万ドル以下公表案件数8位になったと公表した。前年の24位、21位から順位を上げ、FA業務を強化する。
会計事務所向けサービスの動き
kubellストレージ、NAS利用企業247人の権限管理実態を調査
kubellストレージは8月5日、NAS利用者247人の調査結果を公表し、IT専任者がいる企業は53%だった。IT部門外の担当者がNASを管理する回答群では、権限設定が不十分か状況を把握できていない割合が54.0%だった。
株式会社kubellストレージ・2026年8月5日ベター・プレイス、「はぐONE」の掛金シミュレーションを更新
ベター・プレイスは8月4日、企業年金DXシステム「はぐONE」の掛金シミュレーションを更新した。積立合計に加え、税・社会保険料の減少額や公的年金・給付への影響を個別条件で表示し、加入者の掛金判断を支援する。
株式会社ベター・プレイス・2026年8月4日
MAP経営、顧問先支援の高単価事務所実践塾を10月に開催
MAP経営は8月3日、会計事務所の所長・幹部向け「高単価事務所」実践塾を案内し、10月6日のオンライン開催には税理士法人RINGSの髙橋晃彦氏が登壇する。定員50人で参加は無料、内容詳細は近日公開としている。
株式会社MAP経営・2026年8月3日LayerX、「バクラク人事労務」の先行トライアルを開始
LayerXは8月3日、AI人事労務サービス「バクラク人事労務」の先行トライアルを開始した。申請・承認と従業員マスター更新をつなぎ、住所・扶養変更の確認から帳票作成、電子申請までを同じ画面で処理できるとしている。
株式会社LayerX・2026年8月3日弥生、インボイス経過措置改正対応の「弥生27シリーズ」を10月16日発売
弥生は、インボイス制度の仕入税額控除の経過措置見直しに対応するデスクトップソフト「弥生27シリーズ」を10月16日に発売する。8月1日以降に弥生26シリーズを新規購入・登録した対象者には、9月以降オンライン更新で無償提供する。
弥生株式会社・2026年8月3日
TKC、海外子会社管理にQuickBooks Online仕訳連携を追加
TKCは7月30日、海外子会社管理システム「OBMonitor」にQuickBooks OnlineとのAPI仕訳連携機能を追加した。海外子会社の仕訳データを自動取得し、連結決算の早期化と内部統制の強化を支援するとしている。
株式会社TKC・2026年7月30日実務経営研究会の新着セミナー
主要ニュース
給付付き税額控除の基本方針を閣議決定 食品1%は2027年4月から2年間
政府は8月5日、「給付付き税額控除」の制度導入の基本方針を臨時閣議で決定した。基本方針は、軽減税率対象の飲食料品(国税庁の説明では持ち帰り等が対象で店内飲食は対象外)の消費税率を2027年4月1日から2年間1%とし、「所得に連動したきめ細かな給付」の本格導入は2029年度と明記した。税率1%相当分の範囲内で所得に連動した給付を2027年度に先行導入するほか、仕入税額控除の還付を受けられない農業従事者等や外食産業への資金繰り支援等の予算措置の検討も盛り込んだ。
- 令和8年8月5日(水)臨時閣議案件 首相官邸・2026年8月5日
- 「給付付き税額控除」の制度導入の基本方針 内閣官房(社会保障国民会議)・2026年8月5日
- No.6102 消費税の軽減税率制度 国税庁・2025年4月1日
日銀調査、金融機関の生成AI利用・試行は9割超 機密情報を扱う業務でも67先
日本銀行は8月6日、金融機関150先を対象にした生成AIの利用状況とリスク管理に関する調査結果を公表した(回答率100%)。生成AIを利用中の先は79.3%、試行中は11.3%で、利用・試行する136先のうち67先は、機密情報を扱う業務と顧客向けサービスの両方を対象に含めていた。
- 金融機関における生成AIの利用状況とリスク管理 日本銀行・2026年8月6日
最低賃金の目安は55円増 目安どおりなら全国加重平均1176円に
厚生労働省の中央最低賃金審議会は7月28日、令和8年度の地域別最低賃金額の改定の目安を取りまとめた。引き上げ額の目安はAランク54円、B・Cランク56円で、目安どおりに改定された場合の全国加重平均は時給1176円、前年度から55円の引き上げとなる。
- 令和8年度地域別最低賃金額改定の目安について 厚生労働省・2026年7月28日
会計事務所自身のBCPを点検 繁忙期の顧客データと業務継続に備える
日税連は税理士事務所等に適切な内部管理体制の整備を求め、関与先台帳、書類預かり一覧、情報管理チェックリストのモデルを示している。国税庁は、関与税理士が帳簿や申告書控えを失うと、その後の申告が困難になり、取引先や金融機関への照会による復元が必要になる場合があると説明する。中小企業庁のミラサポplusを手掛かりに、繁忙期の地震を想定して中核業務、顧客データの復旧手段、代替要員、顧問先への連絡順を事前に定め、訓練したい。
- 税理士事務所等の内部規律及び内部管理体制に関する指針 日本税理士会連合会・2023年3月23日
- No.8017 災害により帳簿等を消失した場合 国税庁・2025年4月1日
- 強い組織をつくりたい ミラサポplus(中小企業庁)
ヘッドライン
国内経済の動き
ドル・円、8月5日17時は157円72~73銭 日中レンジ157円32~80銭
日本銀行は8月5日、東京市場のドル・円が午前9時の157円70~72銭から午後5時に157円72~73銭となったと公表した。日中の中心相場は157円54銭、レンジは157円32~80銭だった。17時時点の比較では、前日8月4日の157円80~82銭から小幅の円高で、7月31日の160円20~22銭からは3営業日で約2円50銭円高が進んだ。
- 主要 外国為替市況(8月5日) 日本銀行・2026年8月5日
- 関連 外国為替市況(8月4日) 日本銀行・2026年8月4日
- 関連 外国為替市況(7月31日) 日本銀行・2026年7月31日
10年国債金利、8月5日は2.813% 前日から0.035ポイント低下
財務省の国債金利情報によると、8月5日の10年国債金利は2.813%で、8月4日の2.848%から0.035ポイント低下した。8月3日の2.824%も下回り、直近3営業日では最も低い水準となった。
- 主要 国債金利情報(CSV) 財務省・2026年8月5日
30年国債入札、平均落札利回り3.937% 応募額1兆7611億円
財務省は8月6日、30年利付国債の入札結果を公表した。表面利率は年4.0%、応募額は1兆7611億円、募入決定額は4558億円で、平均落札利回りは3.937%、最高落札利回りは3.952%だった。応募額は募入決定額の約3.9倍だった。
- 主要 30年利付国債(第91回)の入札結果 財務省・2026年8月6日
国際経済の動き
米原油在庫、前週比250万バレル増 ガソリンは160万バレル減
米エネルギー情報局は8月5日、7月31日までの週の商業用原油在庫が4億700万バレルと前週比250万バレル増えたと公表した。ガソリンは2億970万バレルで160万バレル減、留出油は350万バレル減だった。
- 主要 Weekly Petroleum Status Report 米エネルギー情報局(EIA)・2026年8月5日
海外投資家、日本株を3925億円売り越し 長期債は5589億円買い越し
財務省は8月6日、7月26日~8月1日の証券投資を公表した。海外投資家は日本株を3925億円売り越し、長期債を5589億円買い越した。国内投資家は海外株を2764億円売り越し、海外長期債を4779億円買い越した。
- 主要 対外及び対内証券売買契約等の状況(週次) 財務省・2026年8月6日
米貿易赤字、6月は733億ドル 輸入減で5.6%縮小
米国勢調査局と米経済分析局は8月4日、6月の財・サービス貿易赤字が733億ドルと前月比44億ドル、5.6%縮小したと公表した。輸出は3147億ドル、輸入は3880億ドルで、ともに減少した。
- 主要 U.S. International Trade in Goods and Services, June 2026 米国勢調査局・米経済分析局・2026年8月4日
税務・当局の動き
e-Tax、令和8年度の利用件数速報を更新
e-Taxは8月5日、利用件数の公表ページを更新した。令和8年度の速報として、所得税・法人税などの申告、法定調書、申請・届出、納付の各表を掲載しており、税目別の電子利用状況を同じ定義で追える。
- 主要 「e-Taxの利用件数」を更新しました。 e-Tax・2026年8月5日
総務省、地方税手続の情報セキュリティ基準改正案を意見募集
総務省は8月4日、地方税手続で情報通信技術を利用する際の安全性・信頼性基準について、五つの告示を変更する内容を公表した。意見募集は8月5日から9月8日までで、提出意見を踏まえて告示する予定としている。
- 主要 地方税手続の情報通信技術に関する安全性・信頼性基準の改正案等に対する意見募集 総務省・2026年8月4日
国税庁、国外財産調書等の取扱通達をシステム更改に合わせ改正
国税庁は8月3日、国外財産調書と財産債務調書に関する法令解釈通達を一部改正した。国税システムの更改等に伴う整備で、調書作成や提出データの取扱いに関わる変更箇所を新旧対照表で示した。
- 主要 国外財産調書及び財産債務調書関係の取扱いについて 一部改正通達 国税庁・2026年8月3日
先端AIの動き
Anthropic、推論実行前の承認フックを企業向けベータ提供
Anthropicは8月5日、企業向けに推論フックのベータ提供を始めた。管理対象のプロンプトを推論実行前に許可・拒否でき、署名付き要求、障害時の挙動設定、拒否記録のActivity Feed表示に対応する。
- 主要 Claude Platform release notes — August 5, 2026 Anthropic・2026年8月5日
Google DeepMind、作業完了の特定精度91.3% 複数ロボット協働へ
Google DeepMindは7月30日、ロボット向け推論モデル「Gemini Robotics ER 2」を公開した。動画から作業完了の瞬間を特定する精度は91.3%、平均誤差0.96秒で、大型モデル群に近い精度を4倍の実行速度で達成し、複数ロボットの協働にも対応する。
- 主要 Gemini Robotics ER 2: powering robotics with video understanding, task orchestration, and multi-robot collaboration Google DeepMind・2026年7月30日
OpenAI、教育向けプラグイン3種を発表 学習と授業設計を支援
OpenAIは8月4日、ChatGPT WorkとCodex向けに、大学生、K-12教育者、大学教員用の3種類の教育プラグインを発表した。選んだ教材や文書、カレンダー等を接続し、学習・授業設計・教材作成の複数工程を支援する。
- 主要 New ways to learn and teach with ChatGPT Work and Codex OpenAI・2026年8月4日
テーマで読む実務経営ニュース
最新号からのピックアップ(2026年8月号)
美容室特化とリモートで生産性を高めるCLUEパートナーズ税理士法人
CLUEパートナーズ税理士法人(東京都港区)は、美容室に特化した税務サービスを手がける税理士法人である。公認会計士・税理士である荒木涼太氏(写真)と伊藤圭佑氏の両代表が率い、開業から数年で12名の体制を築いた。同法人の強みは、美容室という単一業種に特化し、多くの店舗の経営データを横並びで見比べられる点にある。また、紙資料を前提としない業務フローを構築することで、事務所を広げず、固定費を抑えながらリモートワーク中心の働き方を実現した。今回…
「なんとかする会社。」へ進化する税理士法人マッチポイント
税理士法人マッチポイント(札幌市中央区)は、月次の対話型サービスを軸に急成長する会計事務所である。2019年に「理想の会計事務所をつくろう」と集まった5名で創業し、2023年の経営統合を経て、現在は約100名規模のマッチポイントグループへと拡大した。同事務所が税理士チェンジ(他事務所からの乗り換え)の顧客から選ばれ、年80万~100万円という顧問料水準を維持できる理由は、「報告ではなく対話」にある。月に一度、社長と数字を一緒に見て、変化…
事務所経営・成長戦略
若きホープの挑戦──伝統を守りながら切り拓く、 次世代のビジネスモデル
清田幸佑先生は、神奈川・東京に14支店を展開するランドマーク税理士法人グループの代表・清田幸弘先生のご子息。現在25歳の氏は、いずれ2代目として500名の従業員を率いる立場となります。
公認会計士が起業した「売り手専属のFA」として中小企業を支援するオーナーズ株式会社
事業オーナーに寄り添い、M&A成約から売却後の資産運用まで一気通貫で継続的にサポートするオーナーズ株式会社(東京都港区)。立ち上げたのは、大手監査法人などで過去十数年にわたり大企業のM&Aに携わってきた代表取締役社長の作田隆吉氏(写真)だ。中小企業の労働生産性改善や事業承継問題といった、日本の抱える社会課題の解決に挑戦するため、公認会計士や投資銀行出身者を中心としたM&A支援事業のプロフェッショナルチームを結成。特徴的なのは、現在、M&…
地域の再生を目指し、全国の士業と連携して空家の利活用を推進する空家空室対策推進協会
空家問題は今や日本で社会問題化しつつある。空家は年々増加するとともに、空家を所有するリスクは看過できない事態になっている。というのも、2015年に施行された「空家等対策特別措置法」により固定資産税増額の対象となった「特定空家」の税額が、2023年の法改正でさらに大幅に増える見通しとなったからだ。特に、相続時に空家空室問題が顕在化することが多く、顧問先の相続対策サポートに取り組む会計事務所にとって、早急に策を講じる必要がある。そこで今回、…
AI・DX活用
アシモフ ロボティクスの絶対に失敗しないRPA
税理士法人をルーツとして設立されたASIMOV ROBOTICS(アシモフ ロボティクス)株式会社は、会計事務所およびその顧問先となる中堅・中小企業向けに「業務効率化DX」を支援するコンサルティング会社だ。その中心はRPAロボットの開発・導入・メンテナンス・活用支援までを一気通貫で提供するサービスで、とりわけ税理士である代表取締役CEO 藤森恵子先生が現場で培った知識とノウハウを投入した会計事務所特化型ロボットには定評がある。複雑な会計…
AIベースの自動化ツールを開発し、会計事務所のDXを支援するASAHI Accounting Robot 研究所
税理士法人あさひ会計(本社: 山形県山形市)は、独自開発のRPA(Robotic Process Automation) による劇的な業務効率化を実現した事務所として、会計業界の注目を集めている東北屈指の大型会計事務所である。4 年前にそのRPA 事業を分社化したのが株式会社ASAHI Accounting Robot 研究所であり、AI 活用支援およびDX 推進支援を事業の柱に掲げ、全国の会計事務所と中小企業へのRPA 普及に取り組ん…
DXで中小企業の未来の姿を創造する株式会社アイユーアソシエイツ
アイユーコンサルティンググループは、税理士法人アイユーコンサルティングを母体とする総合コンサルティングファームである。現在、104名の従業員とともに、東京、大阪、福岡において8拠点を設け、相続・事業承継や組織再編、財務MAS監査やスタートアップ支援などのコンサルティング業を展開している。同グループは、2022年10月に株式会社アイユーアソシエイツを設立した。同社は中小企業向けに、BPO、業務改善・DX支援、従業員のリスキリングなどのサー…
M&A・承継・相続
M&Aによる拠点拡大で日本有数の税理士法人に成長したスバル合同会計
税理士法人スバル合同会計(本部:東京都千代田区)は、業界で深刻な問題となっている後継者不在に悩む会計事務所を救うべく、全国各地の事務所を次々と経営統合することで規模を拡大してきた。今年で創業30年を迎え、社員数200名超、国内12拠点を擁する日本有数の税理士法人に成長している。その成長の根底にあるのは、創業者の垣本栄一氏が競争の激しい会計業界を生き延びるために打ち出してきた数々の戦略である。その「スバル100年の計」の一環として、秋葉原…
経営統合による組織力と規模のメリットを最大限に生かすグラーティア税理士法人
グラーティア税理士法人(愛知県名古屋市)は、令和2年4月に愛知県の6つの個人事務所が経営統合して設立された。総勢約100名のスタッフを擁し、名古屋市、岡崎市、豊田市に4拠点を展開する地域密着型の会計事務所である。現在は、税理士法人を母体とするコンサルティング会社、行政書士法人、司法書士法人からなるグラーティアグループを構成。ほかにもさまざまなプロフェッショナルと連携してワンストップ体制でサービスを提供している。本稿では、税理士法人のマネ…
中小企業の相続・事業承継対策に注力するアローズ税理士法人の展望
アローズ税理士法人(本店:東京都新宿区)は、東京と静岡県熱海市の2拠点体制で、相続・事業承継対策に強みを持つ会計事務所である。創業者で代表社員の荒生利男氏(写真右)は、昭和60年の開業当初から中小企業の相続支援に注力し、さらに中小企業と会計事務所の後継者不在問題にも着目。業界でいち早くM&A仲介ビジネスに取り組んできた。昨年、10年近い時間をかけて選んだ後継者として、Nextstage税理士事務所の吉村和浩氏(写真左)が代表社員に就任。…
人材・組織
マーケティングと組織づくりの工夫で急成長を続けるYDK日本橋税理士事務所
YDK日本橋税理士事務所(東京都中央区)は、税務・会計のみならず、資金調達支援、相続・事業承継支援、会社設立支援など、手厚い顧問先支援を行っている会計事務所である。代表の山口晴啓氏(写真)は、コロナ禍とも重なる2020年に、32歳の若さで開業し、わずか3年で売上1億円を達成。今期は売上2億円に達する見込みだという。急成長の秘密は、緻密なマーケティング戦略と、「1社複数名体制」などの組織づくりの工夫にある。本稿では、下積み時代の経験や、独…
人材育成の専門家集団CPAエクセレントパートナーズに訊く永続する会計事務所の組織づくり
CPAエクセレントパートナーズ株式会社(東京都新宿区)は、公認会計士の資格スクールであるCPA会計学院を運営している企業である。同社が会計業界からも注目されている理由のひとつはeラーニング分野での取り組みだろう。令和2年10月にリリースされた「CPAラーニング」は、完全無料で日商簿記の勉強ができるeラーニング・サービスとして大きなインパクトを与えている。本稿では、会計業界に人材を導く取り組みに力を入れるCPAエクセレントパートナーズ代表…
若手ツートップ体制で時代に即した組織づくりを目指す 税理士法人中央総合会計事務所
税理士法人中央総合会計事務所(長崎県長崎市)は、創業60周年を迎えた老舗会計事務所である。他の事務所に先駆けて業務のシステム化や標準化を推進し、先進的な業務システムやオフィス環境を整備することで、今や7つの法人や組織からなるHACグループに成長している。その陣頭指揮を執ったのが、平成11年に事務所を承継した中込重秋氏である。今年2月、中込氏は代表社員を退き相談役に就任。後任は30代と40代の若手税理士2名で、ツートップ体制で激動の時代を…
最新号の連載(2026年8月号)
所長先生のための自分に適した事務所承継の探し方
未来へつなぐ承継─ 会計事務所に求められる“未来承継”という視点 ─
承継成功の鍵はその先にある 会計事務所の事業承継やM&Aを考える際、どうしても注目されやすいのは、「誰に譲るのか」「どのような条件で譲るのか」「契約をどのように進めるのか」といった場面です。もちろん、これらは重要な論点で […]
所長先生のための自分に適した事務所承継の探し方
譲渡元の歴史を尊重し合理的に整える
税理士業界では、所長の高齢化や後継者不在を背景に、会計事務所の事業承継・M&Aへの関心が高まっている。一方で、譲渡を検討する先生にとっては、譲渡価額だけでなく、職員の雇用、顧問先との関係、事務所の歴史をどのように引き継い […]
曽根康正氏の事務所経営の宝箱 会計事務所の成長
第4回 売上を必ず増やす2つの戦略
あなたの会計事務所はどこで売上を伸ばすのか アンゾフの成長マトリックスは、会社の成長戦略を考える際のフレームワークです。そこで、これを会計事務所の売上増加の戦略に使います。 アンゾフの成長マトリックスは、「商品」「市場」 […]















