今日の会計業界ニュース

代表交代を経て300年自走する組織をつくるEMPグループ

実務経営ニュース・2026年9月号・INTERVIEW

EMPグループは、EMP税理士法人を中核に大阪、名古屋、池袋、広島、新橋、神戸の6拠点へ広げ、障がい者就労支援も6社体制とした。創業者のあべき光司氏が代表交代と年商約10億円規模に至る組織づくりを語る。

EMP

MAC社会保険労務士法人、カスハラ対策セミナーを9月15日に配信

MACコンサルティンググループのMAC社会保険労務士法人は、2026年10月1日から全企業で義務化されるカスタマーハラスメント対策のオンラインセミナーを9月15日に無料で開くと告知した。対象は経営者・労務・総務担当者で、正当なクレームとの判断基準や事前に整える措置を扱う。

MACコンサルティンググループ・2026年8月26日

TOMAコンサルタンツグループ、「1000年企業サミット」ダイジェストを無料配信

TOMAコンサルタンツグループは8月25日、第10回「100年企業サミット」記念で7月17日に開いた「1000年企業サミット」のダイジェスト版を、8月27日から10月17日まで5回無料配信すると告知した。金剛組の大槻純一郎社長、華道家元池坊の池坊専好次期家元ら創業1000年超の3者が登壇した。

TOMAコンサルタンツグループ・2026年8月25日

Xの会計業界トレンド

  • 食料品消費減税と複数税率の実務影響

    食料品の消費減税方針や農家への減収補填報道を受け、税率差が現場に与える負担を指摘する投稿が税理士界隈で相次ぐ。仕入と売上の税率差による資金繰りや、免税・簡易課税まわりの益税縮小を給付で埋める是非を問う議論が目につく。定期購読新聞の税率据え置きも、軽減税率の分岐が増える例として取り上げられている。

  • 事務所AI自動化と年末調整の紙実務

    記帳や月次報告をAIとブラウザ自動操作で回す実践談が、税理士事務所の投稿で目につく。年末調整が紙の回収のままでは転記が残る、という問題意識を共有する動きが相次ぎ、給与支払報告書や法定調書の電子化とのつなぎ方を問う議論が見られる。顧客の資料提出そのものを変えないと自動化は頭打ちになる、といった運用寄りの声も広がっている。

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  • 第76回税理士試験後の自己採点と科目難易度

    本試験直後の自己採点や予備校の解答解説、税法科目の受験実感を共有する投稿が受験生と実務家の間で続く。街場の事務所勤務では簿財より税法科目の負担が大きい、という経験談を起点に、難易度の感じ方が職場や個人で分かれる議論が目につく。来年に向けて法人税と所得税のどちらを選ぶかを問う投稿も見られる。

  • 事実婚と法律婚で分かれる税務上の配偶者

    事実婚は社会保険では配偶者になり得ても、税法上の配偶者としては扱われない、との解説投稿が実務家の間で目につく。配偶者控除や相続税の配偶者軽減、2割加算、おしどり贈与まで含めて、税と社会保険の定義のズレを整理する動きが見られる。報道をきっかけに、顧問先説明用の論点として取り上げる投稿が相次ぐ。

  • クラウド会計とカード・銀行データの接続

    特定の申込経路で発行したカードが金融データ基盤経由でクラウド会計につながらない、という運用上のつまずきを指摘する投稿が見られる。一方でクラウド会計の新規導入や、会社設立サービスの本人確認オンライン化など、周辺ツールの更新を共有する動きも目につく。データがつながらないと月次が止まる、という現場目線の不満が中心である。

  • のれん償却とリース基準を巡る監査現場の議論

    公認会計士向けキャリアセミナーの報告として、のれんの規則的償却が企業の買収意欲を削ぐのではないか、という問題提起が紹介されている。リース基準の導入で負債が増え、会社法上の大会社判定や子会社監査が広がる点を疑問視する声も目につく。会計理論より日本企業の投資行動への影響を問う議論として共有されている。

XのAIトレンド

  • Claude Codeが税理士実務に広がり、チーム運用と止まらない備えが論点に

    税理士やバックオフィスの実務家のあいだで、Claude Codeに記帳や判定、資料作成を任せる実践談が目につく。職員にも使わせる動きと同時に、見せてはいけない情報の線引きや、ツールが止まったときの代替手段を考える投稿が相次ぐ。紙の年末調整は残る、最後の判断は人が持つ、といった声も見られる。

  • 単価は下がっても請求は膨らむ。利用枠と使い分けの不満が目立つ

    AIの単価は下がっているのに、自動で動く仕組みは消費が大きく、企業の請求が膨らむという声が相次ぐ。Claude Codeは想定より早く制限に当たる、Codexは5時間の枠が厳しい、といった不満も見られる。用途ごとに安い相手へ逃がす、上限を先に決める、といった工夫を試す投稿も目につく。

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  • Grok 4.6は速さ・素直さ・費用対効果で評価が分かれ、乗り換え談も

    Grok 4.6について、指示どおりに動く、速い、同じ費用で使える量が多い、といった評価が英語圏を中心に目につく。Google CloudやAmazon Bedrockでも使えるようになったと紹介する投稿もある。Claudeから乗り換えたという声がある一方、長く走らせると出来にムラがある、という指摘も見られる。

  • 法務・金融向けの業界特化AIが相次ぎ、士業隣接の関心が集まる

    Googleが法務向けと金融向けのGemini Enterpriseを発表し、契約確認や調査まで任せる製品だとして紹介する投稿が目につく。チャットではなく専門業務を実行するAIだ、という受け止めが見られる。会計実務では、契約書の条項抽出から影響額の計算まで一気に進める活用談も目につく。

  • Anthropicの2兆ドル上場観測に、期待と過大評価の声が並ぶ

    Anthropicが評価額2兆ドル規模の上場を最終段階に進めている、との報道を引用する投稿が目につく。Claudeの高度化や設備投資に充てる、という受け止めがある一方、市場規模の見積もりが過大だ、上場後に値崩れする、といった慎重論も相次ぐ。実務家側では、株価より利用枠と安定稼働のほうが関心だ、という向きも見られる。

  • 複数のAIを組み合わせる実践が広がる一方、定着の難しさも語られる

    調べる作業と手を動かす作業で別のAIを使い分ける、得意な同士を組ませる、といった実践談が目につく。税理士事務所では、組織全体で使う仕組みと担当者が柔軟にClaudeを使う使い分け事例も紹介されている。仕組みはすぐ作れるが回し続けるのが難しい、使わなくなったら捨てる、といった運用の声も見られる。

会計事務所の動き

sankyodo税理士法人、福岡で税理士向け「AI超会議」を開催

sankyodo税理士法人は8月25日、税理士法人のAI導入と活用をテーマにした「AI超会議 in 福岡」を8月27日にエンジョイント税理士法人の事務所で開くと告知した。導入の始め方や他事務所の活用法、定型業務の削減を扱う。

sankyodo税理士法人・2026年8月25日

アルファ税理士法人、STATION Aiで税務・会計の相談会を開催

アルファ税理士法人は8月25日、スタートアップや事業会社の税務・会計・経営相談に応じるオフィスアワーをSTATION Aiで8月31日に開くと告知した。午後2時から4時まで、1社30分の個別相談を受け付ける。

アルファ税理士法人・2026年8月25日

税理士法人エム・エム・アイ、相続・贈与の無料相談を平日夜と土日祝へ拡大

税理士法人エム・エム・アイは8月24日、相続・贈与に関する45分の無料相談について、対応時間帯を広げたと発表した。同事務所によると、従来は第3土曜に限っていた休日相談を土日祝の10時から15時へ広げ、平日も10時から20時とし、電話・ZOOM・面談から選べる。

税理士法人エム・エム・アイ・2026年8月24日

最新号からのピックアップ(2026年9月号)

会計事務所向けサービスの動き

マネーフォワード、「クラウド会計Plus」とboardをAPI連携

マネーフォワードは8月24日、「クラウド会計Plus」と販売管理クラウド「board」のAPI連携を開始した。boardの請求・支払データから仕訳を自動生成し、二重入力や確認工数を抑えて月次決算を支援する。

株式会社マネーフォワード・2026年8月24日

kubellストレージ、「セキュアSAMBA」に外部共有リンクの承認機能を追加

株式会社kubellストレージは8月25日、法人向けオンラインストレージ「セキュアSAMBA」に外部共有リンク発行許可機能を追加したと発表した。同社によると、対象者がリンクを発行する際、あらかじめ指定した最大10名の承認者のうち1名が承認するまで、リンクは外部からアクセスできない。

株式会社kubellストレージ・2026年8月25日

弥生、電子定款作成の本人確認にeKYCを追加 最短翌営業日

弥生は8月25日、「弥生のかんたん会社設立」で電子定款作成を依頼する際の本人確認に、スマートフォンとマイナンバーカードを使うeKYCを追加した。従来は郵送で通常1~2週間かかった手続きが、最短翌営業日に完了するとしている。

弥生株式会社・2026年8月25日

日本M&Aセンター、「アトツギ甲子園」にゴールドスポンサー協賛 地域創生賞を設置へ

日本M&Aセンターは8月7日、中小企業庁主催の第7回「アトツギ甲子園」へ3年連続でゴールドスポンサーとして協賛すると発表した。後継者・後継予定者が自社の経営資源を土台に事業構想を競うピッチイベントで、同社は企業特別賞「地域創生賞」を設ける。

株式会社日本M&Aセンター・2026年8月7日

OBC、A&W沖縄の奉行クラウド導入事例を公開

オービックビジネスコンサルタントは8月24日、エイアンドダブリュ沖縄の「奉行クラウド」導入事例を公開した。利用企業での活用内容をまとめた事例として、公式サイトで案内している。

株式会社オービックビジネスコンサルタント・2026年8月24日

実務経営研究会の新着セミナー

Anthropic、AI教育の「Claude Academy」を公開

入社初日に教える4Dと、任せる範囲を決めて誤りを確認する練習 14レッスン・4時間の公開コース

Anthropicは8月20日、AI教育を数百万人規模の学習者へ広げるオンライン学習サイト「Claude Academy」の設計・運用方針を公表した。同社は、Claude Academyの教え方は自社が従業員に行っている教育のやり方を反映したものであり、自社の教え方・学び方がその開発に影響したとしている。

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その社内教育では、全従業員に入社初日から、Delegation(委任)、Description(記述)、Discernment(出力を批判的に評価する力)、Diligence(責任ある利用)の4能力からなる「4D AI Fluency Framework」に加え、エージェントに何を知らせるかを管理するベストプラクティスと、AIの指数関数的な進展がどれほど速いかを教えている。この4Dフレームワークは、リングリング美術大学のRick Dakan教授とユニバーシティ・カレッジ・コークのJoseph Feller教授が開発したもので、公開コースは両教授とAnthropicが共同で制作した。オンボーディングでは、どの仕事をAIに任せどれを自分で行うかを意図的に決める練習と、AIが犯しやすい誤りを学んで生成物を確認する練習を行い、入社後も継続学習の「ever-boarding」を用意する。Claude Academyの公開コース「AI Fluency: Framework & Foundations」は14レッスン、4時間、クイズ1回で構成され、コース群には中小企業向けの「AI Fluency for Small Businesses」もある。同社はAIを安全に、効果的に、意図をもって使えるようにすることを目的に挙げ、academy.claude.comで当日から利用できるとしている。

TKC全国会、2期連続黒字企業の社長月額報酬を99.1万円と公表

令和8年度全業種平均は月額99.1万円 前年96.8万円から2.3万円増

株式会社TKCは8月24日、TKC全国会が令和8年版「役員報酬・役員退職金(Y-BAST)」を9月1日に発行すると発表した。同発表によると、2期連続黒字企業における社長報酬の令和8年度全業種平均は月額99.1万円で、前年の96.8万円から2.3万円増え、前年比102.4%となった。収録対象は約10万社、役員約19万人で、TKC全国会の税理士・公認会計士1万1,600人が関与先法人を令和8年4月末時点で調査した。

ヘッドライン

税務・当局の動き

日税連、令和8年熊本地震の被災者向け地方税減免措置を周知

日本税理士会連合会は8月25日、総務省からの情報として、令和8年熊本地震による被災者に対する地方税の減免措置などを会員向けに周知した。案内は8月4日、7日、12日付の総務省通知をまとめている。

国税庁、第76回税理士試験の出題ポイントを11科目で公表

国税庁は、第76回税理士試験の出題のポイントを科目別に公開した。簿記論・財務諸表論の会計2科目と、所得税法から固定資産税までの税法9科目をPDFで掲載し、全11科目を一覧化している。

国税庁、長官指定書類の告示を改正 事業承継税制の準用規定を反映

国税庁は8月14日、国税通則法施行規則に基づく長官指定書類の告示を改正した。非上場株式の納税猶予・免除に関する届出書などの準用条文を追加し、租税特別措置法施行規則の項番号変更も反映した。

国内経済の動き

7月貿易収支、6,345億円の赤字 輸入27.8%増で3カ月連続

財務省は8月20日、7月の貿易収支速報が6,345億円の赤字で、赤字は3カ月連続だったと公表した。輸出は前年同月比23.2%増の11兆5,118億円、輸入は27.8%増の12兆1,463億円となり、輸入の伸びが輸出を4.6ポイント上回った。

10年国債金利、8月21日は2.882% 前日から0.028ポイント上昇

財務省の国債金利情報によると、10年国債金利は8月21日に2.882%となり、前日20日の2.854%から0.028ポイント上昇した。同日の20年は3.760%、30年は4.042%だった。

ドル・円、8月24日17時は159円15~17銭 前営業日から33銭の円安

日本銀行によると、8月24日のドル・円は17時時点で159円15~17銭となり、前営業日21日の158円82~84銭から33銭の円安だった。日中は158円72銭~159円18銭で推移した。

国際経済の動き

米生産者物価、7月は前月比横ばい 前年比は4.7%へ鈍化

米労働省労働統計局は8月13日、7月の最終需要生産者物価指数が前月比横ばい、前年同月比4.7%上昇だったと公表した。前年比は6月の5.5%から0.8ポイント縮小し、財は前月比0.7%低下、サービスは0.2%上昇した。

米消費者物価、7月は前年比3.4%上昇 伸びは6月の3.5%から縮小

米労働省労働統計局は8月12日、7月の消費者物価指数が季節調整済み前月比0.1%上昇、前年同月比3.4%上昇だったと公表した。前年比は6月の3.5%から0.1ポイント縮小し、食品・エネルギーを除く指数は2.5%上昇だった。

米原油在庫、前週比1740万バレル増 ガソリンは100万バレル減

米エネルギー情報局は8月12日、8月7日までの週の商業用原油在庫が4億2,440万バレルと前週比1,740万バレル増えたと公表した。ガソリンは100万バレル減となり、原油在庫は過去5年平均を約2%下回った。

先端AIの動き

OpenAI、Codex CLI 0.149.1を公開 個別変更は差分参照

OpenAIは8月24日、Codex CLI 0.149.1をGitHub Releasesで公開した。公式リリースは0.149.0からの全差分へのリンクを示しており、個別の変更項目は本文に記載していない。

Anthropic、Claude Code v2.1.243を公開

Anthropicは8月25日、Claude Code v2.1.243をGitHub Releasesで公開した。公式リリースページに更新履歴と配布物をまとめ、開発環境で利用するユーザー向けに提供している。

OpenAI、開発環境KiroでGPT-5.6を提供

OpenAIは8月24日、開発環境KiroでGPT-5.6を提供すると発表した。同社は開発者向けの価格性能を高めるものと位置づけており、Kiroから同モデルを利用できる。

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