今日の会計業界ニュース
経産省、千葉大雨の被災中小企業向け支援措置 特別相談窓口と災害復旧貸付
経済産業省は8月14日、令和8年8月13日からの大雨で災害救助法が適用された千葉県の25市町を対象に、被災中小企業・小規模事業者への支援措置を発表した。県内の日本政策金融公庫、商工組合中央金庫、信用保証協会、商工会議所などに特別相談窓口を設けるほか、公庫・商工中金による災害復旧貸付、一般保証と別枠で融資額の100%を保証するセーフティネット保証4号の事前相談、既往債務の返済条件緩和等の要請、小規模企業共済の災害時貸付を行う。内閣府防災の第3報によると、適用地域は21市4町となり、富里市・山武市・酒々井町・九十九里町が8月14日の公示で追加された。
- 令和8年8月13日からの大雨により被災した中小企業・小規模事業者に対する支援措置 経済産業省・2026年8月14日
- 令和8年8月13日からの大雨に伴う災害に係る災害救助法の適用について【第3報】 内閣府防災・2026年8月14日
- 「令和8年8月13日からの大雨に伴う災害に関する中小企業者向け特別相談窓口」の設置について 千葉商工会議所・2026年8月14日
中小企業庁の検討会、事業承継税制の報告書案を提示 株式上限など8論点の方向性
中小企業庁の検討会は8月5日、法人版事業承継税制の特例措置を2027年末で終える前提で、見直しの報告書案を示した。猶予対象株式の3分の2上限、賃上げ・設備投資企業への評価減や猶予税額免除、雇用要件など8論点の方向性を挙げ、令和9年度税制改正要望に向け制度設計を進めるとした。
税理士法人TAP、BPO・デジタル新会社を設立
税理士法人TAPは8月15日、グループ会社「TAPデジタルバックオフィス」を設立したと発表した。北海道農業のBPOを柱に、パート4人を採用して役員・従業員計9人とし、クラウド会計を中心に業務を進めている。
税理士法人イースリーパートナーズ、9月17日に会計業務DXセミナー
税理士法人イースリーパートナーズは8月17日、京都事務所で9月17日に会計業務のデジタル化を扱うセミナーを開くと発表した。AIによる請求書読み取りや仕訳、経営分析、利用時の注意点を扱い、参加費は無料としている。
15拠点・約250名規模の士業グループへ成長、「守り」の士業と「攻め」のコンサルで中小企業を伴走
ひかりアドバイザーグループ(京都市中京区)は、税理士、会計士、司法書士、行政書士、社会保険労務士の各法人とコンサルティング会社が連携する約250名規模の士業グループ。結成20周年の2026年、「守り」の士業と「攻め」のコンサル専門会社による次世代体制への移行を、代表理事の谷淳司氏をはじめとする幹部5名が語った。
会計連キックオフセミナー 本郷孔洋氏をはじめ、業界のトップランナーが多数登壇。会計連の活動方針を発表
一般社団法人会計事務所連携協議会(会計連)は6月11日、ホテルニューオータニで「会計連キックオフセミナー」を開催した。参加者は約70名。会計連は有力会計事務所17社を発起人に設立され、代表は本郷孔洋氏(辻・本郷グループ)、会員事務所数は63社に上る。
Xの会計業界トレンド
インボイス経過措置の10月切替とソフト対応
免税事業者からの仕入れに係る経過措置について、10月の控除割合切替を見据えた確認を促す投稿が相次ぐ。請求の取引日が9月末か10月初かで負担が変わる点や、取引先の登録状況の洗い出しを勧める実務家の発信が目につく。会計ソフトの有償アップデート要否を問う声や、控除率の数字が投稿によって食い違う様子も見られる。
飲食料品の消費税率見直しと複数税率実務
飲食料品の消費税率引き下げが大綱とりまとめに向かうという議論が活発で、テイクアウトと店内飲食の税率差拡大を懸念する実務家の投稿が目につく。簡易課税の業種区分や仕入税額控除への影響を整理する動きが見られる。税率変更に柔軟なシステムの普及が語られる一方、経過措置と合わせて制度側が複雑化しているのではないか、という現場目線の指摘も相次ぐ。
生成AIの使い分けと会計事務所の役割再定義
税務の要件確認と日常の壁打ちで生成AIを使い分ける、という実務家同士のやりとりが活発だ。残高照合はAIに任せ、人は強みや共通点を探す役割へ移る、といった事務所スキル論も見られる。議事のMCP連携や会計事務所向けAI実務セッションの案内、利用量とコストの可視化サービスへの言及も目につく。
令和9年度改正に向けた事業承継税制
事業承継税制の対象株式上限や納税猶予の見直しを求める意見書を取り上げる投稿が相次ぐ。中小企業庁の親族内承継検討会の報告書案を踏まえ、8月末の税制改正要望への反映を注視する動きが見られる。特例措置の期限を意識した生前贈与促進の議論も目につく。
会計事務所の採用と若手への仕事の言語化
求人票の「税務業務全般」では仕事内容が伝わらない、という採用実務の指摘が目につく。お盆に家族へ仕事をどう説明するか、連休明けの優先順位をどう立てるか、といった若手向けの発信も見られる。スタートアップやM&A税務など、キャリアの分岐を語る投稿も相次ぐ。
お盆明けの納付確認と申告実務の立て直し
国税のダイレクト納付などで障害が起きたとする案内を共有し、解消後も納付結果と口座引落を突合するよう促す投稿が見られる。巡回監査や相続税申告の残件消化、事前確定届出給与の支給漏れ確認など、連休明けのオペレーションを書き留める実務家の発信が目につく。9月の中間申告や簡易課税のスケジュールを先読みする動きもある。
会計事務所の動き
渋谷税理士法人、相続・贈与対策セミナーへ代表税理士が登壇
渋谷税理士法人は8月17日、代表社員税理士の宇梶精一氏が9月18日に日本生命新宿支社主催の相続・贈与対策セミナーへ講師として参加すると発表した。定員は40人で、参加費は無料としている。
むかいアドバイザリーグループ、社労士事務所の開業3周年を報告
むかい税理士法人を含むむかいアドバイザリーグループは8月17日、グループ内のいしい社会保険労務士事務所が開業3周年を迎えたと発表した。4年目も税務と労務を組み合わせて顧客支援を続けるとしている。
プロゴ税理士事務所、Google検索経由のアクセスが28日間で5,000件
プロゴ税理士事務所は8月14日、公式サイトの自然検索クリック数が28日間の集計で5,000回に到達したと発表した。これは検索結果からページを開いた回数で、問い合わせ件数や関与先の増加を示す数値ではないと説明している。
税理士法人チェスター、YouTube登録10万人で「銀の盾」受賞
税理士法人チェスターは8月13日、公式YouTubeチャンネルの登録者数が10万人を超え、YouTubeのクリエイター表彰「銀の盾」を受賞したと公式サイトで発表した。同事務所が運営する情報発信チャンネルの到達実績として掲載している。
AGS、メザニンファンド総額を350億4,900万円へ増額
AGSコンサルティングは8月12日、きらぼしキャピタルとの共同出資会社A&KCソリューションズが組成する「夢・よりそい1号ファンド」の総額を350億4,900万円へ増額したと発表した。事業承継・成長・再生などの資金ニーズに対応し、資金繰り支援を強化するとしている。
みらいコンサルティンググループ、アビスパ福岡のアカデミー選手向け支援を開始
みらいコンサルティンググループは8月10日、アビスパ福岡と連携し、同クラブのアカデミー選手向け支援プログラムを始めると発表した。人事評価システム「MIRAIC」の「ココロの共有」を使い、選手の自律性と人間形成を支援するとしている。
長田会計事務所、大阪府の中小企業イベントに出展
長田会計事務所は8月10日、大阪府などが開催した「第7回大阪わかそう2026」に出展したと報告した。会場では「未来会計」を紹介し、経営者や個人事業主らがブースに立ち寄ったとして、準備から当日の様子までを公開している。
酒井寛志税理士事務所、Claude Teamプランを全社導入
酒井寛志税理士事務所は8月10日、グループ全社で8月6日付でClaudeのTeamプランを導入したと公表した。約5カ月の試行で作成した98個のスキルを共有し、情報の線引きや安全ルールを組織で運用するとしている。
会計事務所向けサービスの動き
マネーフォワード、法人のAI利用費をツール・利用者別に可視化
マネーフォワードは8月17日、法人のAI利用量と費用をツール・モデル・利用者別に可視化する「クラウドAIトークン管理」の提供を始めた。マネーフォワードIDがあれば無償で利用でき、ビジネスカードとの併用でAI関連支出も集約するとしている。
株式会社マネーフォワード・2026年8月17日kubell、導入100万社・ARR100億円に到達
kubellは8月14日、2026年6月末時点でグループサービスの導入企業数が100万社、ARRが100億円に達したと発表した。ARRは前年同期比17.3%増で、Chatworkを基盤にBPaaSのクロスセルを強化するとしている。
株式会社kubell・2026年8月14日freee、AWSの全国8都市ツアーへ参画 DX・AI事例を共有
freeeは8月10日、AWSの「デジタル社会実現ツアー2026」へ参画すると発表した。8月18~28日に全国8都市でDX・AIの知見や事例を共有し、名古屋・静岡会場では同社役員が社会課題の解決をテーマとしたAIコンテストの審査に加わるとしている。
freee株式会社・2026年8月10日弥生、会計ソフトの保守料金を10月から改定 スタンダードは約2割上げ
弥生は、会計ソフトの保守サービス「あんしん保守サポート」の料金を改定すると発表した。弥生会計スタンダードのベーシックプランは年間税抜4万9,600円から5万9,500円となり、新規は9月1日以降の申込分(契約開始が10月以降)、利用中の契約は10月1日以降に開始する次年度分から適用される。
弥生株式会社・2026年8月10日日本M&Aセンター、「アトツギ甲子園」にゴールドスポンサー協賛 地域創生賞で表彰
日本M&Aセンターは8月7日、中小企業庁主催の第7回「アトツギ甲子園」へ3年連続でゴールドスポンサーとして協賛すると発表した。後継者・後継予定者が自社の経営資源を土台に事業構想を競うピッチイベントで、同社は企業特別賞「地域創生賞」を設ける。
株式会社日本M&Aセンター・2026年8月7日OBC、海外子会社管理のオンラインイベントを9月9日に開催
オービックビジネスコンサルタントは8月5日、海外子会社管理をテーマにした「OBC Global EXPO 2026 Autumn」を9月9日にオンラインで開くと告知した。海外進出企業の経営者や連結・財務経理部門などを対象に、各国の専門家が実務的な解決策を提言するとしている。
株式会社オービックビジネスコンサルタント・2026年8月5日ベター・プレイス、「はぐONE」の掛金シミュレーションを刷新
ベター・プレイスは8月4日、企業年金DXシステム「はぐONE」の掛金シミュレーションを刷新した。年齢や掛金に応じた積立合計に加え、税金・社会保険料の減少額や公的年金・社会保障給付への影響額を表示する。
株式会社ベター・プレイス・2026年8月4日LayerX、「バクラク人事労務」の先行トライアルを開始
LayerXは8月3日、AI人事労務サービス「バクラク人事労務」の先行トライアルを始めた。申請・承認と従業員マスターの更新をつなぎ、住所・扶養の変更確認から帳票作成、電子申請までを同じ画面で処理できるとしている(機能にはリリース予定のものを含む)。
株式会社LayerX・2026年8月3日
MAP経営、会計事務所向け「高単価事務所」実践塾を10月に開催
MAP経営は8月3日、会計事務所の所長・幹部向け「高単価事務所」実践塾の第2回を10月6日にオンラインで開くと告知した。税理士法人RINGSの髙橋晃彦氏が登壇し、定員は50人、参加は無料で、内容の詳細は近日公開としている。
株式会社MAP経営・2026年8月3日実務経営研究会の新着セミナー
国税庁、熊本地震の被災事業者に消費税の届出特例 課税方式の変更やインボイス登録取消しを指定日まで受け付け
国税庁は8月12日、令和8年熊本地震の被災事業者に適用する消費税の届出特例の期限「指定日」を定める告示(国税庁告示第22号)を出し、リーフレットで手続きを案内している。特例では、課税事業者や簡易課税制度の選択(不適用)の届出を指定日まで受け付けて被災日を含む課税期間から適用できるほか、基準期間の課税売上高1,000万円以下のインボイス発行事業者は登録の取消しも求められる。対象は地域指定を受けた八代市・宇土市・宇城市・氷川町に納税地のある事業者に限らず、個別に期限延長を受けた事業者やその他の被災事業者も含み、届出書の参考事項欄に「熊本地震の被災事業者」である旨を記載する。
- 消費税の届出等に関する特例について 国税庁・2026年8月12日
- 令和8年8月7日(持ち回り閣議)閣議案件 首相官邸・2026年8月7日
- 令和8年熊本地震による災害に関し、租税特別措置法第八十六条の五第一項の規定に基づき国税庁長官が定める日を定める件(国税庁告示第22号) 国税庁・2026年8月12日
Anthropic、Claude生成文の「見えない透かし」をEUの新モデルから導入 検出結果は「処理した可能性」を示す
AI開発の米Anthropicは、対話AI「Claude」が生成した文章に、目に見えず機械で判別できる「透かし」を埋め込むと公式文書で公表した。EUのAI法が求めるAI生成コンテンツの透明性への対応で、2026年8月2日以降にEUで提供を始める新しいモデルが生成する文章から適用し(既存モデルも順次対応)、ファイル生成に対応する形式には作成元の情報を記録する国際規格(C2PA)のデータも付与する。検出手段は第三者にも提供する一方、一部のプラットフォームや機能では対応せず、短い文章や大幅な編集・翻訳の後は検出できない場合があり、同社は検出結果だけでAI利用を断定できるわけではないと説明している。
- How Claude marks AI-generated content Anthropic・2026年8月10日
- Code of Practice on Transparency of AI-generated Content 欧州委員会・2026年6月10日
日銀調査、金融機関の9割超が生成AIを利用・試行 機密情報を扱え顧客向け業務にも利用・試行する「広範活用先」は67先
日本銀行は8月6日、金融機関150先に生成AIの利用実態と管理面の対応を尋ねた調査結果を公表した。回答率は100%で、利用中は79.3%、試行中は11.3%、利用・試行する136先のうち、機密情報を扱え、かつ顧客向け業務にも利用・試行する「広範活用先」は67先だった。
- 金融機関における生成AIの利用状況とリスク管理 日本銀行・2026年8月6日
国税庁、税理士試験の申込45,954人 簿記論は前年比4.8%増
国税庁が公表した第76回税理士試験の申込者数によると、受験申込者は45,954人で、前年より437人増えた。科目別の延べ申込は72,231人で、簿記論は26,001人と前年比104.8%、財務諸表論は20,428人と同93.4%となり、方向が分かれた。
- 令和8年度(第76回)税理士試験申込者数 国税庁・2026年7月1日
- 令和8年度(第76回)税理士試験実施スケジュール 国税庁・2026年4月3日
ヘッドライン
国内経済の動き
実質GDP、4〜6月期は前期比0.3%増の年率1.1% 3四半期連続のプラス
内閣府が8月17日に公表した2026年4〜6月期GDP1次速報によると、実質GDPは前期比0.3%増(年率1.1%)と、1〜3月期の0.5%増に続く3四半期連続のプラスだった。名目GDPは前期比1.2%増(年率4.8%)で、実質の寄与度は国内需要がマイナス0.2ポイント、純輸出がプラス0.5ポイントだった。
- 主要 統計表一覧(2026年4-6月期 1次速報値) 内閣府経済社会総合研究所・2026年8月17日
10年国債金利、8月17日は2.919% 前営業日から0.041ポイント上昇
財務省の国債金利情報によると、10年国債金利は8月17日に2.919%となり、前営業日14日の2.878%から0.041ポイント上昇した。同じ日の20年は3.800%、30年は4.050%だった。
- 主要 国債金利情報(CSV) 財務省・2026年8月17日
ドル・円、8月17日17時は158円95~96銭 前営業日から26銭の円高
日本銀行によると、8月17日のドル・円は17時時点で158円95~96銭となり、前営業日14日の159円21~22銭から26銭の円高だった。日中は158円86銭~159円39銭で推移し、中心相場は159円04銭だった。
- 主要 外国為替市況(8月17日) 日本銀行・2026年8月17日
- 関連 外国為替市況(8月14日) 日本銀行・2026年8月14日
国際経済の動き
米生産者物価、7月は前月比横ばい 前年比は4.7%へ鈍化
米労働省労働統計局は8月13日、7月の最終需要生産者物価指数が前月比横ばい、前年同月比4.7%上昇だったと公表した。前年比は6月の5.5%から0.8ポイント縮小し、財は前月比0.7%低下、サービスは0.2%上昇した。
- 主要 Producer Price Index News Release - 2026 M07 Results 米労働省労働統計局・2026年8月13日
米消費者物価、7月は前年比3.4%上昇 伸びは6月の3.5%から縮小
米労働省労働統計局は8月12日、7月の消費者物価指数が季節調整済み前月比0.1%上昇、前年同月比3.4%上昇だったと公表した。前年比は6月の3.5%から0.1ポイント縮小し、食品・エネルギーを除く指数は2.5%上昇だった。
- 主要 Consumer Price Index News Release - 2026 M07 Results 米労働省労働統計局・2026年8月12日
米原油在庫、前週比1740万バレル増 ガソリンは100万バレル減
米エネルギー情報局は8月12日、8月7日までの週の商業用原油在庫が4億2,440万バレルと前週比1,740万バレル増えたと公表した。ガソリンは100万バレル減となり、原油在庫は過去5年平均を約2%下回った。
- 主要 Weekly Petroleum Status Report 米エネルギー情報局(EIA)・2026年8月12日
税務・当局の動き
e-Tax、ダイレクト納付の障害は8月17日12時に解消 未納付分は再手続き
e-Taxは8月17日、午前中にダイレクト納付とインターネットバンキング納付が利用できない事象が起き、同日12時時点で解消したと公表した。午前中に納付できなかった利用者へ、改めて納付手続きを行うよう案内している。
- 主要 ダイレクト納付等が利用できない事象について e-Tax・2026年8月17日
国税庁、長官指定書類の告示を改正 事業承継税制の準用規定を反映
国税庁は8月14日、国税通則法施行規則に基づく長官指定書類の告示を改正した。非上場株式の納税猶予・免除に関する届出書などの準用条文を追加し、租税特別措置法施行規則の項番号変更も反映した。
- 主要 国税通則法施行規則第十五条第一項に規定する国税庁長官が定める書類を定める件の一部を改正する件(国税庁告示第23号) 国税庁・2026年8月14日
国税庁、類似業種比準価額の業種目別株価を6月分まで更新
国税庁は8月5日付で、2026年分の相続税・贈与税で取引相場のない株式を評価する際に使う類似業種比準価額の法令解釈通達を改正した。業種別の1株当たり配当、利益、簿価純資産と株価を6月分まで掲載している。
- 主要 「令和8年分の類似業種比準価額計算上の業種目及び業種目別株価等について」の一部改正について(法令解釈通達) 国税庁・2026年8月14日
先端AIの動き
Google、Gemini 3.7 Flashを発表 コード課題の初回精度を改善
Googleは8月13日、コーディングとエージェント向けモデル「Gemini 3.7 Flash」を発表した。FrontierCode 1.1 Mainは43.6%で、3.6 Flashの34.4%を上回ったとしている。
- 主要 Introducing Gemini 3.7 Flash Google・2026年8月13日
OpenAI、GPT-5.6の開発者向け実装ガイドを公開
OpenAIは8月13日、GPT-5.6をアプリケーションへ組み込む開発者向けガイドを公開した。モデルへ与える指示、ツール利用、実装時の選択肢を整理し、能力を安定して引き出すための手順を示している。
- 主要 The builder’s guide to GPT‑5.6 OpenAI・2026年8月13日
OpenAI、GPT-5.6 SolのUltrafastモードをプレビュー
OpenAIは8月13日、GPT-5.6 Solを最大14倍の速度で動かす「Ultrafast」モードをプレビューした。高い応答速度を選べる実行モードとして紹介し、開発者向けに利用時の挙動を説明している。
- 主要 Previewing Ultrafast mode: GPT-5.6 Sol at up to 14X the speed OpenAI・2026年8月13日
テーマで読む実務経営ニュース
最新号からのピックアップ(2026年8月号)
税理士法人栗田合同会計事務所×エヌエヌ生命
税理士法人栗田合同会計事務所の代表社員・税理士、栗田豊滋先生はこう断言する。「会計事務所にとって、生命保険は極めて重要なコンサルティングツールである」と――。事実、同事務所は中小企業経営者と、そこで働く人々の安心・安全を確保するための保険提案サービスに力を注ぎ続けている。そして、その志の一翼を担うのが、法人保険のエキスパートとして知られるエヌエヌ生命保険株式会社だ。約30 年に及ぶパートナーシップのなかで、彼らはともに多くの企業を支え、…
税理士法人大手会計×エヌエヌ生命
税理士法人大手会計(埼玉県さいたま市)の代表社員・税理士である大手昭髙先生は、税務・会計プラスアルファとしての保険サービスにいち早く取り組んだひとりだ。また、関東信越税理士協同組合連合 会理事長や全国税理士共栄会副会長といった要職に就き、業界全体に向けた保険活用の啓発にも尽力してきた。その立場上、さまざまな保険会社と接点を持つが、なかでもエヌエヌ生命保険株式会社との関係は深く、両者のあいだには35年にわたる強固なパートナーシップがある。…
事務所経営・成長戦略
大規模事務所時代のトレイルブレイザー アップパートナーズグループが描く未来
税理士法人アップパートナーズ(福岡県福岡市)は、九州最大級の総合士業グループである。グループ総勢約380名、顧問先約3100件を抱え、売上高は33億円に達する。代表の菅 拓摩氏(写真)は、父の急逝により27歳で事業を承継。巧みな経営戦略で地域産業の衰退などの逆境を乗り越え、事務所を大きく成長させた。近年は広報部の立ち上げ、相続承継オフィスの新設、M&A部門の内製化、歯科経営支援クラウド「UP.zip」の展開など、次なる成長の種を蒔いてい…
正林国際特許商標事務所の「価値(勝ち)づくり」戦略
本誌の主要読者である会計事務所の皆様は、特許権や商標権を含む知的財産・知的資産について一定の情報はお持ちのことと思う。しかしながら、弁理士がつかさどる知財権の出願・取得プロセスや運用法となると、詳しいところまではご存じないだろうし、接する機会もあまりないかもしれない。 今回、取り上げる正林国際特許商標事務所は特許・商標の分野に精通した業界屈指の弁理士事務所であり、さらに、それらを活かしたマネタイズの可能性にも踏み込む気鋭の存在として名高…
中小企業へのSDGs経営の導入を支援する一般社団法人SDGs・ESG経営コンソーシアム
国連が2015年、全会一致で採択したSDGs(持続可能な開発目標)。わが国でも、地方創生における活用、コロナ収束後のインバウンドの回復、2025年開催予定の大阪万博などを見越して、その取り組みが重視されている。すでにいくつかの大企業では取り組みが始まり、その影響がサプライチェーンの中小企業に表れてくるのは時間の問題といえるだろう。今回取材したのは、今年の6月、SDGsおよびESG経営の普及と持続可能な社会の実現を図ることを目的に設立され…
AI・DX活用
AI「TERASU」―― 経営計画書と月次PDCAサイクルの自動作成
「TERASU」は、税理士・特定社会保険労務士の矢萩努氏(写真左)が開発したAIである。税理士の仕事、特に経営計画策定支援や、毎月のPDCAサイクルの支援など、未来会計業務を強力に支援する機能を有している。顧問先の経営の数字や資料、経営者との面談の記録を読み込ませることで、経営計画書や月次PDCAサイクルの素案を生成することができる。「TERASU」が他のAIと一線を画しているのは、独自の特許技術によりハルシネーションを抑える一方で、経…
アシモフ ロボティクスの絶対に失敗しないRPA
税理士法人をルーツとして設立されたASIMOV ROBOTICS(アシモフ ロボティクス)株式会社は、会計事務所およびその顧問先となる中堅・中小企業向けに「業務効率化DX」を支援するコンサルティング会社だ。その中心はRPAロボットの開発・導入・メンテナンス・活用支援までを一気通貫で提供するサービスで、とりわけ税理士である代表取締役CEO 藤森恵子先生が現場で培った知識とノウハウを投入した会計事務所特化型ロボットには定評がある。複雑な会計…
会計事務所の人手不足問題を解決するプログラミング不要のRPAツール「ロボパットDX」の全貌
株式会社FCEプロセス&テクノロジー(東京都新宿区)のRPAツール「Robo-Pat DX」は、〝プログラムの知識がなくてもロボットを作成できる〟をコンセプトに開発され、既に1100社以上の導入実績を誇る。同製品は、ユーザーのレビューなどをもとに選出される「ITreview Best Software in Japan 2023」で1位を獲得するなど、利用者の評価が高いのが特徴だ。さらに、シュメール税理士法人(茨城県水戸市、つくば市)監…
M&A・承継・相続
M&Aなどの高度な業務を展開しつつ、働きやすい職場を実現させる税理士事務所エールパートナー
税理士事務所エールパートナー(東京都文京区)は、木戸真智子氏(写真)が所長を務める女性のみの会計事務所である。同事務所は富裕層の顧客を多く抱え、通常の税理士業務はもちろん、デューデリジェンスやPMIを含むM&A支援、相続対策、不動産経営支援、SPC運営管理など、各種の高度なサービスを展開している。高度なサービスを提供する事務所は業務が過酷になりやすい傾向があるが、エールパートナーは子育て中でも働きやすい、女性のための職場づくりを目指して…
中小企業の事業承継支援に力を入れる会計事務所のためのM&A情報サイト「MARINA」
会計事務所によるM&A支援は、中小企業の後継者不在問題の解決策としてはもちろん、それ以外にも、中小企業が抱える個別の経営課題の解決策として有効な手段のひとつである。株式会社日本M&Aセンターは、M&A支援に取り組む会計事務所に対し、ノウハウの提供や仲介の支援を行っている。今年7月、同社が新設した「MARINA」は、より多くの会計事務所にM&A支援を身近に感じてもらうことを目指したウェブサービスである。会員登録することによって日本M&Aセ…
成長戦略としてのM&Aを活用して中小企業を支援する税理士法人大樹
税理士法人大樹は、愛知県一宮市と名古屋市に拠点を構える平成8年開業の会計事務所である。経営理念に顧客とスタッフ、地域社会の「しあわせ」を掲げ、顧問先の多様なニーズに応える形でサービスラインアップを拡充し続けている。そのひとつに、同社が10年前から株式会社日本M&Aセンターと協業して推進している、顧問先企業のM&A支援がある。近年は、事業承継だけでなく成長戦略としてのM&Aも、積極的に提案しているという。そこで本記事では、税理士法人大樹C…
人材・組織
「組織としての会社」へ脱皮する税理士法人Aoi Plus
税理士法人Aoi Plus(東京都港区)は、freee会計に特化した導入支援と国際業務対応を強みに、20代の公認会計士・税理士が2022年に共同創業した新興事務所である。会社設立から約15カ月でfreee認定アドバイザー最上位の「5つ星」を獲得。2026年1月には3名共同代表制から2名共同代表制へ移行し、新体制に伴うキー幹部の登用と業務の標準化を一気に進めた。「3人の会社」から「組織としての会社」へと脱皮するなかで、Claude Cod…
古田土会計の職員のように月次決算と経営計画を学べる実践的に生まれ変わったリニューアル版「会計事務所経営支援塾」の概要
古田土会計グループ(東京都江戸川区)は、職員数約450名、顧問先数約4300件に達する国内屈指の大型会計事務所グループである。同グループは、創業者の古田圡満氏が編み出した「古田土式月次決算書」をはじめとする独自の経営支援手法で知られている。月次決算書と経営計画書を軸とする経営支援ノウハウは40年以上にわたって磨き上げられ、「会計事務所経営支援塾」を通じて全国の会計事務所にもノウハウが共有されている。同塾は、これまでにのべ約6000名の会…
専門性の高い組織体制で顧客を支援するセブンセンス税理士法人
セブンセンス税理士法人(静岡県静岡市ほか)は、全国に11拠点を展開する総勢200名規模の大型士業グループ、セブンセンスグループの中核をなす会計事務所である。創業53年を迎える同事務所は、医業や資産税などニーズの高い専門領域に特化し、県内最大級の規模に成長している。特徴として、グループ内の社会保険労務士法人や行政書士法人、さらに外部の専門家と連携して顧客にワンストップサービスを提供。グループ企業のひとつ、株式会社アイクスでは、事業承継コン…
最新号の連載(2026年8月号)
米国不動産投資における1031 Exchangeの仕組みと戦略
第4回 グローバル株式報酬制度の実務
かつて株式報酬制度といえば、一部の外資系企業の役員向け制度という印象が強かった。しかし、現在では、SO(ストックオプション)の他に、RSU(Restricted Stock Unit) やPSU(Performance […]
長山 宏先生のAIを使いこなせるための基礎知識
第4回 役員はどうするか?
AIが使いこなせるようになるまでは、役員は機能(機能部制組織の場合。営業、開発、生産、管理など)や事業(事業部制組織における各事業)の責任者として、バリューマネジメント(価値づくり)とリスクマネジメント(リスクヘッジ)の […]
会計事務所のための会社と社長に 「お金を残す」 実務講座
第5回 プロの非課税枠活用術─ 遺族に1億円超を残す設計の肝 ─
はじめに 前回は、役員社宅制度を活用して顧問先社長の可処分所得を増やす具体策をお伝えしました。第5回は、相続税の「非課税枠」をフル活用し、夫(社長)と妻(役員)に万一のことがあっても、ご家族に1億円超の資金を無税で残す設 […]
















