今日の会計業界ニュース

2026年9月30日 19時30分更新(平日毎日更新)

聴く会計業界ニュース

9月30日・2分04秒

月刊実務経営ニュース最新号からのピックアップ(2026年10月号)

株式会社ROLEUP、10月1日に京都支店を開設 東京・仙台に続く拠点で関西の企業価値向上支援を本格化

ROLEUP税理士法人とROLEUP監査法人をグループに持つ株式会社ROLEUPは9月24日、10月1日に京都支店(京都市下京区)を開設し、関西の企業価値向上支援を本格化すると発表した。同社はこれまで東京・仙台を拠点にM&Aアドバイザリーやデューデリジェンス、PMI、リスクアドバイザリーを提供してきたとし、関西エリアの企業へのアドバイザリー支援を強めるため京都支店を開くとしている。

記事を読むたたむ

会社概要によると、同社の拠点は東京・丸の内の本社と丸の内オフィス、仙台市の東北支店で、ここに京都支店が加わる。支店はアーバンネット四条烏丸ビル7階に置き、支店長はパートナー・カバレッジ事業本部長の前車湧斗氏が務める。同社は関西エリアを、歴史あるオーナー企業や製造業、半導体関連産業をはじめ事業承継やM&Aのニーズが高まっている地域と捉えているとし、京都には京都大学などの学術機関や地域金融機関が集まっていると説明している。主な連携戦略には、京都大学経営管理大学院との産学連携の強化、関西の地域金融機関との案件の共同推進、関西特有の産業群への専門的な支援、関西エリアの中堅・中小企業へのM&Aアドバイザリー支援の拡充を挙げた。

Colorz国際税理士法人、旧松山高治税理士事務所を道南支店に 北海道森町で担当スタッフもサービス内容も変えずに新体制

東京都千代田区に事務所を置くColorz国際税理士法人は9月20日、北海道森町に道南支店を開設したと自社サイトで知らせた。支店は旧松山高治税理士事務所で、担当スタッフやサービス内容はこれまでと変わらないとしている。所在地は北海道茅部郡森町字森川町1-3で、支店長は大久保圭太氏が務める。

ピー・シー・エー、『PCA Arch』に「PCA AIエージェント」第一弾をリリース 自然な言葉の指示でデータの分析からレポート作成まで

ピー・シー・エーは9月29日、クラウド型基幹業務システム『PCA Arch』の新機能として、自然な言葉で指示するだけでデータの分析からレポートの作成までを行う「PCA AIエージェント」の第一弾をリリースすると発表した。業務データを専門的な事前設定をほとんどせずにAIの入力データとして使い、利用者の権限の範囲内で業務機能を実行する仕組みで、同社は強固なセキュリティを確保しつつ基幹業務データをAIと連携・活用できるとしている。

記事を読むたたむ

今回の対象は財務経理・人事労務・販売管理の各サービスで、搭載予定の機能として年次予算実績比較表エージェントや社員マスターエージェント、得意先マスターエージェントなどを挙げた。例えば予算・実績を四半期で集計してグラフ化し、分析を表示するよう指示すると、AIがデータを取得してグラフと分析を載せた予算実績レポートを作成するという。『PCA Arch』の契約者と体験利用の申込者には月間の利用上限つきの基本無料枠を設け、回数の目安を利用組織ごとに毎月、高負荷処理(分析・グラフ作成)で約35回、低負荷処理(マニュアル回答)で約200回とし、詳細を専用サイトで案内している。同社は、生成AIの出力は同じ指示でも毎回同じ結果になるとは限らないと注記している。将来的には各社が設定した業務タスクを、複数のサービスにまたがって自動で実行する機能を搭載する予定としている。

OBC、あいち銀行と業務提携 請求書の受領から支払までをデジタル化する同行の「Arch Bridge」の展開を支援

勘定奉行などの基幹業務システムを開発・販売するオービックビジネスコンサルタント(OBC)は9月29日、あいち銀行と協業し、同行が提供する法人決済プラットフォーム「Arch Bridge」の展開を支援すると発表した。Arch Bridgeは請求書の受領から債務管理、支払までをシームレスにデジタル化するサービスで、両社は業務提携も結んで互いのサービスを拡販する体制をつくり、地域の中小企業のDXを進めるとしている。

記事を読むたたむ

OBCによると、同サービスは請求書を取り込むだけでデジタルデータを自動で生成し、従来は手作業だった支払予定表やFBデータの作成などを自動化できるという。OBCは背景として、インボイス制度や電子帳簿保存法への対応、人手不足などからバックオフィス業務のデジタル化が経営課題になる一方、請求書の受領から承認、支払、保管までが紙や複数のシステムに分散し、支払漏れや重複支払などが課題になっていると説明している。

RSM汐留パートナーズ、各拠点のリーダーら約90人の会議を開催 2031年に向け「何を変え、何を守るべきか」を議論

RSM汐留パートナーズは9月29日、各拠点のリーダーやゲストなど約90人が参加した「RSM Shiodome Partners Leadership Conference 2026」を24日に開いたと報告した。2回目の今年は「2031へ、今日から。」をテーマに、組織として何を変え、何を守るべきかを議論した。

出典を読む

会計事務所: RSM汐留パートナーズ税理士法人 新着情報・2026年9月29日

日本経営グループの株式会社日本経営、全日本病院学会で病院経営のAI活用とバックオフィスDXを発信 ランチョンセミナーは事前申込400人枠が満席

日本経営グループの株式会社日本経営は9月29日、12・13日に埼玉で開かれた全日本病院学会で、病院経営分析システム「Libra」のAI活用と、細木病院と進めるバックオフィスのデジタル化を発表したと報告した。1日目のAI活用のランチョンセミナーは、定員400名の事前申込枠が満席になったという。

出典を読む

株式会社日本経営・2026年9月29日

月刊実務経営ニュース最新号からのピックアップ(2026年10月号)

巻頭特別企画2026年10月号

The Opening Story

電子申告ファイルだけで勘定科目内訳明細書まで読み込んだ金融機関目線の決算診断を可能にする「財務のみかた™」

「達人シリーズ」のNTTデータから、会計事務所業務を研究しつくした財務コンサル支援サービスが登場。顧問先の電子申告ファイルを登録するだけで、財務の可視化から課題の抽出、改善策の提示までを出力する「財務のみかた」を、リリースに携わった3氏に聞いた。

左から渡辺岳志氏、矢口浩史氏、柿沼民人氏 矢口浩史氏 渡辺岳志氏 柿沼民人氏

会計事務所の動き

名南M&A、ライジングコーポレーションのJ-Adviser業務を10月から受託

名南コンサルティングネットワークの名南M&Aは9月16日、TOKYO PRO Market上場企業のライジングコーポレーションから、10月1日付でJ-Adviser業務を受託すると発表した。適時開示や企業統治など、上場維持に必要な体制を支援する。

出典を読む

名南M&A株式会社・2026年9月16日

ROJグループ、東京オフィスを港区海岸へ移転

税理士法人ROJを含むROJグループは9月7日、東京オフィスの移転を発表した。移転先は東京都港区海岸1丁目の宮崎ビル5階で、業務拡大とサービス体制の強化を目的としている。

出典を読む

ROJグループ・2026年9月7日

アテナ税理士法人、タイ進出・現地子会社支援でBizWingsと連携

アテナ税理士法人は9月3日、タイ・バンコクのBizWingsと連携し、日本企業のタイ進出や現地子会社の会計・税務相談に対応する体制を整えたと公表した。BizWingsは同法人所属の倉地準之輔税理士が2015年に設立し、代表を務める。

出典を読む

アテナ税理士法人・2026年9月3日

税理士法人TOTAL、税理士法人総合経営サービスから事業を譲受

税理士法人TOTALは9月1日付で、税理士法人総合経営サービスから事業を譲り受けたと発表した。発表では同法人と「グループジョイン」したと説明し、総合経営サービス事務所(旧本店)、同上石神井事務所、同吉祥寺事務所の3拠点はすべて存続・営業し、既存顧客の拠点と担当者に変更はないとしている。

出典を読む

税理士法人TOTAL・2026年9月1日

SANKYODOグループ、北海道拠点を開設

SANKYODOグループは9月1日、札幌市北区に北海道拠点を開設した。財務コンサルティングにAI・デジタル支援を組み合わせ、地域の経営者や士業と連携しながら企業の成長支援に取り組むとしている。

出典を読む

SANKYODOグループ・2026年9月1日

キークレア税理士法人・行政書士法人、福岡本社を移転

キークレア税理士法人は8月27日、福岡本社とキークレア行政書士法人を9月1日から移転すると発表した。新しい所在地は福岡市博多区綱場町のDSセンタービル博多4階~7階。

出典を読む

キークレア税理士法人・2026年8月27日

税理士法人TAP、札幌にBPO・デジタルの新会社を設立 税理士法人各拠点の業務の一端を担う予定

税理士法人TAPは8月19日、札幌市にグループ会社「TAPデジタルバックオフィス」を設立したと公式サイトで知らせた。リモートワーカーとともに税理士法人各拠点の製造機能の一端を担う予定で、北海道産業のBPOやAI・DXの推進も掲げる。8月現在は非常勤の役員・従業員合わせて10名程の体制としている。

出典を読む

税理士法人TAP・2026年8月19日

みらいコンサルティング、モガワの企業価値担保権融資を支援 事業性評価から計画策定・KPI設計まで

みらいコンサルティンググループは9月25日、三島信用金庫などと組み、リネンサプライ業のモガワの企業価値担保権を使ったシンジケートローンの組成と、設備投資資金の融資を支援したと発表した。同グループは事業性評価を行って事業計画の策定を支援し、KPIを設計・導入したとし、事業性評価と事業計画が金融機関に評価されたという。

出典を読む

みらいコンサルティンググループ・2026年9月25日

日本クレアス、全国の幹部ら134人が横浜で研修 5年後・10年後の姿を討議

日本クレアス税理士法人グループは9月16日、全国の幹部ら134人が参加する「全国拡大幹部研修」を11、12日にパシフィコ横浜で開いたと報告した。「5年後、10年後の日本クレアスを考える」をテーマに、講義やグループワークを通じて、拠点や部門を越えて意見を交わし、今後の組織のあり方について認識を深めた。

出典を読む

日本クレアスグループ・2026年9月16日

会計事務所向けサービスの動き

LayerX、日立コンサルティングの知識基盤づくりを「Ai Workforce」で支援 提案業務の高度化を目指す

LayerXは9月30日、生成AIプラットフォーム「Ai Workforce」で日立コンサルティングの知識基盤の構築支援を始めたと発表した。日立コンサルティングの業務知見やプロジェクトナレッジをAIとコンサルタントが業務の中で参照できるよう整え、コンサルタントの知見を組織の資産にして提案業務の高度化を目指すとしている。

出典を読む

株式会社LayerX・2026年9月30日

マネーフォワード、クラウド個別原価を勤怠管理のタッチオンタイムとAPI連携 実際の労働時間で工数を割り振り

マネーフォワードは9月29日、個別原価管理システム『マネーフォワード クラウド個別原価』で、デジジャパンのクラウド勤怠管理システム『タッチオンタイム』とのAPI連携を始めたと発表した。勤怠データが自動で連携され、実際の労働時間に基づいてプロジェクトごとの工数を割り振れるため、より正確な原価管理を支援するとしている。

出典を読む

株式会社マネーフォワード・2026年9月29日

ベター・プレイス、西日本シティ銀行と業務提携 「はぐくみ企業年金」で福岡県の中小企業の人材定着を支援

ベター・プレイスは9月29日、従業員の老後不安を解消し、長く安心して働ける環境づくりを目指して、西日本シティ銀行と業務提携したと発表した。同行が人材定着に悩む法人顧客に、ベター・プレイスが普及を進める確定給付企業年金「はぐくみ企業年金」を案内し、福岡県を中心とする営業エリアの企業への導入を図る。

出典を読む

株式会社ベター・プレイス・2026年9月29日

YKプランニング、bixidにグループ各社の経営計画を合算する機能のα版 グループ全体の計画把握と資料作成を効率化

YKプランニングは9月28日、経営支援クラウド「bixid」のグループ企業向けサービスで、各事業所が策定した単年計画をグループ全体の計画として自動で集計する「計画合算機能」のα版(評価版)をリリースした。個社へのドリルダウンやCSV出力にも対応し、評価版の期間中は合算スタンダードプランを契約した合算事業所が使える。

出典を読む

株式会社YKプランニング・2026年9月28日

TKC、ペポルアクセスポイントのユーザーが9000件を突破 得意先の請求データを受信し仕訳の自動計上に

TKCは9月18日、管理・運営するペポルアクセスポイントのユーザー数が14日に9000件を突破したと発表した。利用する事業者は得意先からの請求データをペポルインボイスで受信でき、仕訳の自動計上など経理業務の効率化につなげられるとしている。

出典を読む

株式会社TKC・2026年9月18日

弥生、弥生給与 Next移行プランの途中アップグレードを可能に 勤怠・労務も使いたいとの声受け

弥生は9月18日、弥生給与 Nextの移行プラン(給与_Tプランを除く)で、あんしん保守サポートの契約終了日まで認めていなかった上位の通常プランへの変更を24日から受け付けると案内した。変更後は弥生勤怠 Nextなども使えるが、労務 Nextはベーシックプラン以上に付帯する。

出典を読む

弥生株式会社・2026年9月18日

freee、法人カードでETCカードを発行 車移動の多い企業の立て替えや経費精算の負担軽減ねらう

freeeは9月15日、法人向け「freeeカード Unlimited」でETCカード(年会費無料、発行手数料1枚550円・税込み)の発行を16日から始めると発表した。同社は、ETC用に他社カードを併用せざるを得ないとの利用者の声を受け、車移動の多い中小企業の高速道路料金の立て替えや精算の負担を減らせるとしている。

出典を読む

freee株式会社・2026年9月15日

FCE、「ロボパットAI」の導入が2,200社超え AI機能と導入後の定着支援が評価されたと説明

FCEは9月14日、AI搭載の業務効率化ツール「ロボパットAI」の導入企業が9月11日時点で2,200社を超えたと発表した。同社は、AI機能で使いやすくしたことと導入後の定着支援が評価され、導入が増え継続率も高いとしており、導入企業でDXを担う人材を育てる認定プログラムの認定者は4,500人を超えた。

出典を読む

株式会社FCE・2026年9月14日

日本M&AセンターHD、米Generational Groupと戦略提携

日本M&Aセンターホールディングスは8月27日、米国のM&A助言会社Generational Groupと戦略提携したと発表した。米国の買収候補や戦略提携先への接点を日本企業へ提供し、北米での成長・事業拡大を支援する。

出典を読む

株式会社日本M&Aセンターホールディングス・2026年8月27日

エフアンドエム、社労士向けAI基盤「SRAISE」が1カ月で400事務所・850IDを突破 AIをゼロから設計する手間をなくす新機能も

エフアンドエムは8月27日、7月14日に提供を始めた社労士事務所向けAI業務基盤「SRAISE」の導入が約1カ月で400事務所・累計850IDを超えたと発表した。あわせて、事務所が業務ごとのAIをゼロから設計する手間をなくす「Project公開機能」を9月1日に提供すると案内した。

出典を読む

株式会社エフアンドエム・2026年8月27日

ミロク会計人会連合会、11月12日に名古屋で第50回全国統一研修会 AI時代の会計専門家の役割も

ミロク情報サービスは9月29日、同社のシステムを使う税理士・公認会計士でつくるミロク会計人会連合会が、11月12日に名古屋で「第50回全国統一研修会 中部大会」を開くと発表した。基調講演は落合博満氏で、分科会ではAI時代の経営を支援する会計専門家の役割などを取り上げる。

出典を読む

株式会社ミロク情報サービス・2026年9月29日

ヒューマンテクノロジーズ、KING OF TIMEの問い合わせフォームの機能(小分類)の選択肢を128個から49個へ 担当者の迷いを解消

ヒューマンテクノロジーズは9月25日、勤怠管理・人事給与システム「KING OF TIME」の問い合わせフォームで、機能の小分類の選択肢を128個から49個へ減らしたと発表した。利用場面や操作に沿って整理し、どれを選べばよいか分からないという担当者の迷いをなくして、短時間で問い合わせを終えられるようにしたとしている。

出典を読む

株式会社ヒューマンテクノロジーズ・2026年9月25日

Xの会計業界トレンド

  • 国税総合管理システムの更新

    国税の基幹システム更新を巡って、税務調査の選定や税目をまたいだ情報のつながりをどう見るかという投稿が相次いでいる。顧問先対応の手間に触れる税理士側の声も目につく。申告の負担と取り締まりの話を並べる反応も見られる。

  • インボイスの経過措置と負担軽減の特例

    インボイスの経過措置や負担軽減の特例の区切りを巡る投稿が相次いでいる。どの期間まで今の計算が使えるのか、次の計算方法へどう移るのかを整理する書き込みが目につく。種類の多さに実務家が音を上げる様子も見られる。

記事を読むたたむ
  • 取引相場のない株式の評価見直し

    取引相場のない株式の評価の見直しを巡る投稿が相次いでいる。経済団体側の懸念を共有する書き込みと、事業承継の現場への影響を気にする声が目につく。建設業の承継が難しくなるのではないかという反応も見られる。

  • 申告業務への生成AIとクラウド会計

    クラウド会計や生成AIを申告や顧問業務にどこまで載せるかを巡る投稿が目につく。入力や人員の置き方をツール側に寄せる話と、判断は人に残るという話が並んでいる。業界団体の指針に触れる書き込みも見られる。

  • 新しい年分の年末調整

    新しい年分の年末調整の扱いを巡る投稿が見られる。担当者向けの解説告知と、去年の感覚では書類が埋まらないという書き込みが並んでいる。事務所の繁忙と人員の置き方に触れる声も目につく。

XのAIトレンド

  • OpenAI、DevDay 2026で20以上の発表

    OpenAIは日本時間9月29日、開発者向けイベント「DevDay 2026」での20以上の発表をまとめて公表した。GPT-6 Astra、ChatGPT、Codex、API、セキュリティ、開発者向けの新しい道具にわたる。Xでも発表内容を巡る投稿が相次いでいる。

  • OpenAI、GPT-6.1 Solを公開

    OpenAIは日本時間9月29日、複雑なコーディングや専門的な業務向けのGPT-6.1 Solを公開した。GPT-6 Astraより低い価格としており、APIの標準料金は100万トークンあたり入力2ドル、出力10ドル(入力27.2万トークン以下)。同日、Agents APIでAIがブラウザーを操作して作業できる機能も加えた。

記事を読むたたむ
  • OpenAI、先回り型のアシスタント「dots」を紹介

    OpenAIは日本時間9月29日、複雑なプロジェクトや日々の作業をまたいで働き続ける先回り型のアシスタント「dots」を紹介した。作業が進むあいだも利用者が主導権を保てるようにするとしている。

  • Anthropic、Claude Sonnet 5.5を公開

    Anthropicは9月28日、Claude 5.5ファミリーの2つ目のモデルとしてClaude Sonnet 5.5を公開した。出力の生成がClaude Sonnet 5より30%以上速く、多くの作業で費用が最大30%少ないとしている。

実務経営研究会の新着セミナー

月刊実務経営ニュース最新号から(2026年10月号)

税制・税務を巡る政府の動き

国税庁の令和7年分民間給与実態統計、平均給与は487万円で5年連続増・過去最高 源泉徴収された所得税額は17.4%増の13兆1,262億円

国税庁は9月、令和7年分(2025年分)の民間給与実態統計調査の結果を公表した。1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円で前年比1.9%増え、5年連続の増加で過去最高となった。

記事を読むたたむ

平均賞与は75万円(前年比0.4%増)で、2年連続の増加だった。

民間の給与所得者数は2025年12月31日現在で6,080万人(前年比2万人増)、給与の総額は247兆6,479億円(同2.6%増)。源泉徴収された所得税額は13兆1,262億円で、前年から1兆9,429億円(17.4%)増えた。1年を通じて勤務した給与所得者5,163万人のうち、源泉徴収で所得税を納めている人は4,175万人で、その割合は80.9%と前年から7.8ポイント上がった。

平均給与は男性597万円、女性342万円、正社員(正職員)559万円、正社員(正職員)以外210万円だった。調査は統計法に基づく基幹統計で、昭和24年分から続き、今回が77回目となる。

対面の本人確認、ICチップ情報の読み取りが2027年4月から原則に 犯収法施行規則の改正で税理士との一定の取引も対象 国税庁が税理士会に周知を依頼

関東信越税理士会は9月29日、犯罪収益移転防止法の施行規則の改正で、対面での本人特定事項の確認は、顧客などから写真とICチップ付きの本人確認書類の提示を受けてICチップ情報を読み取る方法が原則になるなどの見直しが行われ、2027年4月1日から施行されると会員に知らせた。国税庁から周知の依頼があったもので、同会は適切な取引時確認が行われるよう対応を求めている。

記事を読むたたむ



同会が添えた警察庁の周知チラシによると、見直しは「特定事業者との一定の取引」で本人確認を受ける際に適用され、特定事業者には金融機関等のほか、公認会計士、税理士、行政書士、司法書士、弁護士などが含まれる。ICチップ付きの本人確認書類として、マイナンバーカード、運転免許証、在留カード、特別永住者証明書、日本国旅券などを挙げる。非対面の場合はICチップ情報を送る必要があり、原則として本人確認書類の画像や写しは用いることができない。ICチップ情報を読み取らせるには暗証番号の入力が必要になる。チラシは、各特定事業者の判断で2027年4月1日より前に先行して実施する場合があるとしている。

国税庁、令和8年分の年末調整ページを掲載 基礎控除の引上げ等への注意を呼びかけ

国税庁は9月24日、令和8年分の年末調整を案内するページを掲載し、本年の年末調整では基礎控除の引上げ等に注意するよう呼びかけた。昨年と比べて変わった点として、給与所得控除の最低保障額の引上げ、扶養親族等の所得要件の改正、23歳未満の扶養親族を有する場合の生命保険料控除の特例の創設も挙げた。

記事を読むたたむ

国税庁、e-Taxマイページの贈与税関係情報に3機能を追加 委任関係を登録した税理士も参照可能

国税庁は9月24日、e-Taxのマイページの「贈与税関係情報」に「更正・決定の通知情報」「相続時精算課税適用状況」「書面申告提出状況」の3機能を追加した(5月27日に掲載した案内を同日更新)。情報の反映は10月19日以降で、e-Tax上で納税者と委任関係を登録した税理士も、この情報を参照できる。

記事を読むたたむ

税制を巡る動き

中小企業の経営を巡る政府の動き

国の施策:カスタマーハラスメント防止措置の義務化

カスハラ防止の措置、10月1日から全ての事業主に義務 厚労省、多様な労働者が活躍できる就業環境の整備へ改正法を施行

厚生労働省は9月29日、10月に実施される主な制度変更として、カスタマーハラスメントと求職者等に対するセクシュアルハラスメントを防止するための雇用管理上の措置が、10月1日から全ての事業主に義務付けられると公表した。根拠は2025年6月11日に公布された改正労働施策総合推進法等(令和7年法律第63号)で、施行日は政令で2026年10月1日と定められている。

記事を読むたたむ

同省がこの改正法の法律案を国会に提出した際に示した理由は、多様な労働者が活躍できる就業環境の整備を図るため、事業主にカスタマーハラスメントなどの防止のための雇用管理上の措置義務を課すというものだ。同省が示した指針とリーフレットによると、カスタマーハラスメントは、顧客や取引の相手方、施設の利用者など事業に関係する人の言動のうち、業務の性質などに照らして社会通念上許容される範囲を超え、労働者の就業環境を害するものを指し、電話やSNSなどでの言動も含む。事業主は、毅然とした態度で対応して労働者を保護する方針を明確にして周知すること、相談窓口をあらかじめ定めること、事実関係の迅速で正確な確認と被害者への配慮、再発防止、特に悪質なものへの対処方針と体制の整備などを講じなければならない。対策を講じる際は、消費者の権利や、障害を理由とする不当な差別的取扱いの禁止などに留意する必要があるとしている。

パートの社会保険加入、いわゆる「年収106万円の壁」の月額8.8万円の賃金要件を10月に撤廃 厚労省、全国の最低賃金が1,016円以上となっていることを踏まえ

厚生労働省は9月29日に公表した10月の主な制度変更で、短時間労働者が厚生年金・健康保険に加入する要件のうち、月額8.8万円(年額換算で約106万円)とする賃金要件を10月に撤廃すると案内した。同省は、いわゆる「年収106万円の壁」として意識されていたこの要件の撤廃で、壁を意識せずに働き方を選びやすくなるとしている。

記事を読むたたむ

撤廃は、最低賃金が1,016円以上の地域では週20時間働けば賃金要件を満たすことから、全国の最低賃金が1,016円以上となっていることを踏まえたものだと同省は説明している。

賃金要件の撤廃は2025年6月に成立した年金制度改正法に盛り込まれ、同省は時期を最低賃金の動向を見極めて判断するとしていた。企業規模要件は、10年かけて段階的に縮小・撤廃するとしている。

10月からは、企業規模要件の見直しなどで新たに加入対象となる短時間労働者の手取りの減少を緩和するため、事業主の負担割合を増やして被保険者の負担を軽減できる保険料調整制度も始まる。対象は従業員数50人以下の企業などで働き、標準報酬月額が12.6万円以下の人で、期間は3年間。事業主が追加で負担した分は、その全額を制度全体で支援するとしている。最低賃金の減額特例の対象で月額8.8万円未満の短時間労働者は被保険者とせず、本人の希望で任意に加入できる(事業主の同意は不要)。

厚労省、パート・有期の待遇改善へ同一労働同一賃金ガイドライン等を改正し10月1日から施行・適用 賞与・退職手当・家族手当などの記載を追加 雇入れ時の明示事項も増える

厚生労働省は9月29日に公表した10月の主な制度変更で、同一労働同一賃金ガイドライン等の改正が10月1日に施行・適用されると案内した。同省はパートタイム・有期雇用労働者の待遇改善を進めるための改正としており、ガイドラインには、賞与、退職手当、無事故手当、家族手当、住宅手当、福利厚生施設、病気休職、夏季冬季休暇、褒賞について新たに記載が加わる。

記事を読むたたむ

雇入れ時と派遣時の労働条件の明示事項には、「待遇の相違の内容・理由等に関する説明を求めることができる旨」が追加される。対象は短時間・有期雇用労働者とその事業主、派遣労働者と派遣元事業主・派遣先としている。

同省によると、同一労働同一賃金の施行から5年が経過したことを踏まえ、2025年2月から同一労働同一賃金部会を開いて見直しを議論し、同年12月の部会報告を踏まえた省令・指針案要綱を2026年3月に労働政策審議会へ諮問し、答申を受けた。改正省令・告示は4月28日に公布されていた。同省は改正に対応したモデル労働条件通知書を示している。

地域別最低賃金、10月1日から順次改定 全ての都道府県で時間額54円から65円の引上げ・全国加重平均1,177円

厚生労働省は9月29日に公表した10月の主な制度変更で、都道府県ごとに定められている地域別最低賃金が10月1日以降順次改定されると案内した。全ての都道府県で時間額54円から65円の引上げとなり、全国加重平均は1,177円になる。

記事を読むたたむ

約束手形、多くの金融機関で9月30日が最終振出期限 中小企業庁と公取委、支払の適正化へ支払サイトを60日以内に短縮するよう要請

電子交換所での手形・小切手の交換が2027年3月31日に廃止されることを踏まえ、多くの金融機関が手形・小切手の最終振出期限を2026年9月30日に設定している。中小企業庁は9月2日、公正取引委員会とともに、サプライチェーン全体での支払の適正化を推進するため、各産業の業界団体と、金融機関およびその監督省庁へ要請したと発表した。

記事を読むたたむ

2026年1月1日施行の中小受託取引適正化法(取適法、旧下請法)は、同日以後の発注に係る製造委託等代金の支払で手形を交付することを禁止している。電子記録債権や一括決済方式も、受領から60日以内に定めた支払期日までに満額を受け取れない場合は使えない。2027年4月1日からは独占禁止法上の「支払告示」が施行され、取適法の対象外の取引でも、製造委託等の代金を受領から60日を超えて支払わないことが禁止される(取引上の地位が委託事業者に劣っていないと認められる相手への支払は除く)。業界団体には、両制度の対象外の取引も含めて支払サイトを受領日から60日以内に短縮し、代金をできる限り現金で支払うよう求めた。金融機関には、サイト短縮に取り組む事業者の資金繰り支援や、電子記録債権など電子的な決済手段への円滑な移行の支援、最終振出期限などサービスの変更の丁寧な周知を求めた。

事業承継・M&A補助金の16次公募、4つの枠で公募要領を開示 説明会は10月9日・申込は10月7日17時まで

事業承継・M&A補助金の事務局は9月4日、16次公募の公募要領を開示した。16次公募は事業承継促進枠・専門家活用枠・廃業・再チャレンジ枠・PMI推進枠の4枠で、事務局は説明会を10月9日に開き、参加の申込を10月7日17時まで受け付けている。同補助金は、中小企業などが事業承継やM&Aに際して行う設備投資や、経営資源の引継ぎ、引継ぎ後の経営統合にかかる経費の一部を補助する。

記事を読むたたむ

国の施策:小規模な農林水産事業の労災保険の「暫定任意適用事業」の廃止

小規模の農林水産事業にも労災保険を必ず適用へ 厚労省、労働者保護のため例外をなくす日を2031年4月1日とする政令案を29日の部会に諮問案件として提示

厚生労働省は、小規模の農林水産事業を労災保険の「暫定任意適用事業」として扱う取扱いをなくす日を2031年4月1日とする政令案を労働政策審議会に諮問し、9月29日の同審議会労災保険部会で妥当とする答申が行われた。取扱いをなくす改正法について同省が法案の段階で示した評価書によると、小規模な個人経営の農林水産事業の一部は、家族労働が中心で広い地域に散らばり実態をつかみにくいことなどを理由に、1969年の法改正以来「当分の間」の例外として、原則として必ず適用される労災保険への加入が任意とされてきた。

記事を読むたたむ

任意で加入している2万5,602事業場(2024年6月19日時点)で2021〜23年度に保険給付の支給決定がされた事故は死亡12件、障害等級7級以上9件あり、同省は加入していない事業場でも同じような災害が起きていると考えられるとして、労働者を保護する観点から取扱いをなくすとしている。未加入なら原則として事業主が自ら補償することになり、支払う力がなければ十分な補償がされないおそれがある、とも説明している。施行日は、業界団体から十分な周知期間を求める意見があったことから、公布から5年以内に政令で定めるとされていた。同省は2031年4月1日とする理由に「円滑な施行に必要な期間を設ける観点」を挙げている。同省が公表した資料は政令案の段階のものだ。政令が定まったときの内容は、あらためて伝える。

内閣官房、法人格の悪用防止へ上場企業等を除く全内国法人に実質的支配者の届出を求める制度案 日商・東商は事務負担の軽減を要望

内閣官房は9月24日、「法人等の実質的支配者(BO)に係る情報の把握等に関する有識者会議」の初会合を開き、上場企業等を除く全内国法人に実質的支配者の届出を求める制度案を示した。事務局資料は法人格の悪用防止を新法の目的とし、特殊詐欺などを操る犯罪グループがペーパーカンパニーの口座間で送金を繰り返す事例や、G7でBO情報の届出を義務付ける制度がないのは日本のみであること、2028年夏ごろのFATF(金融活動作業部会)第5次対日相互審査を挙げた。

記事を読むたたむ



案では、法人が実質的支配者の氏名・住所・生年月日・国籍を把握して設立時と変更時に公的登録機関へ届け出るほか、既存の法人も施行後一定期間内に届け出る。実質的支配者は資本多数決法人では総議決権の25%超を直接又は間接に有する自然人などとする方向で、4項目とともに検討している。届出は銀行や士業など犯収法の特定事業者による代行もできる。届け出ない法人にまず催告し、なお届け出なければ過料を、隠蔽目的の虚偽届出に刑事罰を、期限から3年届け出ないときの登記の閉鎖なども検討する。

日本商工会議所と東京商工会議所は意見書で、導入は国際的な信頼性の維持に不可欠としつつ、事務負担を抑えるため届け出る情報を法人・自然人を問わず自社の株式を直接保有する者に限るよう求め、3年での登記の閉鎖は短いとして再考を求めた。施行まで約1年と極めて短いとして政府に周知の徹底も求めた。

中小企業施策を巡る動き

ヘッドライン

国内経済の動き

ドル・円、9月28日17時は157円22〜24銭 前営業日から87銭の円高

日本銀行が公表した9月28日17時のドル・円相場は1ドル=157円22〜24銭で、前営業日25日の158円09〜11銭から、提示レンジの下限同士では87銭の円高となった。28日の取引レンジは157円05銭〜157円85銭だった。

8月の全国消費者物価、生鮮食品を除く総合は1.7%上昇に縮小 エネルギーが下落に転じる

総務省統計局は9月18日、8月の全国消費者物価指数で生鮮食品を除く総合が前年同月比1.7%上昇と、7月の1.8%から伸びが縮小したと公表した(総合は1.9%上昇で7月と同じ)。同局は、電気・ガス料金負担軽減支援事業の開始などで電気代の下落幅が広がり、エネルギーが上昇から下落に転じたとしている。

厚労省、7月の実質賃金は前年比2.0%増と確報 現金給与総額は4.3%増

厚生労働省は9月28日、7月の毎月勤労統計確報で、事業所規模5人以上の一人平均の現金給与総額が前年同月比4.3%増の43万4507円と公表した。持家の帰属家賃を除く消費者物価で調整した実質賃金は2.0%増で、パートの時間当たり所定内給与は5.4%増の1455円だった。

国際経済の動き

英中銀、政策金利を3.75%に据え置き インフレの上振れリスクは7月より強いと判断

イングランド銀行(英中銀)は9月17日、政策金利を3.75%に据え置き、中東の紛争長期化でエネルギー価格が上がり8月の英国の消費者物価上昇率も3.1%に高まる中、インフレ見通しの上振れリスクは7月時点より強いと判断した。採決は7月と同じ6対3で、3人は4%への利上げを主張した。

米10年債利回り、9月28日は5.24% 前営業日から0.07ポイント上昇

米財務省の日次パー利回り(CMT)によると、9月28日の10年債は5.24%で、前営業日25日の5.17%から0.07ポイント上がった。同じ時系列の30年債も5.49%から5.56%へ上がった。

原油スポット価格、9月22日はブレント114.89ドル・WTI 96.41ドル 5営業日続けて下落

米エネルギー情報局(EIA)が9月23日に公表した日次スポット価格では、22日の北海ブレント原油は1バレル114.89ドル、米WTI原油は96.41ドルだった。15日の130.80ドル、107.02ドルから、ともに5営業日続けて下がった。

先端AIの動き

OpenAI、Codex 0.158.0を公開 画像の透明背景指定とMCPサーバー接続を拡充

OpenAIは9月28日、Codex 0.158.0を公開した。画像生成・編集で透明な背景を指定でき、事前登録したOAuthクライアントのシークレットを必要とするMCPサーバーにも接続できるようにしたほか、端末画面から会話をコピーする際のMarkdown形式を保つようにした。

Google、Gemini 3.8 Liveに映像アバターを追加 企業向けに97言語へ対応

Googleは9月24日、前週に公開したGemini 3.8 Liveへ、会話に合わせて表情や口の動きが変わるLive Avatarを追加したと発表した。97言語に対応し、Gemini Enterpriseで同日から提供するほか、企業向けの独自アバターは、現時点では許可リストに登録した企業に限って作成できる。

Anthropic、Claude APIが出力前に拒否した要求の一部に課金を再開 誤検知の少ない3分類が対象

Anthropicは9月24日、Claude APIが何も出力しないうちに拒否した要求のうち、同社が誤検知が少ないと測定している生物分野・先端LLM・推論抽出の3分類について、全ての提供基盤で課金を再開した。実行したモデルの通常料金がかかり、ほかの分類の出力前の拒否には引き続き課金しない。

スペシャルコンテンツ

曽根康正氏の事務所経営の宝箱 会計事務所の成長

The Billions Club顧問(SMCグループ創業者)曽根康正氏の大人気連載。会計事務所経営の要諦を理論と実践の両面から徹底解説。

曽根 康正 氏

テーマで読む実務経営ニュース

事務所経営・成長戦略

AI・DX活用

M&A・承継・相続

人材・組織

最新号の連載(2026年10月号)