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2026年10月21日 12時00分更新(平日毎日更新)
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月刊実務経営ニュース最新号の注目記事(2026年10月号)
介護特化はしない。それでも「制度の言葉が分かる」ことが顧問先の安心になる
freee、「freee請求書」で与信・回収・仕訳まで自動完結する新機能「おまかせ回収」を2027年1月に提供予定 GMOペイメントサービスの「GMO掛け払い」と連携
freeeは10月20日、GMOペイメントサービス(GMO-PS)と連携し、「freee請求書」で与信・回収・仕訳まで自動完結する新機能「おまかせ回収」を2027年1月から提供する予定だと発表した。請求書の作成・発行から与信審査・代金回収、入金消込・会計処理までを、一連の業務として行えるようにする。
国の施策:e-Taxでの個人事業者の開業関係の届出等の一括・選択提出(2027年1月から)
国税庁、個人事業者の開業の届出や青色申告承認申請など5つの手続をe-Taxでまとめて提出できる新機能を2027年1月に提供予定 開業時の届出等の作成・提出の負担を軽くするため
国税庁は10月20日、e-Taxのお知らせ「令和9年1月からe-Taxが一層便利になります。」を掲載し、2027年1月から提供する予定の、個人事業者等の開業関係手続に関する新機能を示した。お知らせによると、2023年度税制改正で、個人事業者の開業に関する各種届出等を一括して提出できる「統合様式」が創設された。
国の施策:e-Taxマイページの贈与税関係情報(新機能3つ)の提供の見合わせ
e-Taxマイページの「贈与税関係情報」、国税庁が相続時精算課税の適用状況など3機能の10月19日の情報反映を当分見合わせ 当面は「申告書等閲覧サービス」の利用を案内
国税庁は10月16日、e-Taxのお知らせ「マイページの「贈与税関係情報」が更に便利になります。」を更新し、9月24日に追加した「更正・決定の通知情報」「相続時精算課税適用状況」「書面申告提出状況」の3機能について、10月19日にマイページへ情報を反映する予定だったが、当分の間サービスの提供を見合わせると告知した。見合わせの間は、引き続き税務署の窓口で行う「申告書等閲覧サービス」を利用するよう案内している。
CPAエクセレントパートナーズ、11月16日に社名を「FINAC」に変更 「CPAラーニング」などのサービス名も11月10日から順次改め、会計ファイナンスに携わる人の生涯にわたる成長に伴走
公認会計士講座などを運営するCPAエクセレントパートナーズ株式会社は10月15日、2026年11月16日に社名を「FINAC株式会社」(読みはフィナック)に変更すると発表した。子会社のCPAキャリアサポート株式会社も同じ日に「FINACキャリア株式会社」に社名を変える。
月刊実務経営ニュース最新号からのピックアップ(2026年10月号)

会計事務所の動き
税理士法人石井会計、上中野支店(コンサルティングプラザ)を10月2日に開設
税理士法人石井会計(岡山市北区)は10月19日、自社サイトのお知らせで、上中野支店(コンサルティングプラザ)を10月2日に開設したと発表した。同法人は、株式会社石井経営・株式会社岡山M&Aセンター・石井公認会計士事務所とともに石井経営グループを構成する。
ROLEUP、山口支店を10月22日に下関市に開設へ
M&Aアドバイザリーなどを手がける株式会社ROLEUPは10月15日、山口県下関市に山口支店を10月22日に開設すると発表した。山口県と周辺の中堅・中小企業の事業承継と企業価値向上を支援する拠点とする。
日本経営、119番通報の受付を支援するAI「Quick AI」のQuickと資本業務提携
日本経営グループの株式会社日本経営は10月13日、119番通報の音声を解析して指令員の聴取や判断を支援するAI「Quick AI」を開発する株式会社Quick(東京都中央区)と資本業務提携を結んだと発表した。地域医療分析の知見をAIの開発・実証や導入の進め方に生かし、救急医療の効率化と現場の負担軽減をめざす。
ROLEUP、事業再生部門「BRS」を新設 M&Aアドバイザリーと一体で再生から成長までを担う
株式会社ROLEUPは10月6日、事業再生部門「BRS」を設け、企業の再生支援をM&Aの助言業務と一体で手がける体制を整えたと発表した。事業再生計画の策定・実行支援、金融機関対応、スポンサー選定、事業再建後の成長戦略の立案などを担う。
FLAGSグループ、東京駅八重洲口エリアに東京支店を10月1日に開設 名古屋の本社・名古屋駅前支店と合わせ3拠点に
税理士法人FLAGSのFLAGSグループ(名古屋市)は10月5日、東京駅八重洲口エリアに東京支店を10月1日に開設し、13日から本格稼働すると発表した。関東の顧客や創業予定者との接点づくりと、名古屋への通勤を前提としない関東在住の人材の採用に取り組むとしている。
税理士法人チェスター、ビルの建て替えに伴い渋谷事務所を渋谷区桜丘町へ移転 9月28日から新事務所で業務
相続税専門の税理士法人チェスターは10月5日、入居していたビルの建て替えに伴い渋谷事務所を東京都渋谷区桜丘町へ移転し、9月28日から新事務所で業務を始めたと発表した。同法人は、JR線を使う来訪者にとって駅からのアクセスが大きく良くなるとしている。
みらいコンサルティンググループ、あいわ税理士法人と人的交流を含む業務連携を10月1日に開始
みらいコンサルティンググループと税理士法人みらいコンサルティングは10月2日、戦略的パートナー・アライアンスグループの一員で、メンバーの約80%が公認会計士・税理士資格を有するあいわ税理士法人(東京都港区)と人的交流を含む業務連携を10月1日に始めたと発表した。一体となってサービスの向上に努めるとしている。
AGSコンサルティングと米HLS、タイ・バンコクに「ASTHOM」ブランド初の海外拠点 現地の会計事務所の株式を取得し10月1日に営業開始
AGSコンサルティングと米国の会計事務所HLSは10月1日、共同出資でタイ・バンコクに拠点を発足したと発表した。現地の会計事務所CaN International Advisory (Thailand)の株式を取得して事業と顧客基盤を譲り受けた。現地法人は10月中旬に「ASTHOM Thailand」へ社名を変える予定としていた。
アネーラ税理士法人、税理士法人仁科忠二郎事務所と10月1日付で経営統合し蒲田事務所を設立
アネーラ税理士法人は、税理士法人仁科忠二郎事務所と10月1日付で経営統合し、東京都大田区蒲田本町に蒲田事務所を設立したと同日付の挨拶状で知らせた。統合の目的を「一層のサービスの充実を図るべく」としている。蒲田事務所は仁科忠二郎氏が代表、小池桂治氏が所長を務める。
ベンチャーサポートグループにS-LINKパートナーズが参画、「VSGコーポレート税理士法人」に改称
ベンチャーサポートグループ(VSG)は10月1日、税理士法人S-LINKパートナーズ(東京都千代田区)が同日付でグループに参画し、法人名を「VSGコーポレート税理士法人」に改めると発表した。VSGは「財務・DX・国際会計の専門性を加え、成長企業・中堅企業への支援体制を強化」するとしている。
日本クレアス税理士法人グループ、社会保険労務士法人の横浜本部をJR横浜タワーに開設し10月1日に営業開始
日本クレアス税理士法人グループは10月1日、グループの日本クレアス社会保険労務士法人の横浜本部を開設し、同日から営業を始めたと発表した。所在地は横浜市西区南幸1丁目のJR横浜タワー12階(STATION SWITCH横浜)。
会計事務所向けサービスの動き
kubellストレージ、「セキュアSAMBA」の外部共有リンクに送信メールのメッセージ入力と管理者による設定の必須化の機能を追加
kubellストレージは10月15日、「セキュアSAMBA」の外部共有リンクに、送信メールのメッセージ入力と、パスワードなど4項目を管理者が必須にできる機能をリリースしたと発表した。対象は「ビジネスプラン」「エンタープライズプラン」と「Chatworkユーザー特別プラン」で、設定は「オーナー権限のユーザー」が行う。
株式会社kubellストレージ・2026年10月15日ブリッジワン、名古屋のオールシステムの全株式を取得し完全グループ化
建設・物流業界に特化したコンサルティングを手がけるブリッジワン(東京都渋谷区)は10月15日、オールシステム(名古屋市)の全株式を取得し、完全グループ化したと発表した。同社は「建設・物流領域における経営支援体制および地方展開を強化」するとしている。
株式会社ブリッジワン・2026年10月15日freee、業務イベントを起点に後段の業務を自動化する「オートメーション機能」を開始
freeeは10月15日、統合型プラットフォーム上のデータを活用した「オートメーション機能」を提供開始すると発表した。業務イベントを起点とした自動化で「依頼・進捗確認・催促」などの手作業と心理的負担を削減するとしており、まず「freee従業員ポータル」の対応依頼発行から対応する。
freee株式会社・2026年10月15日TKC、「FXクラウドシリーズ」と勤怠管理の「KING OF TIME」のAPI連携を開始
TKCは10月14日、クラウド会計ソフト「FXクラウドシリーズ」と、ヒューマンテクノロジーズの勤怠管理・人事給与システム「KING OF TIME」のAPI連携を始めた。集計した勤怠データをFXクラウドシリーズに送れるようになり、社員ごとの勤怠データの手入力が要らなくなるとしている。
株式会社TKC・2026年10月14日LayerX、TOMAコンサルタンツグループが「バクラク」を導入し月26.2時間を削減と発表
LayerXは10月14日、TOMAコンサルタンツグループが「バクラク申請」「バクラク経費精算」「バクラク請求書受取」を導入し、経理・承認作業と申請部門を合わせて月26.2時間を削減したと発表した。両社は顧問先企業へのバクラクの導入・活用を進めるパートナーアライアンスを強める。
株式会社LayerX・2026年10月14日SOMPOひまわり生命、新契約の申込で「オンライン診査」を開始
SOMPOひまわり生命保険は10月13日、心電図や血液検査を行わない一般診査を対象に、電子聴診器などで申込者と本社の医師をつなぐオンライン診査を始めた。診査医の確保や日程調整の課題を解消し、迅速な保障の提供をめざすとしている。
SOMPOひまわり生命保険株式会社・2026年10月13日TKC・森永乳業・WAP、Peppolのデジタルインボイスを実取引でやり取り 異なる請求書サービスの間で受領・保存・経理処理までつなぐ
TKCは10月9日、TKCから森永乳業への実取引の請求書を、Peppol形式のデジタルインボイスでやり取りしたと発表した。TKCが「インボイス・マネジャー2026」で発行し、森永乳業がワークスアプリケーションズ(WAP)の「HUEデジタルインボイス」で受領・保存して経理処理に活用する。
株式会社TKC・2026年10月9日FCE、中国銀行とビジネスマッチング契約 瀬戸内経済圏の地域企業にAI研修とAIプラットフォームを提供
FCEは10月5日、ちゅうぎんフィナンシャルグループの中国銀行とビジネスマッチング契約を結んだと発表した。瀬戸内経済圏を中心とした地域企業のAI活用を支えるため、「AI組織活用研修・コンサルティング」とAIプラットフォーム「AI OMNI AGENT」の提供を始める。
株式会社FCE・2026年10月5日ソフトウェア協会の研究会、個人所得申告の仕組みをデジタル前提で作り直すよう提言
ソフトウェア協会(SAJ)の「社会的システム・デジタル化研究会」(TKCを含むソフトウェアベンダー等8社が参加)は10月5日、個人所得申告の仕組みをデジタル前提で設計し直すよう求める提言を発表した。年末調整を確定申告の「簡易版」として再定義し、給与支払報告を年1回から月1回のデジタル報告にすることなどを提案している。
株式会社TKC・2026年10月5日弥生、「弥生会計 Next」で会計データから経営状況を分析する「経営分析AI」を提供開始
弥生は10月2日、法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」で、経営支援の機能を強めた「経営分析AI」の提供を10月1日に始めたと発表した。これまでの「資金分析β版」を発展させたもので、新機能の「経営診断」は、経営状況を表す指標の動きを自動で分析し、その意味や背景、確かめておきたい点を示す。
弥生株式会社・2026年10月2日ベター・プレイス、西日本シティ銀行と業務提携 「はぐくみ企業年金」で福岡県の中小企業の人材定着を支援
ベター・プレイスは9月29日、従業員の老後不安を解消し、長く安心して働ける環境づくりを目指して、西日本シティ銀行と業務提携したと発表した。同行が人材定着に悩む法人顧客に、ベター・プレイスが普及を進める確定給付企業年金「はぐくみ企業年金」を案内し、福岡県を中心とする営業エリアの企業への導入を図る。
株式会社ベター・プレイス・2026年9月29日Xの会計業界トレンド
会計事務所の生成AI活用
税理士や会計事務所のあいだで、生成AIの使い方を巡る投稿が相次いでいる。顧問先のデータを外部に出さない工夫や、会計ソフトに組み込まれた機能の契約上の扱いを気にする声が目につく。税理士会の研修や事務所向けの勉強会に参加した報告も見られる。
年末調整の開始と申告書の読みにくさ
顧問先から年末調整の問い合わせが届き始めた、という事務所の声が見られる。改正点を読み解くのが難しい、という実務家の投稿が目につく。従業員や担当者の側でも、控除証明書の到着や申告書を誰が書くかを巡るやり取りが相次いでいる。
XのAIトレンド
DeepSeekが仕組み「DeepInfer」を公開
DeepSeekが、モデル「DeepSeek-V4.1-Flash」を動かす仕組み「DeepInfer」を、中身を見て使える形で公開した。普段は外に出さない高速化のノウハウまで出したことへの驚きが、英語圏で大きく広がり、日本語圏の開発者の間でも目につく。取り入れた側の利用料金が下がるのでは、という期待と、家庭向けのパソコンでは動かせないという整理が並んでいる。
MiniMax M3.1 Flashを巡る安さへの期待
MiniMaxが2026年10月19日に公開した「MiniMax M3.1 Flash」を巡り、日本語圏では速報の転載が目につく。作業をまとめて任せる用途で、これまでより安くなりそうだという受け止めが、中小の実務寄りの投稿に見られる。一方で、モデルが増えてどれを選ぶか迷うという声も出ている。
実務経営研究会の新着セミナー
月刊実務経営ニュース最新号から(2026年10月号)
INTERVIEW
ワクワクする未来を共に創り、次世代につなぐDIGグループ
8年で8倍規模に成長した会計事務所グループの経営戦略を探る
アクセンチュアで活躍した経営コンサルタントが老舗会計事務所グループの代表に就任
Feature
とくだ税理士法人×エヌエヌ生命
保険を活用して企業サポートに新たな発想を!
国の施策:租税回避スキームと非居住者の役員報酬の課税への対応
財務省・国税庁、租税回避スキームを販売した例に税理士法人などを挙げ、探知や調査の課題を政府税調の専門家会合に示す 非居住者の給与・役員報酬の20%の源泉徴収も対応を検討
財務省と国税庁は10月20日、政府税制調査会の「経済社会のデジタル化への対応と納税環境整備に関する専門家会合」(第5回)に、租税回避等への対応についての説明資料を示した。資料は、租税回避スキームには特定のプロモーターが標準化して多数の納税者に販売・提供しているものがあるとし、把握した例に、グループ法人税制等を用いて経済実態を伴わない多額の税務上の損失を作出するスキームを数十法人に販売した税理士法人などを挙げた。
酒税率を10月1日に改正、ビール系飲料は350ml当たり54.25円に一本化 酒類の販売業者は在庫の確認を、税率が上がった酒類の在庫が全ての貯蔵場所の合計で2,000リットル以上なら手持品課税の申告は原則11月2日まで
財務省によると、ビール系飲料の酒税率は10月1日に1キロリットル当たり15万5,000円(350ml換算54.25円)に一本化され、チューハイ等のその他の発泡性酒類は10万円(同35円)に引き上げられた。同省は、類似する酒類間の税率格差が商品開発や販売数量に影響を与えている状況を改め、酒類間の税負担の公平性を回復する等の観点から、税収中立の下で2020年10月から段階的に実施してきたとしている。
国税庁、令和8年分の年末調整ページを掲載 基礎控除の引上げ等への注意を呼びかけ
国税庁は9月24日、令和8年分の年末調整を案内するページを掲載し、本年の年末調整では基礎控除の引上げ等に注意するよう呼びかけた。昨年と比べて変わった点として、給与所得控除の最低保障額の引上げ、扶養親族等の所得要件の改正、23歳未満の扶養親族を有する場合の生命保険料控除の特例の創設も挙げた。
国の施策:事業承継税制(特例措置)の効果の検証と期限後のあり方
事業承継税制の特例措置の効果を政府税調の専門家会合が検証、財務省は成長への寄与は「必ずしも明らかではない」と示す 日税連は事業継続に不可欠な資産を守る制度へ、猶予対象を事業用資産に対応する部分に絞り一定期間の事業継続等を条件に免除する見直しを建議
政府税調の「税制のEBPMに関する専門家会合」は10月9日の第8回で事業承継税制を取り上げ、財務省・中小企業庁・日本商工会議所・日本税理士会連合会が説明した。法人版の特例措置は、特例承継計画(提出期限2027年9月末)の都道府県知事の確認を受け、代表者である等の要件を満たす後継者が同年12月末までに相続・贈与で中小企業の非上場株式を取得し、申告期限の2カ月前までに都道府県へ認定を申請して認定を受け、税務署に申告すると、その株式の相続税・贈与税を事業継続等の要件を満たす間は全額猶予する時限措置で、2026年度与党税制改正大綱は期限後のあり方を2027年度改正で結論を得るとした。
国の施策:税務調査等における帳簿等データの提出依頼
国税庁、実地の調査の前に帳簿等データの提出を依頼するのは原則として事前通知の後と示す 調査の効率化と納税者の負担軽減のため、罰則や加算税の扱いをQ&Aで説明
国税庁は「税務調査等における帳簿等データの提出依頼に関する取組等について」の案内を新しくし、「令和8年10月」付のQ&Aを掲載した。関東信越税理士会は10月13日、国税庁が取組を変更し案内を刷新したと知らせた。
国の施策:飲食料品の消費税率を2年間1%とする法律案
政府、飲食料品の消費税率を2027年4月から2年間1%に下げる法律案を閣議決定し国会に提出 物価の上昇を踏まえた負担の軽減へ、9月の大綱を法律案に
政府は10月9日、「租税及び社会保険料による負担の軽減のための飲食料品に係る消費税率の臨時的な引下げ及び就業者負担軽減支援金の支給に関する法律案」を閣議決定し、第222回国会に提出した。9月15日に閣議決定した大綱を法律案にしたもので、軽減税率の対象の飲食料品の譲渡などの消費税(国税)の税率を2027年4月1日から2029年3月31日まで0.78%(地方消費税と合わせて1%)とする。
税制を巡る動き
[これから決まる]登録免許税法施行令の改正案(労働者協同組合を事業協同組合等の範囲に)経済産業省
施行・適用:10月30日(施行日の案)
[これから決まる]貸付用不動産の評価通達案国税庁
施行・適用:2027年1月1日(2027年1月1日以後の相続・遺贈・贈与から適用する案)
[これから決まる]飲食料品の消費税率を2年間1%とする法律案(大綱は9月15日に閣議決定)政府
施行・適用:2027年4月1日(法律案の施行日(一部の規定を除く)。国会で成立する前)
[決まった]宿泊税の新設・変更(白浜町・大分県・鹿児島市・指宿市・長崎市)総務省
施行・適用:2027年4月1日(鹿児島市・指宿市・長崎市の条例施行の予定日(白浜町は2027年3月1日、大分県は同年1月以降の予定))
[これから決まる]取引相場のない株式の評価見直し国税庁
[これから決まる]政府税調 専門家会合 第4回(所得税等・人的控除の控除方式)内閣府 税制調査会
[これから決まる]事業承継税制(法人版の特例措置)の効果の検証と適用期限到来後のあり方(政府税調 EBPM 専門家会合 第8回)内閣府 税制調査会
[決まった]e-Taxマイページの「贈与税関係情報」の新機能3つ(更正・決定の通知情報/相続時精算課税適用状況/書面申告提出状況)の情報の反映の見合わせ国税庁
[これから決まる]租税回避スキームへの対応と非居住者の給与・役員報酬の課税(政府税調 デジタル化・納税環境整備の専門家会合)財務省・国税庁(政府税制調査会)
内閣官房、法人格の悪用防止へ上場企業等を除く全内国法人に実質的支配者の届出を求める制度案 日商・東商は事務負担の軽減を要望
内閣官房は9月24日、「法人等の実質的支配者(BO)に係る情報の把握等に関する有識者会議」の初会合を開き、上場企業等を除く全内国法人に実質的支配者の届出を求める制度案を示した。一部の外国法人(国内で継続的に取引する、国内に事務所を置く、国内の不動産を所有する法人)も対象とすることを検討している。
新事業進出・ものづくり商業サービス補助金、第1回公募の申請受付を開始 締切は10月30日18時・採択発表は2027年1月頃の予定
中小企業庁は9月30日、新事業進出・ものづくり商業サービス補助金の第1回公募の申請受付を同日18時に始めたと発表した。締切は10月30日18時で、採択発表は2027年1月頃の予定。
国の施策:令和8年熊本地震に伴う産業雇用安定助成金の特例(在籍型出向)
厚労省、令和8年熊本地震で事業を縮小した熊本県の事業主の在籍型出向に産業雇用安定助成金の特例 労働者の雇用を維持するため、出向元と全国の出向先に出向中の賃金を中小企業は5分の4の率で助成
厚生労働省は10月15日、令和8年熊本地震に伴う経済上の理由で事業活動の一時的な縮小を余儀なくされた熊本県内の事業主が、在籍型出向で労働者の雇用を維持する場合に、産業雇用安定助成金の特例(令和八年熊本地震災害特例人材確保支援コース)を実施すると発表した。同日の労働政策審議会職業安定分科会で審議して答申を得ており、厚労省は速やかに関係省令を公布して施行するとしている。
国の施策:労働時間法制の具体的課題(勤務間インターバル・つながらない権利・労働時間の把握)
厚労省、休息時間を確保する勤務間インターバル制度の導入促進へ「法的位置付け」を含む措置を論点に 時間外の連絡ルールや労働時間の把握とあわせて労政審の分科会に示す
厚生労働省は10月14日の労働政策審議会労働条件分科会に、勤務間インターバル制度、「つながらない権利」の在り方、労働時間の把握という労働時間法制の3つの論点を示した。勤務間インターバルは終業から次の始業までに一定時間以上の休息時間を確保する仕組みで、労働時間等設定改善法で事業主の努力義務とされ、厚労省はより実効性ある導入促進のために「法的位置付け」を含めどのような措置を講ずべきかを問うた。
中小企業施策を巡る動き
[これから決まる]労働時間法制の具体的課題(勤務間インターバル制度の法的位置付け・つながらない権利・労働時間の把握)厚生労働省
次:第213回労働政策審議会労働条件分科会(議題「労働基準関係法制について」) 10月23日
[これから決まる]改正労災保険法の施行に伴う政令・省令(請求の時効を5年にする疾病・特別加入団体の要件ほか)厚生労働省
施行・適用:2027年4月1日(政令案の施行期日(暫定任意適用事業の規定の整理は2031年4月1日))
[これから決まる]小規模の農林水産事業の労災保険の暫定任意適用事業の廃止厚生労働省
施行・適用:2031年4月1日(施行期日の政令案(令和13年4月1日))
[これから決まる]実質的支配者の届出制度案内閣官房
[これから決まる]育児・介護休業法の5年後見直し(仕事と育児の両立支援に関する検討項目(案))厚生労働省
[これから決まる]企業取引研究会の開催(価格転嫁・取引適正化の定着)公正取引委員会・中小企業庁
[決まった]令和8年熊本地震に伴う産業雇用安定助成金の特例(令和八年熊本地震災害特例人材確保支援コース・在籍型出向)厚生労働省
ヘッドライン
先端AIの動き
Anthropic、「Claude Managed Agents」に多数のエージェントを段階的に動かす「動的ワークフロー」をベータで追加 数百件の文書の確認などに
Anthropicは10月9日の開発者向けの更新情報で、「Claude Managed Agents」に「動的ワークフロー」をベータで加えた。数百件の文書の確認のように多くの部分に分かれる仕事で、エージェントが多数のエージェントを段階的に動かす手順を自ら書き、サーバーが裏で実行して結果をまとめる。
- 主要 Claude Platform release notes — October 9, 2026 Anthropic・2026年10月9日
Google、最上位のAIモデル「Gemini 4 Argon」の一般提供を開始 企業向け「Gemini Enterprise」のWeb・モバイルアプリは、対応ロケーションで10月27日から既定でオンに
Googleは米国時間10月13日、難しい課題を解くために作ったとする最上位のAIモデル「Gemini 4 Argon」の一般提供を始めた。企業向け「Gemini Enterprise」のStandardなど4エディションでは、対応ロケーションのWeb・モバイルアプリで10月27日から既定でオンになる。
- 主要 Gemini 4 Argon: Built to solve your hardest problems Google・2026年10月13日
- 関連 Gemini Enterprise release notes Google Cloud
Anthropic、公益目的の基金に自社株式の5%を充当へ 株主承認が条件、企業価値の増加に応じて取締役会の裁量で持ち分を追加できる仕組みに
Anthropicは10月18日、公益目的の基金を設け、株主承認を条件に自社株式の5%を充てると発表した。企業価値が基準額から50%増すごとに取締役会の裁量で株式の2%を追加する仕組みで、完全子会社のLLCとして寄付などの方法を柔軟に選べるようにする。
- 主要 Investing in the public benefit Anthropic・2026年10月18日
曽根康正氏の事務所経営の宝箱 会計事務所の成長
The Billions Club顧問(SMCグループ創業者)曽根康正氏の大人気連載。会計事務所経営の要諦を理論と実践の両面から徹底解説。

会計事務所のサービス別生産性分析
2026年10月号会計事務所のカスタマージャーニー
2026年9月号売上を必ず増やす2つの戦略
2026年8月号成長のためには合理的が非合理的、非合理的が合理的
2026年7月号会計事務所のサービス内容と料金
2026年6月号なぜ、会計事務所なのか?
2026年5月号テーマで読む実務経営ニュース
事務所経営・成長戦略
税理士法人栗田合同会計事務所×エヌエヌ生命
税理士法人栗田合同会計事務所の代表社員・税理士、栗田豊滋先生はこう断言する。「会計事務所にとって、生命保険は極めて重要なコンサルティングツールである」と――。事実、同事務所は中小企業経営者と、そこで働く人々の安心・安全を確保するための保険提案サービスに力を注ぎ続けている。そして、その志の一翼を担うのが、法人保険のエキスパートとして知られるエヌエヌ生命保険株式会社だ。約30 年に及ぶパートナーシップのなかで、彼らはともに多くの企業を支え、…
全国の運送業支援の専門家をサポートし、運送業界の明るい未来を創る行政書士佐々木ひとみ事務所
行政書士の佐々木ひとみ氏(写真)は、1995年に運送業専門の行政書士として北海道で開業し、行政書士としてはめずらしい運送業特化のコンサルティングを行っている。クライアントに寄り添いながら、時に厳しく、事故のない安全な会社づくりやドライバーの待遇改善に尽力し、業界の未来に貢献している。現在、北海道を中心に活躍中だが、さまざまな地域の運送業者から講演やコンサルティングの依頼を受けており、運送業を支援する専門家が地域によっては不足しているよう…
「新規事業の確立」と「売上の向上」を実現する「コーチ型コンサルタント養成塾」
柴山会計ラーニング株式会社(東京都新宿区)は、会計事務所を母体とし、経営コンサルティングやセミナー運営、ビジネス教材の企画販売などを事業とする。同社が運営する「コーチ型コンサルタント養成塾」は、今年で第5期を迎える。同塾は柴山会計ラーニングの代表取締役である柴山政行氏が、30年以上にわたって企業経営を指導してきた知見を体系化した全6回にわたる講座だ。第4期までの累計受講者は約100名を数え、弊誌で「コーチ型コンサルタント養成塾」を紹介す…
AI・DX活用
会計事務所の付加価値を最大化する戦略的パートナーAI「TERASU」
未来会計を推進したいが具体的にどうすればよいか分からない、最近ではクライアントがAIを使いこなすようになり、情報量で勝てる自信がない……。このような思いに悩む会計人も少なくないのではないだろうか。会計人は中小企業の頼れる相談役であるだけに、寄せられる期待は大きい。それに応えるために未来会計に取り組む事務所もあるが、高難易度業務で成果を挙げるのは容易なことではない。戦略的パートナーAI「TERASU」は、そのような課題を抱える会計人のため…
職場環境と顧客サービスを磨き続け、関わる全ての人々を幸せにする最高のIT税理士法人
最高のIT税理士法人(本店:静岡市葵区)は、7社で構成される最高のITグループの中核を成す会計事務所である。同グループは創業からわずか4年ほどでスタッフ60名、顧客約600件という規模まで拡大したことで注目を集めている。急成長の背景には、徹底した従業員・顧客第一主義を掲げる戸越裕介代表(写真)の経営手腕がある。同氏は経営理念をもとにスタッフが取り組むべきことを明確にし、膨大な数の改善を繰り返して職場環境や顧客サービスに磨きをかけてきた。…
テレワーク対応のPCログ管理システム「みえるクラウド ログ」により会計事務所のDX化を支えるセブンセンスグループ
セブンセンスグループ(本社・東京都港区)は、会計事務所向けのITコンサルティングに注力し、業界のDX化の最前線で活躍する税理士法人グループである。全国11カ所に拠点を置き、従業員約220名を擁して、関与先2200社超を支える。同グループは昨年11月、会計事務所向けのPCログ管理システム「みえるクラウド ログ」をリリースした。PCログの保存によって税理士法におけるテレワークに対応しつつ、さらにその分析結果を事務所の生産性向上に役立てること…
M&A・承継・相続
シナジープラスが拓く「幸せ相続計画」という新世界
沖縄に本社を構える株式会社シナジープ ラスは、創業以来、一貫して顧客に寄り添う相続の生前対策、とりわけ「財産の分け方」コンサルティングにこだわってきた。その根幹には、税金対策ばかりに主眼を置く従来型の相続支援とは一線を画す、家族をもめさせない相続=「幸せ相続計画」という理念がある。そして、それを具現するのが独自開発のクラウドシステム「SIPS」だ。すべての相続財産を流動性・収益性・将来性という3つの角度から緻密に分析・シミュレートするこ…
新進気鋭の事務所が統合して誕生した税理士法人マッチポイント
税理士法人マッチポイント(北海道札幌市)は、2023年10月に税理士法人マッチポイントと税理士法人フューチャークリエイトが統合して誕生した会計事務所である。それぞれの事務所がナンバーワンを目指してマッチポイントとして合流し、現在は10の部門を76名で運営する、道内トップクラスの大手事務所に成長している。今回の取材では、税理士法人マッチポイント代表社員税理士の一人である植島悠介氏(写真左)と、マッチポイント株式会社代表取締役であり、マッチ…
従業員承継で社風を守りつつ全社体制で顧客支援に取り組む税理士法人中山会計
税理士法人中山会計(石川県金沢市)は、「相談しやすさNo.1」を掲げる地域密着型の会計事務所である。今年(令和4年)、創業55周年を迎える同社では、創業者の中山 博氏、二代目の中山雅人氏と続いた親族承継から、初めての従業員承継となる小嶋純一氏への代替わりが行われた。三代目経営者に就任した小嶋氏は、パートタイマーとして入社してから20年間にわたり、事務所の成長を支えてきたスタッフの一人である。M&A支援など事業承継のスペシャリストでもある…
人材・組織
「障害年金で世界を変える」わくわく社会保険労務士法人
わくわく社会保険労務士法人(兵庫県尼崎市)は、障害年金の裁定請求代理に特化した社会保険労務士法人である。代表の 松岡由将氏は2013年に個人事務所として開業し、業界でもいち早く非対面・全国対応の体制を構築。YouTubeチャン ネル「社労士まっちゃんの障害年金カフェ」は登録者5万人を超え、障害年金に関する情報発信の第一人者として知られる。 2025年7月には、障がい福祉に特化した士業グループであるアンテリジャンスグループにジョインし、「…
唯一無二の事務所を目指す税理士法人UNNAMEDSERVICEの組織戦略
税理士法人UNNAMEDSERVICE(東京都世田谷区)は、税務会計から資金調達、事業継承や経営者向けコーチングなど多様なサービスを提供している創業6年目の事務所である。「次のステージを目指す中小企業の唯一無二をつくる」を理念に掲げ、経営者支援に特化したサービスを展開している。なかでも特徴的なのは、全顧問先経営者を対象とした来社型のコーチングサービスで、多くのクライアントの支持を得ている。コロナ禍の際は、資金調達・経済支援策の全てを無料…
専門家組織による厚みある経営支援サービスを展開するミッドランド経営
株式会社ミッドランド経営(三重県四日市市)は、ミッドランド税理士法人を母体とする経営コンサルティング会社である。グループ内にある税理士法人、社会保険労務士法人、行政書士事務所、公認会計士事務所、不動産鑑定士事務所と連携し、地元の中堅・中小企業の経営を総合的かつワンストップでサポートしている。同社はMAS監査サービスを「未来監査」というブランドで展開しており、中期経営計画立案教室「将軍の日」を皮切りに、赤字体質に悩む中小企業を黒字体質へと…
最新号の連載(2026年10月号)
MAP経営スペシャルインタビュー
福井の3事務所が挑んだ、中期経営計画立案セミナー「将軍の日」共同開催 5年後を描く1日が、顧問先経営者との距離を縮める
2026年8月、福井県で3つの会計事務 所が手を組み、中期経営計画立案セミナー「将軍の日」が共同開催されました。「未 来会計に関心はあるが、自分の事務所だけ で開催できるだろうか」―― そう感じている会計人にとって、この共同開催はひとつの答えになるかもしれません。当日の様子と、開催した3事務所の声をお届けします。
大家専門税理士になるコツ
第10回 地主大家さんへのコンサルティング術~初回面談で「提案しない」ことが提案につながる~
これまでのコラムでは、法人活用の3つの方式や、地主大家さんに対するコンサルティングの考え方について解説してきました。 今回はさらに実践的に、「地主大家さんとの初回面談で、税理士は何を聞けばいいのか」についてお伝えします。 […]
米国不動産投資における1031 Exchangeの仕組みと戦略
第6回 CRSによる金融口座情報のクロスボーダー自動交換
どこまで海外の金融口座は、税務当局に見えているのだろうか? 海外に銀行口座を持つことは、もはや一部の富裕層だけの話ではなくなってきており、国外赴任中に開けた銀行口座を帰国後もそのまま保有している方をはじめ、海外証券会社で […]
























