今日の会計業界ニュース
会計連キックオフセミナー 本郷孔洋氏をはじめ、業界のトップランナーが多数登壇。会計連の活動方針を発表
一般社団法人会計事務所連携協議会(会計連)は6月11日、ホテルニューオータニで「会計連キックオフセミナー」を開催した。参加者は約70名。会計連は有力会計事務所17社を発起人に設立され、代表は本郷孔洋氏(辻・本郷グループ)、会員事務所数は63社に上る。
15拠点・約250名規模の士業グループへ成長、「守り」の士業と「攻め」のコンサルで中小企業を伴走
ひかりアドバイザーグループは、税理士、会計士、司法書士などの各法人とコンサル会社が連携する15拠点・約250名規模の士業グループ。相続・事業承継・DX・人事まで領域を広げ、「守り」の士業と「攻め」のコンサルで中小企業を支援する体制を聞いた。
税理士法人チェスター、岡山事務所を開設
税理士法人チェスターは8月3日、岡山事務所の開設を発表した。相続税申告を主力に全国で拠点展開する同法人が、岡山県内に相談拠点を新設したもので、公式発表に所在地と連絡先を掲載している。
日本経営の平井氏、医業経営コンサル協会の副会長に就任
日本経営グループは、相談役の平井昌俊氏が日本医業経営コンサルタント協会の副会長に選任されたと発表した。定時総会と臨時理事会で選任され、任期は2028年6月の定時総会までとなる。
財務省、米財務省と協調して円買い介入 円の過度な変動に対処
財務省は8月3日、米国東部時間7月31日に米財務省と協調して円買い介入を実施したと発表した。2025年9月の日米財務大臣共同声明に基づく措置で、最近見られた円の過度な変動や無秩序な動きに対処したと説明している。新たな共同声明の発表ではない。
首相、飲食料品の消費税率1%への引下げ方針を表明 2027年4月から2年間
高市首相は7月30日、飲食料品の消費税率を2027年4月から2年間1%へ引き下げ、2029年4月の給付付き税額控除の本格導入に合わせて8%へ戻す方針を表明した。8月上旬までに政府・与党方針として決定できるよう党内の取りまとめを要請しており、制度の詳細は協議が続く。
会計事務所の動き
長田会計事務所、決算書分析の勉強会「未来そうぞう塾」を開催
長田会計事務所は7月31日、事務所主催の勉強会「未来そうぞう塾」で決算書の読み方を扱ったと発表した。実在企業の2期分の決算書を使い、個人分析、グループ討議、発表を通じて数値の変動と企業の背景・課題を読み解くプログラムを実施した。
G.S.ブレインズ、事業承継・M&A支援の新会社を設立
G.S.ブレインズグループは7月31日、事業承継・M&A支援の新会社設立を発表した。主担当50件超・関与100件超の実績を持つ専門家を迎え、後継者問題の解決から買収による成長まで一体で支援するとしている。
TACT高井法博会計事務所、30人参加のAI活用実践セミナーを開催
タクト経済研究所とTACT経営研究会は、TACTグループ中央研修センターでAI活用実践セミナーを開催した。30人が参加し、アライブ代表の三輪尚士氏を講師に、AIの基礎知識や業務での活用事例を学んだ。
アイユーコンサルティング、マレーシア現地3社と業務提携
アイユーコンサルティンググループは7月29日、マレーシアの現地専門企業3社と業務提携した。海外保険、不動産、法人設立・教育移住の機能を組み合わせ、移住前の税務整理から渡航後の生活・資産承継まで一体で支援するとしている。
DIGグループ、勤続5年表彰の記念食事会を開催
DIGグループは7月28日、全社ミーティングで勤続5年表彰を受けた職員の記念食事会を開いたと発表した。参加者は業務での試行錯誤や成長を振り返り、後輩育成や部署運営を担う人材の長期貢献をたたえた。
さくら優和パートナーズ熊本本部、渋滞対策パートナーに登録
さくら優和パートナーズ熊本本部は7月28日、熊本県の「渋滞対策パートナー」への登録を発表した。時差出勤、テレワーク、効率的な訪問日程を通じて交通渋滞の緩和に取り組み、地域の登録事業者と活動を続けるとしている。
ひかりアドバイザーグループ、120人超で職員会議を開催
ひかりアドバイザーグループは7月、札幌で職員会議を開き、オンラインを含む120人超が参加した。7月の新年度開始に合わせ、各法人代表が方針を説明し、グループ各社の近況共有と連携強化を図ったとしている。
プロゴ税理士事務所、自社株の簡易評価ツールを無料公開
プロゴ税理士事務所は7月18日、決算書の数値から年買法によるM&A簡易評価額と相続税評価の参考値を試算できる「自社株シミュレーター」を公開した。同業・同規模平均との比較機能も備え、登録不要で利用できるとしている。
会計事務所向けサービスの動き
freee、伊予銀系企業と中小企業の法改正対応を継続支援
freeeは7月31日、伊予銀行グループのデジタル支援会社と、地域企業向けの法改正情報提供を始めると発表した。毎月更新する無料ガイドと四半期ごとのオンラインセミナーを通じ、制度改正への理解と実務対応を後押しする。
freee株式会社・2026年7月31日弥生、インボイス経過措置改正対応の「弥生27シリーズ」を10月16日発売
弥生は、インボイス制度の仕入税額控除の経過措置見直しに対応するデスクトップソフト「弥生27シリーズ」を10月16日に発売する。8月1日以降に弥生26シリーズを新規購入・登録した対象者には、9月以降オンライン更新で無償提供する。
弥生株式会社・2026年8月3日
TKC、海外子会社管理にQuickBooks Online仕訳連携を追加
TKCは7月30日、海外子会社管理システム「OBMonitor」にQuickBooks OnlineとのAPI仕訳連携機能を追加した。海外子会社の仕訳データを自動取得し、連結決算の早期化と内部統制の強化を支援するとしている。
株式会社TKC・2026年7月30日
ベター・プレイス、税理士との企業年金紹介提携が500件に
ベター・プレイスは7月29日、企業年金「はぐくみ企業年金」の紹介パートナーとなる税理士法人・事務所との提携が累計500件を超えたと発表した。4月の400件突破から3カ月で100件増えたとしている。
株式会社ベター・プレイス・2026年7月29日kubellパートナー、社労士向けリアルイベント「社労士みらい博」を大阪で開催
kubellグループの株式会社kubellパートナーは7月28日、社労士向けリアルイベント「社労士みらい博 2026 in 大阪」を9月28日に開くと発表した。基調講演や実践事例、業務支援ツールの紹介、参加者交流を組み合わせ、参加費は無料としている。
株式会社kubell・2026年7月28日
マネーフォワード クラウド会計、販売管理クラウド「board」とAPI連携を開始
マネーフォワードは7月23日、「マネーフォワード クラウド会計」とヴェルクの見積書・請求書作成、販売管理クラウド「board」のAPI連携開始を発表した。boardの請求・支払データから売掛金・買掛金の仕訳データを自動で連携し、二重入力や入力漏れを防ぐとしている。
株式会社マネーフォワード・2026年7月23日実務経営研究会の新着セミナー
主要ニュース
会計事務所自身のBCPを点検 繁忙期の顧客データと業務継続に備える
日税連は税理士事務所等に適切な内部管理体制の整備を求め、関与先台帳、書類預かり一覧、情報管理チェックリストのモデルを示している。国税庁は、関与税理士が帳簿や申告書控えを失うと、その後の申告が困難になり、取引先や金融機関への照会による復元が必要になる場合があると説明する。中小企業庁のミラサポplusを手掛かりに、繁忙期の地震を想定して中核業務、顧客データの復旧手段、代替要員、顧問先への連絡順を事前に定め、訓練したい。
- 税理士事務所等の内部規律及び内部管理体制に関する指針 日本税理士会連合会・2023年3月23日
- No.8017 災害により帳簿等を消失した場合 国税庁・2025年4月1日
- 強い組織をつくりたい ミラサポplus(中小企業庁)
顧問先へ事業継続力強化計画を提案 認定後の支援策まで確認
中小企業庁のミラサポplusは「事業継続力強化計画」を中小企業向けの簡易なBCPと位置づけ、認定事業者に税制・金融支援と補助金加点があると案内する。同サイトは認定支援機関に税理士・税理士法人を挙げ、事業計画の策定・実行・フォローアップを支援内容としている。熊本県は商工会・商工会議所と市町村が小規模事業者の防災・減災を支える計画を認定しており、会計事務所は顧問先の災害リスク、初動、代替手段を整理し、地域支援につなげたい。
- 強い組織をつくりたい ミラサポplus(中小企業庁)
- 認定支援機関 ミラサポplus(中小企業庁)
- 事業継続力強化支援計画について 熊本県・2025年3月12日
【熊本地震】資金繰りは5本柱を入口に 保証・貸付・返済条件を個別確認
経産省は7月29日、災害救助法適用地域の中小企業向けに、特別相談窓口、災害復旧貸付、別枠のセーフティネット保証4号、既往債務の返済条件緩和、小規模企業共済の災害時貸付を発表した。金融庁の一般要請も、融資書類の簡素化・迅速化と既存融資の条件変更を金融機関に求めている。制度ごとの対象地域、証明書、申込期限は一次ページで確認し、取引先被災の顧問先にも資金繰り表と既往債務一覧を準備してもらう。
- 令和8年熊本地震に伴う災害に関して被災中小企業・小規模事業者支援措置を行います 経済産業省・2026年7月29日
- 災害等における被災者等支援について―金融上の措置要請― 金融庁・2026年7月15日
- 令和8年熊本地震に伴う災害に関して被災中小企業・小規模事業者支援措置を行います ミラサポplus(中小企業庁)・2026年7月29日
【熊本地震】税務は地域指定告示を確認 個別延長・納税猶予を案内の入口に
令和8年熊本地震を対象に申告・納付期限を一括延長する地域指定の告示が出ているかは、国税庁の災害関連ページで確認したい。一般制度として、災害で期限内に手続できない場合の個別延長申請と納税の猶予があり、所得税は雑損控除と災害減免法のいずれか有利な方を選択できる。対象・期限を断定せず、国税庁の当該地震向け告知か所轄署で確認してから案内し、県税など地方税の減免・猶予は熊本県の相談窓口で確認する。
- 災害関連情報 国税庁・2026年7月31日
- 災害による申告、納付等の期限延長申請 国税庁・2026年6月19日
- No.1902 災害減免法による所得税の軽減免除 国税庁・2026年7月9日
- 令和8年熊本地震による県税減免等に関する相談窓口について 熊本県・2026年7月31日
ヘッドライン
国内経済の動き
日銀、政策金利1%を8対1で据え置き 高田委員は1.25%を提案
日本銀行は7月31日、政策金利を1%程度に8対1で据え置いた。高田委員は1.25%程度への引き上げが適当として反対票を投じ、政策委員会内に追加利上げを求める意見があることが示された。
- 主要 当面の金融政策運営について 日本銀行・2026年7月31日
円相場は一時1ドル155円台 8月3日の東京市場
日本銀行の外国為替市況によると、8月3日の東京市場のドル/円はレンジ157円86銭〜155円20銭、17時時点は156円76〜78銭だった。財務省は同日、米財務省と7月31日に協調して円買い介入を実施したと公表した。
- 主要 外国為替市況(2026年8月3日) 日本銀行・2026年8月3日
- 関連 片山財務大臣談話(令和8年8月3日) 財務省・2026年8月3日
日銀のコア物価指標、6月の刈込平均値は前年比1.6%に上昇
日本銀行は7月28日、基調的なインフレ率を捕捉するための指標を更新した。6月の刈込平均値は前年比1.6%と5月の1.5%から上昇し、加重中央値は0.9%、最頻値は1.4%だった。
- 主要 消費者物価のコア指標 日本銀行・2026年7月28日
国際経済の動き
ECB、主要3金利を据え置き
欧州中央銀行は7月23日、主要3金利の据え置きを決めた。中銀預金金利2.25%、主要リファイナンス金利2.40%、限界貸出金利2.65%を維持し、中東情勢に伴うエネルギー価格のインフレ波及を注視するとした。
- 主要 Monetary policy decisions 欧州中央銀行・2026年7月23日
米耐久財受注、6月は0.3%増の3,348億ドル
米商務省センサス局は7月27日、6月の耐久財新規受注が前月比0.3%増の3,348億ドルだったと発表した。5月の4.0%減から増加に転じ、輸送機器を除くと0.6%増、コンピューター・電子製品が3.1%増で全体をけん引した。
米消費者信頼感指数、7月は90.8 前月から1.4ポイント低下
米民間調査機関のコンファレンスボードは7月28日、7月の消費者信頼感指数が90.8となり、6月改定値の92.2から1.4ポイント低下したと発表した。現況指数は114.9で3.6ポイント低下、期待指数は74.7で横ばいだった。
- 主要 Consumer Confidence Survey(2026年7月) コンファレンスボード・2026年7月28日
税務・当局の動き
日キルギス新租税協定が発効 源泉所得税は2027年1月から適用
国税庁は、日・キルギス新租税協定に伴う「源泉所得税の改正のあらまし」を公表した。新協定は昭和61年発効の旧日ソ租税条約を全面的に改正するもので、7月26日に発効し、源泉所得税に係る規定は2027年1月1日から適用が始まる。
- 主要 源泉所得税の改正のあらまし(日キルギス新租税協定関係) 国税庁・2026年7月28日
企業会計基準委員会、開発中の会計基準の計画を改訂 金融商品の公開草案はコメント対応を検討中
企業会計基準委員会は7月24日、開発中の会計基準に関する今後の計画を改訂した。金融商品に関する会計基準については、2025年10月29日に公表した公開草案第89号のコメントを2026年2月6日に締め切り、寄せられたコメントへの対応を検討していると記載した。
- 主要 現在開発中の会計基準に関する今後の計画 企業会計基準委員会・2026年7月24日
防衛特別法人税、未リリースの申告別表は当面PDF提出が可能
e-Taxは7月28日、防衛特別法人税の申告・納付に関する当面の留意事項を更新した。令和8年4月1日以後開始事業年度の別表1・4・5は提出可能で、未リリースの別表等は当面PDFで提出できるとしている。
- 主要 防衛特別法人税新設に関するご案内・留意事項について e-Tax・2026年7月28日
先端AIの動き
APECデジタルAI大臣会合、中国・成都で開催 広島AIプロセスの取組を発信
総務省は7月27日、7月23日に中国・成都で開かれたAPECデジタルAI大臣会合(TELMIN12)の結果を公表した。同省の今川総務審議官が出席し、信頼できるAIのルール形成の重要性と、広島AIプロセスに基づく生成AIの透明性・説明責任を促進する取組を発信した。
- 主要 APECデジタルAI大臣会合(TELMIN12)の結果 総務省・2026年7月27日
Anthropic、Economic IndexをClaudeで探索できるコネクタを公開
Anthropicは7月22日、ClaudeからAnthropic Economic Indexのデータを直接探索できるコネクタを公開した。職業別のAI利用や地域別の利用傾向などを自然言語で照会できるとしている。
- 主要 Ask Claude about the Anthropic Economic Index Anthropic・2026年7月22日
Anthropic、オープンウェイトモデルの禁止を求めない方針を公表
Anthropicは7月27日、危険な能力を持たないオープンウェイトモデルは公共財であり、禁止は求めないとする方針をCEOダリオ・アモデイ氏名義で公表した。代わりに対中チップ規制、産業規模の蒸留への政策対応、性能の高い全モデルへのリリース前安全試験の義務化の3点を支持するとした。
- 関連 Our position on open-weights models Anthropic Newsroom・2026年7月27日
テーマで読む実務経営ニュース
最新号からのピックアップ(2026年8月号)
「なんとかする会社。」へ進化する税理士法人マッチポイント
税理士法人マッチポイント(札幌市中央区)は、月次の対話型サービスを軸に急成長する会計事務所である。2019年に「理想の会計事務所をつくろう」と集まった5名で創業し、2023年の経営統合を経て、現在は約100名規模のマッチポイントグループへと拡大した。同事務所が税理士チェンジ(他事務所からの乗り換え)の顧客から選ばれ、年80万~100万円という顧問料水準を維持できる理由は、「報告ではなく対話」にある。月に一度、社長と数字を一緒に見て、変化…
AI「TERASU」―― 経営計画書と月次PDCAサイクルの自動作成
「TERASU」は、税理士・特定社会保険労務士の矢萩努氏(写真左)が開発したAIである。税理士の仕事、特に経営計画策定支援や、毎月のPDCAサイクルの支援など、未来会計業務を強力に支援する機能を有している。顧問先の経営の数字や資料、経営者との面談の記録を読み込ませることで、経営計画書や月次PDCAサイクルの素案を生成することができる。「TERASU」が他のAIと一線を画しているのは、独自の特許技術によりハルシネーションを抑える一方で、経…
事務所経営・成長戦略
創業40周年を迎え新体制で臨むMACコンサルティンググループの事業戦略
MACコンサルティンググループ(愛知県名古屋市)は、名古屋および首都圏(東京日本橋・横浜みなとみらい)に3拠点を展開する大型会計事務所グループである。昭和59年の創業後、平成3年より資産税特化に舵を切り、相続・事業承継分野では中部圏の先駆者として成長発展を続けてきた。10年前から首都圏にも進出し、税務会計から資産税、人事労務まで幅広く事業を展開している。今回の取材では、今年新たな経営体制がスタートする同グループの40年の歴史や事業内容、…
渡邊リーゼンバーグが見つめる会計業界の未来
税理士法人 渡邊リーゼンバーグ──この印象的な法人名は、5カ国で税務・会計サービスを展開する堀田リーゼンバーグ斎藤・アンド・カンパニーとの提携関係に由来する。とはいえ、渡邊リーゼンバーグ自体は国際業務に特化しているわけではなく、国内税務全般や資産運用管理、株式公開支援といったオールジャンルを手がけている。しかも、上場企業から個人商店ま で顧客層も幅広い。その背後には、代表社員/税理士の渡邊哲人先生が若かりし日に培った心情……祖父と父への…
リモートワークにおける法務的課題とその対策
いまだ忘れ得ぬコロナ禍という現象が社会にもたらした変化のひとつに、「働き方」がある。多くの職種で新たな就業形態が広まる中、会計業界にもその波は押し寄せ、以前は税理士法で不可とされていた税務・会計のリモートワークも認められることとなった。ただし、顧客企業や資産家の大切な情報を扱う仕事の性質上、会計事務所が在宅勤務や業務委託を導入するうえでは、いくつかのポイントを押さえておかなければいけない。 というわけで、ここでは法務的観点から「会計業界…
AI・DX活用
会計事務所の付加価値を最大化する戦略的パートナーAI「TERASU」
未来会計を推進したいが具体的にどうすればよいか分からない、最近ではクライアントがAIを使いこなすようになり、情報量で勝てる自信がない……。このような思いに悩む会計人も少なくないのではないだろうか。会計人は中小企業の頼れる相談役であるだけに、寄せられる期待は大きい。それに応えるために未来会計に取り組む事務所もあるが、高難易度業務で成果を挙げるのは容易なことではない。戦略的パートナーAI「TERASU」は、そのような課題を抱える会計人のため…
DX推進で業界の活性化を目指す辻・本郷ITコンサルティングの新サービス「NEXTA」
辻・本郷ITコンサルティング株式会社(東京都新宿区)は、全国に74拠点を展開し、顧問先数1万3000件超を誇る日本最大級の会計事務所、辻・本郷税理士法人のグループ企業である。ITを活用したビジネスコンサルティングに特化し、企業のDXバックオフィス支援や電子帳簿保存法対応、RPA導入支援などのコンサルティング、会計人向け教育SaaSなどを手掛ける。同社が昨年9月に開始した会員制サービス「NEXTA(ネクスタ)」は、「会計事務所の『学び場』…
マーケティングのノウハウやテンプレートを提供するプログラムfreeeの「クラウド型会計事務所スターターキット」とは
freee株式会社(東京都品川区)は、クラウド会計ソフトfreeeの開発・提供をメインの事業として展開し、会計業界に大きなインパクトを与えている企業である。同社では「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションを掲げ、会計ソフトだけではなくクラウド型ERP(統合基幹業務システム)など、会計事務所や中小企業のバックオフィス業務を支援している。昨年12月、同社はパートナーである会計事務所を対象に「クラウド型会計事務所スターターキット…
M&A・承継・相続
多様なソリューションを活かした「全方位型M&A」の挑戦
東海・近畿エリアを中心に税務・会計や経営支援を提供し、会計事務所向け生産性向上ツール「MyKomon(マイコモン)」も運営する、名南コンサルティングネットワーク。税理士事務所を母体とする同グループにおいて、とりわけ成長著しいのが、名南M&A株式会社が担うM&Aビジネスだ。何より同社が名古屋証券取引所メイン市場に上場を果たしていることが躍進ぶりを物語っているが、その根幹には強固なネットワークをフルに活かすことで実現する「全方位型M&A」と…
新進気鋭の事務所が統合して誕生した税理士法人マッチポイント
税理士法人マッチポイント(北海道札幌市)は、2023年10月に税理士法人マッチポイントと税理士法人フューチャークリエイトが統合して誕生した会計事務所である。それぞれの事務所がナンバーワンを目指してマッチポイントとして合流し、現在は10の部門を76名で運営する、道内トップクラスの大手事務所に成長している。今回の取材では、税理士法人マッチポイント代表社員税理士の一人である植島悠介氏(写真左)と、マッチポイント株式会社代表取締役であり、マッチ…
企業と会計業界を導くM&Aマザーのビジョン
2000年代以降、日本の中小企業は減少の一途をたどっている。そんな状況を打破するべく台頭してきたのが、事業承継やM&Aをサポートする各種機関で、とりわけM&A仲介の領域には新規事業者が続々参入している。今年、設立されたばかりのM&Aマザー株式会社もそのひとつだが、ベテランM&Aプレイヤー=奥野秀夫氏が舵を取る同社は他とは一線を画す独自の理念を掲げる。鍵となるのは「育てるM&A」というコンセプトで、会計事務所向け付加価値サービス提供支援ク…
人材・組織
ユニークな労務サービスで会計事務所を支援する日本社会保険労務士法人
日本社会保険労務士法人(東京都豊島区)は、国内屈指の巨大士業グループSATOグループに属する、中小・零細企業向けのサービスに特化した社労士法人である。設立当初から助成金の申請業務に強みを持ち、現在は労務に関わる幅広いサービスを提供している。近年は、主要な顧客層である中小企業にとって最も身近な存在といえる会計事務所との連携強化を進めており、その顧問先企業向けのサービ スにも注力している。そこで本稿では、同法人所長の佐藤邦昭氏と、労務相談部…
人材紹介会社レックスアドバイザーズに 2022年の人材採用動向を訊く
株式会社レックスアドバイザーズ(東京都千代田区)は、公認会計士、税理士、経理・財務の人材紹介・派遣に特化した人材会社である。恒常的に人材不足が続いている会計業界において、同社は有資格者、正規職員に限らず、アルバイトやパートタイマーまで幅広い人材を約20年にわたり紹介し続けている。そんな同社の代表を務める岡村康男氏(次ページ写真)は、会計業界の人材採用のトレンドを熟知した存在である。本稿では、会計業界における2022年以降の人材採用のトレ…
「チームCFOⓇ」で中小企業の財務と未来に伴走するKMCパートナーズ
税理士法人KMCパートナーズ(東京都渋谷区)は、木村智行氏(写真)が代表社員を務める創業から半世紀を超す税理士法人である。2023年12月に渋谷サクラステージへ移転し、現在はグループ全体で約75名の規模に成長している。同法人は「善によって、人々の持続的発展に寄与する」をパーパスに掲げ、税務会計にとどまらない経営支援を展開。商標登録した「チームCFOⓇ」のコンセプトのもと、財務コンサルティング、経営支援、M&A支援、相続・事業承継支援、B…
最新号の連載(2026年8月号)
所長先生のための自分に適した事務所承継の探し方
未来へつなぐ承継─ 会計事務所に求められる“未来承継”という視点 ─
承継成功の鍵はその先にある 会計事務所の事業承継やM&Aを考える際、どうしても注目されやすいのは、「誰に譲るのか」「どのような条件で譲るのか」「契約をどのように進めるのか」といった場面です。もちろん、これらは重要な論点で […]
所長先生のための自分に適した事務所承継の探し方
譲渡元の歴史を尊重し合理的に整える
税理士業界では、所長の高齢化や後継者不在を背景に、会計事務所の事業承継・M&Aへの関心が高まっている。一方で、譲渡を検討する先生にとっては、譲渡価額だけでなく、職員の雇用、顧問先との関係、事務所の歴史をどのように引き継い […]
曽根康正氏の事務所経営の宝箱 会計事務所の成長
第4回 売上を必ず増やす2つの戦略
あなたの会計事務所はどこで売上を伸ばすのか アンゾフの成長マトリックスは、会社の成長戦略を考える際のフレームワークです。そこで、これを会計事務所の売上増加の戦略に使います。 アンゾフの成長マトリックスは、「商品」「市場」 […]















